そう言えば、若い頃だけど、突然やってくる不安があって、コレそのものがコワかった、という時期があった、そんなこと。
電車に乗っていて、急に、となると、途中で降りて、そんなこと。もちろん、電車に乗ること自体を避ける、ということにもなって、外に出ることも嫌な気がして・・・。
結局、自分の場合には、自らどうにかするしかない、というやり方みたいなもので、乗り越えていた、ということに。
そんな時期なんだけど、物理学をお勉強したい、という気持ちもあって、先生方にお話しを聞いてもらった、ということだったかと。だけど、こちらがしゃべったのは、物質の根源を探れば人間の思考が解明できる、というような漠然としたアイデアで・・・。
物理学へは行かずに機械工学を選んだのは、機械が人間にとって幸せをつくるとは言えないのではないか、ということを勉強したかった、という思いが、先の物理学を学ぶことよりも重要に思えて・・・。
たぶん、かなりの変な状態だったかと。それに、ゲーテや夏目漱石、芥川龍之介などを読んで答えを探しても何も見つからずで・・・。
だけど、結局、あれから色々とあって時が過ぎたけど、どうにか暮らしている、という気もして。それに、今も、頭の中の基本は同じことを考えていて・・・。
頑張りましょう。