10月17日、おじさんがお世話になっているサイクリングクラブが、大樹晩成温泉までの1泊を含めたライディングを行うというので、忠類まで同行させてもらいました。本当は、一緒に1泊したかったのですが、次の日が月曜日で仕事の関係やら、この日の夕方融雪機のメンテナンスの関係で、業者さんが来ることもあってあきらめました。この日は、忠類地区の「どんとこい祭り」があり、そこで販売されるユリ根を購入するのが我が家の慣例になっていたこともあり、忠類まで行けば、帰りは奥さんの車に自転車を積んで帰ればいいと思っていたので、忠類までとしたのです。
9時に清柳大橋を5人で出発(途中から1名が加わりました)。霧が一面に立ち込めていましたが、風も穏やかで、仲間とのライディングは快適です。とかち帯広空港辺りで、霧も上がり、青空が広がってきました。下の写真は更別のスピードウェイ付近を走行中の仲間です。一番先頭のT氏は78歳、メンバーの船長さんです。一番後ろはM氏で、76歳はメンバーではナンバー2のお歳です。おじさんより若い人はいません。でも、青空の中を突き進む勇姿は、おじさんの目標としている方々です。その年までそうあってほしいと願っています。
忠類では、どんとこい祭りで昼食を仕入れたり、往年のアイドル歌手、伊藤咲子さんのショーを観たりしていました。そうこうしているうちに、自転車では来れなかった2人の方も祭り会場に駆け付け、今晩の交流会に合流するとのことでした。おじさんもなんだか泊まれないのが残念に思いました。12時30分、本隊は晩成に向かうことで、おじさんはここで別れることにしました。予定では、ここから乗用車に車を積んで帰宅することになっていたのですが、天気は良し、風も少し強めの追い風になっている。奥さんには付き合ってやれなかったけど、いつものようにおじさんのわがままを許してもらい、帰りもペダルをこぐことにしました。十勝大空間を時速30km~40kmのスピードで駆け抜けていました。
下の1枚は、秋まき小麦が大地に芽吹いている様子です。これから収穫も本格化する十勝の大地に、豊作を願って、来年につながる農作業が始まっていることがわかります。十勝の大地はいつもフル活動です。ちょっと休んでもいいよって言いたくなりますね。
忠類から平たん部ばかり走ってきたので、時間も午後4時までに十分すぎるほどあったので、エコロジーパーク内の橋を2つ渡り、十勝川温泉から十勝ヶ丘展望台への激坂をアッタックしてから戻ることにしました。エコロジーパークの橋を走っている辺りから西側の雲と空の様子が気になり始めていたもので、これは十勝ヶ丘から見たらきっと素晴らしいのではないかとの期待もあったのです。奥のテレビ中継塔まで登り、折り返し十勝ヶ丘展望台へ戻ったところで、下のような空と雲の織りなす「天使の梯子(はしご)」に出会えることができました。※天使の梯子~雲の切れ間から差し込む、幾筋もの神々しい御光は、あたかも天と地を行きかうために階段のように思えます。そこで、ヨーロッパでは、これを天使の梯子、ヤコブの梯子などと言っています。(「空の名前」より)
いい空との出会をシーニックバイウェイ十勝雄大空間の十勝が丘から見ることができて、パッピーな一日となりました。自宅に戻り、メーターを見たら、117km走っていました。