ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

夜中の「ヘルプ、ミー」(^^;

2020-05-30 23:52:14 | 家庭生活
ケン太は仕事の日、3日連続で自分で起きてきました。
これまでより、30分早く目覚ましをかけ、その目覚ましで起き、
1本早い電車に乗れているようです。

こんなこと今までなかったです。
1本早い電車に乗れたことあったかな?
1本遅くなり、ガンダッシュ決まりの、緊張が走る朝の方が多いくらいでしたから。

1日で一番嫌な時間が、この朝だったりします。
どれだけケン太に振り回されているかってことです。

それが、この余裕の朝です。
私もとても楽です。

しかし、どうした?
改心した?(笑)

3日坊主にならないよう。
これからも引き続き、よろしくお願いします!



昨日の夜中、3時頃のことです。
ケン太が私が寝ている和室の襖の戸を静かに開けて「ヘルプ~」と囁く。

「何?」
「ね。お願い。ちょっと来て。部屋に蛾が入ってきたの。それ、取って~」
「蛾?蛾くらいとれないの?」
「無理!無理!無理!絶対に無理!ヘルプ~ヘルプ、ミ~!!

ヘルプ、ミ~?
この英語は知ってるんだ(笑)

仕方がない。ケン太の部屋に行きましたよ。
蛾はケン太のPCの椅子の上の天井近くの壁に止まっていました。

部屋の電気を消して、開けられた窓に、ライトをつけたスマホが置いてある。
そのライトで窓に誘導しようという作戦のようだけど、蛾はビクともしないわけね。

ケン太が、レジ袋を持っていて、それに蛾を入れてくれと。
つまりは、叩いて落ちてきた蛾をレジ袋の中に落とし込めと。
机の上には絶対に落とさないで。そしたら俺、発狂するからと。

無理~

蛾を動かして、窓の外に逃がせばいいのでは?

すると・・・・

この蛾は窓から入ってきた時に、すでに元気がなかった。
窓の外にまで飛んでいく力が残っていないかもしれない。
蛾っていうのは、何も食べないの。幼虫の時に栄養とったその栄養で生きてるの。
だから、その栄養がなくなっていって、最後、力尽きるの。
蛾ってそういう生き物なの。
この蛾は今は、壁に止まる力はあるみたいだけど、これがもう限界で、ちょっと触ったら、もう壁に止まっていられなくて、俺の机に落ちてくる可能性があるの。
だから、それをキャッチしてってこと。

いや、いや、いや、レジ袋でキャッチなんて無理でしょ。
それもコンビニの小さいレジ袋だよ~
もし手についたら、私だって嫌だし

じゃあ、机に落ちないように、布団叩きで、窓に向かって蛾を払おうということに。
ケン太は、布団叩きにティッシュを巻き付ける。そういう仕事は率先して(笑)

いよいよやるよ~という時に、ケン太は壁にへばりつき、
「絶対に机に落とさないでよ~」とビビってる(笑)

で、エイヤ~と蛾を払うと、窓の方向には行ったけど、出て行かず。
今度はケン太のベッドの上の壁に張り付いた。

ケン太は「もう、嫌だぁ~嫌だぁ~」と、情けない声をあげて半泣き(笑)

ベッドサイドの窓を開けて、もう一度、払うと蛾はその窓から出て行きましたよ。
元気よく(笑)

一件落着!

「ありがとう~」とほっとしたケン太

「9時に起こして」と言うので、私に言ったのかと思ったら、
「9時にアラームをセットしました」とスマホがお返事。

目覚ましのセットでした。

そして起きる。

それはいいけど、私は寝不足です



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