たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

間隙をぬって

2011年04月08日 | 自転車

おじさんの町内会にいる子どもたちが通っている小学校の入学式の案内があったので、行ってきました。かわいい1年生が6年生に手をひかれ入場です。一人ひとり、担任の先生に名前を呼ばれ、いろいろな表情としぐさで返事をしていました。「君たちに未来を託すので、学校、先生方、頼みますよ。おじさんたちも地域でできることで頑張りますから。」と。

町内会や公区関係の会議が連続して週末に続くので、その準備もあったので一日休みをとりました。

外は雨、余計なことは考えず午前の後半も午後の前半も準備作業に集中していました。おじさん、2階で仕事をしていたのですが、なんとなく明るくなったような気がして外を見たら、雨雲がぐんぐん遠くなっているではありませんか。あげくに青空になってきました。

                       

予定変更、こんな天気になったものですから、仕事をちょっと後回しにして、身支度をし出かけました。仕事はもう少しで終わるので、夜にがんばればなんとかなるので、2時間以内に戻る予定で出かけました。日曜日、早朝にTBP(Tokachi Bicycle Project)が行うライディングコースを回って見ようと思い、スタート地点だけ自宅として6km地点あたりで当日のコースに入りました。

最初の丘を上り切った豊岡の丘です。この坂道はおじさんにとって結構きついのですが、強い風に後押ししてもらい、いつもより楽をして着きました。

                       

ここの場所からはちょっと行くと下りななっていて、丘からの眺めがとても良いです。今日は下の写真のような表情をしていました。もう少しすると、牛たちがこの前に現れて、草を食んでいる光景になるはずです。十勝は酪農も盛んです。

                       

TBPのOさんがコーディネートしたコース(ルート・ラボ)に沿って強い風の中、アップダウンの続く道を景色を楽しみながらペダルを回しました。今回のコースは、去年美瑛で開催されたセンチュリーランと似た感じがします。丘をめぐること、アップダウンの連続であること、コースががクロスして複雑なこと(土地勘のない人はきっとコースを間違うかも)など、あの時が懐かしくよみがえってくるコースです。

この丘を下って、少し上りに入るころ、おじさんの横で ワン!という声。なんと、Oさんも会ったという大型の犬がおじさんを追いかけてくるではありませんか。おじさん、本気モードで逃げに入りました。なんぼこいでもぴったり速さを合わせてきます。でも、この犬なかなか紳士です。おじさんが道路の中近くを走っていても、犬は狭い路側帯を走っています。安心しました。この犬はかみつかないなと確信しました。そう思ったとたん、犬はおじさんとの並走を止めてしまいました。おじさんを本気モードにしてくれた犬ともここでお別れ、少し気が抜けてしまいました。

相変わらず上りには弱いおじさんであることには変わりません。がしかし、スピードは出ませんが超コンパクトは、坂がいくつでもそれなりに前へ進んでくれます。丘が切れたら周りの景色も気になります。秋まき小麦も色合いを濃くしていたものですから、空をおともに1枚。

                       

最後の坂を上って、当日のゴール付近へ来ると、トラクターが3台ほど目に入ってきました。この陽気で農家さんも外作業ができるようになったんだ。畑の向こうの建物は小麦の乾燥工場です。さらにその先の丘は、十勝が丘のあるところです。

                       

この一週間で、畑の景観もすっかり変わってきました。これからが十勝農業景観の始まり、刻々と変化する大地の彩から目を離せません。十勝大平原と丘コース、興味のある方は是非TBPのジャージーをまとってご一緒しませんか。

明日は天気が良くても朝から団体の総会が入っていて身動きができません。夜には町内会の会議。日曜日に賭けています。

仕事の間隙をぬった割には結構なライディングをしてしまいました。