久しぶりのめじろ
会えて嬉しい
ミッシング読み終えました。
5つの短編集にですが、どれも人の『死』にまつわる
ストーリーになっています。
自分の人生をかけて復讐し続ける人
人生をかけて償いし続ける人
自分の人生を大切に思うあまり、
失望の淵から這い上がれない人
最後一編「彼の棲む場所」は
人への憎しみがテーマとなっています。
人を憎むあまり「死んでしまえばいいのに・・。」
と、思ったことってありますか?
思春期のころなど、そんな気持ちになったことも
ありますが、大人になると
人を憎む自分自身の心の醜さに
落ち込んだりします。
なんの根拠もありませんが、怨念は自分に
返ってくるような気がするのです。
この小説は、そんな私の心に
かなり、ショックを与えるお話でした。