この時期、車で道路を走っていると、いと美しき色の
紫陽花が咲いているのをよく見かけます。
梅雨の時期はキライですが、今年は紫陽花に
興味がわいてきたので、それによって
梅雨のイヤな気分がちょっとマシな気分です。
6月半ばになった頃に、なばなの里に行ってきました。
あじさい・花しょうぶまつりが5月下旬頃から7月4日まで
開催されているということです。
あじさい・花しょうぶ園までのアーチには
今まで見たことがない様々な品種の紫陽花が
鉢に植えられて展示されていました。
非常に美しい色をしたものや、
幾重にも重なる花弁が美しいものなど。
アーチを抜けると8000坪の敷地に
50種70000株の紫陽花。
あじさい園としては日本最大級なのだそうです。
確かにこの広さには驚きました。
ここまで広いとは。
そして50種8000株の花しょうぶ。
花しょうぶの色、模様はまるで高級な反物のようです。
夕方頃になると続々と人が増えてきました。
何でかなと思っていると、ホタルがどうのこうの言ってる。
里内の看板をよく見てみたら、
なばなの里はホタル舞う里
里内に流れる小川では幻想的に
ゲンジボタルの舞がご覧いただけます
と、表示してありました。
実は私(わたくし)はこの後、別の場所に
ホタルを見に行こうと思っていたんですが
ここで見られるなら見て行きましょう、
と、いうことで。
暗くなるのを待ちました。
この時期になると、もう7時を過ぎても
なかなか暗くなりませんね。
そのくらいの時間には小川の前はすでに人垣です。
ようやく7時半を過ぎた頃に少しずつ、
光りの粒が見え始めました。
しばらくしてホタルが飛び始めると
どよめきが起こります。
どんなものかと思っていましたが、思ったより
けっこうな数のホタルが飛んでいました。
デジカメや携帯の液晶画面を光らせたりする
マナー知らずが全くいないワケではないですが、
観賞マナーも良かったです。
やっぱりお金払って見に来る人は違うんですかねえ。