ボヤキまSHOW

I talk to the window ~窓に語りて~

歴史を見守り続ける一本の桜。

2010-05-19 06:41:01 | 旅 【東北・北海道】


私(わたくし)が小岩井農場に行きたいと思った
最大のキッカケは、一本桜でしょう。

岩手山をバックに、農場の草原に一本だけ生えてる桜。

ホテルで入手した定期観光バスのパンフによると、

放牧のウシを夏の強い陽射しから守るための
「日陰樹(ひいんじゅ)」として植えられ、

樹齢・約100年、小岩井農場の歴史を見守り続けているという。


それが、これです。



(定期観光バスのパンフの写真です)


何とも素晴らしい。


たくさん咲き乱れてる桜も、もちろん好きですが
私(わたくし)はこういう何もない所に
一本だけ生えてる桜に「侘び」のようなものを感じるのです。


で、乳業工場の見学の後、警備員さんに
一本桜はどこにあるんですか?と聞いたら、

工場の前の道路を800メートルほど?の所にある
駐車場を教えてくれました。

で、クマに警戒しながらまた森を通って牛舎エリアに戻り、
まきば園の駐車場に止めていた車に乗り込み、

一本桜へ向かいました。


やがて、駐車場に到着。

駐車場は大型バスも止められるほどの広さ。

数台の車がとまってました。がら空きです。

しかし路上駐車禁止とか表示してあるところを見ると、
やはりこのシーズン訪れる人が多いんでしょうね。


で、



実物の一本桜が、



コレです。









まあ予想はしてました。

牛舎のほうの桜がまだ全然でしたから。

さらに、教えてくれた警備員さんが
「ただの木(全く開花していない)って言いましたから。

桜の時期が遅れたおかげで見れた石割桜、
だがしかしこうして見られない桜もあるんですね。