もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

父との別れ

2008-04-17 13:08:48 | 日常
ブログをご無沙汰していました。

実は、日曜日、4月13日の朝に、父が亡くなりました。79才でした。
数年前から入退院を繰り返していて、
今年も2月に肺炎をおこし入院、10日ほどで、退院してきたと思ったら、
また3/15に入院し、そのまま帰らぬ人となりました。

私は千葉に住んでいて、実家は横浜。子供たちもいるんで、しょっちゅう行けるわけでもなく、でも週に1回は顔を出していたんですが・・・

弟とも、きっとこの夏は越えられないだろうとは話していました。
もう腎臓も肝臓もかなり状態が悪く、本人は延命治療は拒んでいたので、心臓ががんばれるときまで、という覚悟はできていました

木曜に容態が急変し、飛んでいったのですが、
もうしゃべれる状態ではなかったけど、意識ははっきりしていて、
こちらが話しかけると、うなずいたり、手を握ったりしてました。
私が帰ったあとに、弟の家族がお見舞いにいったときは、もう目をつぶったままだったそうで。。。

その後、土曜に血圧が下がったとの連絡を受け、主人と子供たちもみんなで駆けつけたときは、起きているのかねているのか、意識があるのかないのかわからない状態・・・
ただ、よびかけると、呼吸や脈が乱れるので、たぶん反応しているんだろうという状態でした。

主治医の先生に、私も土曜に話を聞いたところ「今晩が山でしょう。もって1週間でしょう」というお答え。非常に理路整然とお話をしてくれて、こちらもよく状態がわかり、本当に助かりました。

一度状態が持ち直したんで、私は千葉にこの日は帰りました・・・
帰らなければよかった・・・

翌日曜の朝、6時前に危篤という連絡を受け、支度をしていると、6時半になくなったという連絡・・
弟が土曜の夜、病院に泊ってくれたんで、母はすぐ連絡を受け、臨終に間に合いました。私は。。。千葉からは無理でした。
眠るような最後だったそうで。苦しまなくてよかった・・・

そして、おとといの火曜日にお通夜、昨日が告別式と無事済ませ、戻ってきました。
父は口癖のように「70まで現役で仕事をし、大好きな旅行もたくさんあちこち行き、子供も結婚、孫も5人に恵まれ、いい人生だったから、いつ死んでも後悔しない」と言ってました。その言葉通り、天寿を全うしたと思います。
高校の教師をしていたので、同僚の先生方や教え子も多数駆けつけてくれて、とても幸せだったでしょう・・・

肉親が亡くなるのはやはりつらいですが、でも、苦しまずになくなったことがよかったと思いました。

子供たちは中学生なんですが、核家族の世の中もあって、お通夜・告別式・火葬場などは初めての経験で。。娘は、骨になった父を見て、ものすごく怖かったそうです。でも、ちゃんと拾骨もすることができてよかったです。
こういう経験をすることは貴重です。命の重さもわかってくれるのではないかと思いました。

入院から容態の急変、なくなるまではあっという間で、人の命のあっけなさを痛感してしまいました。まだ、正直父がなくなったのは、実感できていません。

実家に遊びに行くと、ひょこっと出てきそうな気がしてます。

ひとり残された母は、たぶん四十九日までは気が張っていると思いますが、そのあとがとても心配です。ちょくちょく実家に顔を出していこうと思ってます。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする