たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

十勝の大地を駆け上る

2010年10月24日 | 日記
おじさんは、東京の某所に収監されます。悪いことをしたわけではないのですが、缶詰状態の研修が待っているということなのです。たそがれるおじさんにとっては、この歳での1週間の研修は、収監されるに等しいのであります。
とはいえ、貴重な体験をさせてもらえることに感謝もしているところです。

この研修が月曜日から始まること考えると、今日(日曜日)、出発しなければならず、本日、帯広空港をたちました。我が家から、宿泊施設までを記録します。

朝8:00、我が家を出発。とかち帯広空港へ余裕を持って着けるようにしました。今日の朝の十勝は、高く薄い雲に覆われていましたが、十勝野と日高山脈のロケーションは、おじさんに「しっかり研修してこいよ」と言っていました。
                    
                        

空港では、偶然にもかつておじさんの上司であった、T氏夫妻と会いました。これから先祖の墓参りを兼ねた四国めぐりということでした。
久しぶりの出会いに話も盛り上がりましたが、「人生1度、悔いのないようにできるときにできることをしようや」で終わりました。

10:00空港発、十勝の大地を空からきっちり宣伝したいと思い、少々無理をして、離陸して間もなく、十勝野のパッチワークを窓越しにおさめました。低い所に雲がかかってきて少しぼやけたロケーションになりました。

                      
                    
この後は、、どんどん高度を上げ、おじさんの興味関心のある、雲々との出会いとなりました。いつもは大地から天空を眺める雲なのですが、今日は高層雲までおじさんと背比べができるところで見ることができるのですからたまりません。なまらいっしょ。  
機長さんが、高度1万3千メートル近くまで登ると言っていたあたりでの1枚が下の写真の雲でした。ちょっと息をかけたらふぁっと飛んでいくようなやわらかい雲です。             
                  
                    

この高度で安定した飛行をしていたものですから、楽しみにしていた下界の風景は、今回はお預けです。同じような雲をボーっと見続けていたところ、目に入ってきたのが下の1枚です。そう、飛行機雲というやつです。この雲もいつもは下からばかり眺めているにですが、おじさんの横で見ることになったというわけです。
こんなことで喜んでいる自身を外から見ていると、われ思う「なんて、ガキなんだろう」と。

                    

そんなガキおじさんですが、これがおじさん心。まだ見続けていたのにはわけがある。これまで何度か乗った飛行機は、ほとんどが左座席なのでした。左座席からは、日本一の山、富士山は眺めることができません。今回は幸運にも右窓の座席をとることができたのです。今日の天気では、きれいな富士山は見ることはできないと思っていましたが、その時が来ました。案の定、雲を下に従がえた富士山
頭をチョボンと出して待っていてくれました。

                    

11:40着、十勝の大地から、羽田空港までの旅でした。
明日からはブログなんかやってる時間はありません。このPCは、日々の研修の整理に追われていることと思います。あくまでも予定ですけど。