吉野まりこ 作

宮尾和孝 絵
学研研究社
小学6年生の大地は、卓球部に
所属していて、11月の引退試合を
めざしてがんばっていた。
しかし、先生のダブルスのパートナー
発表にぼう然としてしまった。6年生
男子は3人しかいない。それで大地の
パートナーは、5年生の純と言われた
のだ。6年生から見ると純は、まだまだ
の腕前だった。
引退をかける大事な試合。大地は先生に
抗議しようと決めた。

卓球のパートナーに悩む大地が、
家族のピンチを通してチームの
大切さに気づく。
この物語が、
人のために、目標のためになにが
できるか、考えるキッカケになる
なるといいなと思います。