アンティーク・シオンの小さなきせき

アンティーク・シオンで、出会ったアンティーク
は、買いたいと思った人を待っていてくれると
いう。
そして、他の人がほしいと思わせないだそう‥。
高価と思われる大きな古時計を買った雅治さんは
不思議な体験をします。


6つのお話がありますが、その中に
骨董品嫌いの男の人の話がありました。
骨董品なんて、不幸な人の怨念がこもって
いそうで、気持ち悪い‥ということを言った
男性に店主は、言います。だれにだって
悲しいことつらいことがある。人間にはさけ
て通れない愛する人との永遠の別れがある‥。
骨董品も同じ‥。


なんだか、当たり前のことですが、ハッとしま
した。みんな、そうなんだって。いろんな
別れを体験しなくちゃならないと。