たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

春を感じる

2011年04月26日 | 日記

休日、ちょこっと時間をつくっておじさんの縄張りに行ってきました。十勝人だけかもしれないけれど、いろいろな山菜のあるところを人それぞれが特定の場所を見つけているようです。おじさんの縄張りとは、おじさんがしょっちゅう行く山菜のある場所ということです。きっと、ほかの人も入っていると思いますけど。

この日は、ギョウジャニンニクのあるところを二か所訪問しました。十勝西部で雪解けも遅い所なものですから、どうかなと思いつつ行きました。一つ目の場所はまだ葉っぱも出ていませんが、結構ありました。葉っぱが出切らないうちが強い香りと濃厚なニンニク味が出て美味です。二つ目の場所は太い茎でした。下の1枚は、一つ目の所に出ていたギョウジャニンニクです。

                               

この日行ったわけは、おじさんの知人が陸上指導に来ている大学の先生と関係者10名ほどを接待するため、ジンギスカンでもてなすので、その具にしたいとの相談を受け、ならばと、早いと思いつつ出動したわけです。でも結果オーライでホッとしました。自宅用にも一握りほど残し届けました。喜んでもらえたようです。

沢の中は、山采採りはそれなりにですが、小鳥たちのさえずりもいっぱいあり、野の花たちも慎ましやかに春を告げていました。福寿草などはもう花も咲き終わっているところがほとんどですが、ここの場所では今が旬でした。エゾエンゴサクにもお目にかかれました。青いラッパ状に見える花が何ともいえない色合いを出しています。

                              

この連休からしばらくは、大地の芽ぶきと野の花々から目が離せません。

花々の色合いと山采独特の香り(味)、春をストレートに感じます。


ロードバイクの後の趣味?

2011年04月26日 | 日記

おじさんは今、ロードバイクにはまっていてそれが一番優先する趣味ということです。でも、65歳という年齢ではこの先、今のような状態を続けることにはなりません。自然は大好きですから、今とはスタイルの違うライディングをしているかもしれません。いや、買い物ぐらいのシティバイカーかもしれません。それだってもうそんなに長い先ではありません。

体にガタがきて自転車に乗れなくなったら、おじさんは乗用車を使って近くの自然やいくつかのポイントで季節の移ろいを写真に撮って、それを趣味にしようと考えています。(想定外であってほしいのですが、頭がいかれちゃった時のことはちょっと横に置いておきたいですが)

その写真の付録として、我流の絵でも楽しもうと思っています。これは家の中でも出来ます。おじさんの人生の趣味は一応ここまでと考えています。あくまで予定ですけど。

で、話は現実に戻りますが、先日(24日)の雨上がりライディングの時通った道の坂、29年前おじさんが転勤を前に描いて、それ以後一度も筆をとらなかった未完成の絵のことを思い出しました。ちょうどこの辺りの場所だったことを思い出し写真に納めたのが下の1枚です。

                               

この日のライディングの記録が終わってから、改めて、当時の未完成の絵を思い出し、画材のある所をごそごそ探したら出てきました。全く未完であるばかりでなく、少しばかり自己流で自己満足の絵を描いていた当時の中でも稚拙この上もない絵です。

転勤を前に、この地を一時の古里として過ごした証の記録にとあわてて描いたものだったような気がします。絵の裏に1982.3.27と記していましたので、この数日後には任地を離れています。

                                                                 

久しぶりにライディングで通った道に当時を重ね合わせ、懐かしさをかみしめ坂でもがいていました。この未完の絵がおじさんのこの先にある趣味への新たなスタートになると思い、恥を顧みず記録にとどめた次第です。

といいながら、まだまだ自転車はやめられません。

また、センチメンタルでもありません。希望を持って次へのステージへという感覚です。