昨日からの雨で、今日予定していたTBPの130km ライディングは中止となりました。
朝、起きたら少し小雨っぽく道路は完全にウェット状態です。中止も仕方ないとあきらめていました。でも時間がたつにつれ雨は上がり、道路も少しずつ乾いてきました。
外に出てみると、これが結構暖かいときます。この調子だと天気は回復傾向、気温も上々、「行くか!」ということになりました。改めて天気予報を確認したところ(気象庁のホームページがなかなかいいです)雲がどんどん東に移動しています。風は西北西で、風が強いとありました。
ならば、東部へ向かうのは変更しよう。こっち方向は帰りが向かい風になってしまう。ということで西部方面を100kmを目標に行くこととしました。
9:30自宅を出発。空の雲も少し切れ目ができてきて、この後の天気回復を暗示させていました。
十勝川温泉経由で音更町に入り、東和地区に入る手前の丘を上った所で日高山脈も所々で山並みを見せてくれるようになりました。
このあとは天気もどんどん回復してきて、お日様も照ってきてバイクとおじさんの影もくっきりと路面に映るようになってきました。でも最後まで山肌の前にジョッパっている雲もありました。この雲も間もなけ消えて行きました。
このころから、気温もだんだん上がってきたようで、家を出る頃はジャージの上にベストを重ね着していましたが音更市街を出たところで、いよいよTBPジャージのお披露目です。写真は北熊牛で撮ったものですが、お披露目します。(腹に締まりがありませんが)
TBPジャージのデモンストレーションは自然界の万物に見てもらいました。なんたって人と車を避けてライディングしているものですから。
東士狩から万年のT字路へ向かっていると、南側から5人組のライダーが通過していくのが見えました。T字路を右折するとおじさんから300mくらい前方を走っていました。おじさんのにおいを感じ取ってくれたのか少しスピードを落として後ろを振り返ってくれ、そのうちに止まってくれましたので、おじさんなりにダッシュし近づいて行きました。なんと見憶えのある人たちでした。TYさんを隊長とするライダーでした。北海道車連のエリートクラス、S-1、S-2の人たちもいます。これから然別の白樺峠(千畳敷ともいう人もいます)までの往復ライディンだそうです。風も向かい風になっていたので、途中までドラフティングをお願いし、上然別を越えるところまで一緒させてもらいました。
別れてからは、上り基調の向かい風。家を出たころよりかなり強くなってきました。鹿追町の交通安全旗も元気良くはためいています。
鹿追市街に入るT字路を左折し、清水市街を目指しましたが、100kmの目標になるか心配になり、途中から以前営業していた温泉フロイデ方向に入り、旧北熊牛小学校跡を通り、これも旧下佐幌小学校跡を左折し、休憩地の御影oakwayを目指しました。下の1枚は、北熊牛にかかる橋の上からです。十勝川の上流と日高山脈が見えます。いつも見る十勝川とはずいぶん違い小川のようでした。日高山脈も写真左側に連なって太平洋に向かっています。
下佐幌からは完全な追い風、結構な風ですからおじさんのライディングも快調、40km/h前後の速さでoakwayへ向かいました。下の1枚は、途中の道から日高山脈西側の芽室岳などではないかと思います。ここもいつも見る日高からはずいぶん離れた西側の端を間近に見ることとなりました。
途中、向かい風や景色に見とれて撮影会などやっているものですから、oakwayに着いたのは12:50過ぎくらいになっていました。cafeでオレンジジュースとイチゴジャムののっているチーズケーキをオーダーし、休憩と武藤氏との会話を楽しませてもらいました。cafeの窓前にはシジュウカラが時々姿を表しますが、おじさんのシャッターチャンスには応えてくれません。モモンガもいるとのことでした。
oakwayにきたからにはcafeだけでは終われません。工房にも寄らせてもらいました。もうすぐ完成するバイクやこれから組み立てるバイクなどが並んでいました。この前、ご夫婦で来ていて話をした清水の方の白と青のフレームの自転車、この連休が趣味のスタートとなるようです。TBPの高齢者の部でもつくってもらい、一緒にライディングなどもいいかも。
工房の中には、まだフレームだけのものがあり、チョト見たところおじさん初めてのようだったので武藤氏に聞いてみました。これはイタリア製のMASIというクロモリフレームということでした。これからユーザーさんの希望で取り寄せたパーツを組み立てるとのことでした。ユーザーの予算やライダーとしての経験やお決まりのメーカー、完成車でなく、オリジナルな1台ができるのは、十勝では聞いたことがありません。その人にあった自転車、その人だけの自転車、武藤氏の真骨頂が発揮される所以です。追:このMASIフレームバイクのオーナーは、おじさんと同じ地域にいるらしいです。また仲間が増えるような予感がします。わくわく。
チョト休憩が長くなってしまいましたが、14:00にoakwayを出発しました。休みすぎて体が重いようですが、依然追い風状態が続いていてペダルは快調です。上芽室辺りの丘にはカラマツでなく白樺並木と秋まき小麦畑が広がっていました。白樺も小麦畑といい彩をつくっています。
このあとは、芽室市街から祥栄を経由し北明を通って平原大橋まで出て、十勝川堤防づたいに自宅まで一気に戻ってきました。
雨上がりのライディング。113.3km、AV24.5km/h、MAX63.1km/hとなっていました。予定通りの一日とはなりませんでしたが、おじさんらしいライディングをしました。満足、気分すっきりで2階から夕陽を眺めていました。