鳥取砂丘から少し島根方面に行ったところに
白兎海岸があります。
なんか聞いたことあるような海岸だが、
何か有名だったかなと思っていたんですが。
因幡の白うさぎと言えば、だいたいの人が
聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
そのお話の伝わる地が、この白兎海岸一帯ということです。
白兎海岸前の道の駅に寄って、そのことを思い出しました。
大黒さまと白うさぎのお話を簡単に言いますと、
洪水で島に流されたうさぎが、
ワニザメをだまして陸に戻ったので、
ワニザメが怒って
うさぎの皮を剥いだんですね。
それでうさぎが泣いてると、意地悪な神様(大国主命の兄)に
海水で体を洗って風に吹かれてると良いと言われたので
その通りにすると、前よりひどくなって、
その後に来た大国主命に
真水で海水を洗い流してガマの穂にくるまってるように
言われ、言われた通りにすると治った。
という感じの話です。
道の駅・白うさぎの駐車場前には白兎神社があり、
この神社には、うさぎが海水を洗い流したという
不増不減の池(御身洗池)があります。
不増不減の池は、どんなに日照りになっても
豪雨になっても水の増減がないという。
白兎神社の祭神は白兎神(神話に出てくる因幡の白うさぎ)
であり、話の内容から皮膚病にご利益があったり、
特定の人との縁結びの神様でもあるようです。