もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

カムカムミニキーナ「野狂~おのしのこのし~」見てきました

2016-08-17 23:19:44 | お芝居
カムカムミニキーナ「野狂~おのしのこのし~」 座・高円寺1 2016.07.27 19:00~

カムカムミニキーナは、昨年「スワン・ダイブ」を見に行って、すごく面白かったんで、
今回も行きたい!!と、劇団先行でチケットゲットしました!
(昨年秋は、日程が合わず行けなかったから。。。。)

まずの感想。すごく面白かった。いやあ、カムカムミニキーナにはまったわ~
また、次の公演も絶対行きたい
プリタさんの熱演にもはまった。月影番外地のチケットも取りました(笑い)

野狂って何?ってググったら、平安の世の小野篁(たかむら)のことなんですね~
なかなか面白い人だったみたいで、反骨精神の持ち主であり、己の信念のまま発言し、行動していたそうです。
そのせいで隠岐に流されたりもして・・・「野狂」と呼ばれてたとのこと。

それよりも
「篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという」という伝説があるんですね。
芝居を観る前にこれを知ってれば、もっと面白かったかも・・・なんて思ってしまった。

さて、公式のあらすじから
「賢愚いかなる王の下でも忠実なる僕として、
この国を縁の下で支え続け、
歴史の表舞台には登場せずとも不気味に栄え続ける一族小野氏。
小野妹子小野ヨーコ小野ヤスシ小野伸二小野ののか…
そして「野狂(やきょう)」と呼ばれ、
ついに生死の境を越えた地獄の魔人小野篁(たかむら)。
その孫にして絶世の狂女小野小町は野に下り、
秘密の花園にて、恐ろしき時空召喚の禁術に手を染める。
跨ぐ千年、ついに怨念へと極まりし現代、
神は一族最後の少女に残酷で悲しき血の贖いを求めた…」

ほんとに2時間ちょっとの芝居があっという間で、ひきこまれてましたよ。
真夏のホラーなんだけど、笑って笑って。。。。でも、ストーリー展開がえ~?そうきた?って感じで。
で、最後にぞーっとするっていう・・・
内容がもりだくさんすぎるから(「スワンダイブ」でも思った)人物説明図があって、ほんとに助かったです。

小野一族の話なんだけど。。。現代の小野家と、小野篁、小野小町が生きていた平安時代とを行き来する。
平安時代の小野家の亡霊?幽霊?が現代をかき回し、さらに今の小野家の複雑な秘密が絡んでいくのだよ。

現代の小野家は政治の重鎮を陰で担っていて、当主の双子の息子はそれぞれ野党と与党の議員の秘書をしている。
まあ、与党野党どっちに転んでも、小野家の意向は影響されるということだよね。
日本の南に謎の軍船が来たとのことで、小野家には与党・野党の面々が相談に現れる。

当主の姉は死亡したが、その死体が消えてしまう。当主の姉はその自由奔放な生き方のせいで、気がおかしいといわれ
病院に隔離されていたのだった。日本を裏で支え秩序を重んじる小野家にはふさわしくないといわれていたのだ。

その姉にあこがれる、孫娘は自宅に遊びに来た友達とともに姿を消してしまう。孫娘は死体を探していたのだった

失踪事件を探るために刑事と探偵もやってくる。

平安の世(その亡霊のいる場所?)では、小野小町と純友が恋仲で、小町を慕う少将もいたり・・・

最後に明かされる、双子の兄弟の出生の秘密、そして孫娘の秘密。ちょっとぞーっとしたし。
まあ、その前に亡霊をやっつけろ~での、ゴーストバスターズには笑わせていただきましたが。



旧家のセットで
場面転換は3組の障子の開け閉めで・・・私は障子の開け閉めを見るとDAZZLEを思い出しちゃうんですが。
私は、ちょっと上手側だったので、ときどき役者さんが見えてしまって、それもご愛嬌だった。


キャストの感想では。。。やっぱり
プリタさんこと座長の藤田記子さんだよな~
姉の吉子と小野小町の二役。もうね、パワフルで汗だくだくでの熱演。限界はないのかといえるほどの演技。

それから転球さん演じた純友もいい味でした。
プリタさんと転球さんは、スワンダイブでもカップルだったんだよね。
この二人の自由な演技は、笑ったし~パワーをもらったし。最高でした。

あと、孫娘の岬を演じた瀬戸さおりさん。
ものすごく滑舌と声がよくて感心。ミステリアスだけど、さわやかな感じがとてもよかった・・・
知らなかったんだけど、瀬戸康史さんの妹なんだってね。

そして八嶋さんは、小野家の当主なんだけど、、存在感抜群でした。
最後の方、何を言ってるかわからない演技もまた笑えました。

・・・そう、これだけ、どたばたしているのをさらに、おかしくしてたのは、
いる意味があるんだかないんだかの、刑事と探偵さん・・・
途中途中に意見をはさむんだけど、それが笑えたな~


ってことで、もうめっちゃお気にいりの劇団になりました。
また、絶対見に行く!!

終わってからキャストが物販のところに出てきてくれるのもうれしいな。
松村さんとかは人がたくさんで・・・
ふっと見たら、瀬戸さおりちゃんがいたから、がんばってくださいね~なんて言って握手したけど、
瀬戸康史くんの妹だと知ってたら。。。。。ちょっと残念だったな。

そうそう、アフタートークもあって、やっしーとプリタさんと転球さん。
いろいろ舞台裏とか聞けて面白かったし、転球さんのプリタLOVEも見れてよかった・・・
プリタさんは、眉毛そっちゃってました。そのまま出てきてました(笑い)

それと、 初めて座・高円寺1に行きましたが、すごく見やすくて
いい劇場ですね。キャパもちょうどよいし。。。また、面白い芝居があれば行きたいな



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「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」見てきました

2016-08-16 23:56:03 | お芝居
「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」 シアターコクーン 2016.07.16 14:00~

松尾スズキさん作の舞台で、キャストが、阿部サダヲさん、岡田将生さん、寺島しのぶさん、吹越満さん・・・・をはじめとする豪華な面々。
といえば、やっぱり見に行くしかないでしょう~と。。。行ってきました。

見終わって何とも言えない感覚・・・・たくさん笑ったけど、でも、話の内容を考えると、そう笑っていられないような
ことでもあり、、、うまく言い表せない感覚でした。
でも、キャストの熱演には圧倒されましたね~
それと、音楽に邦楽を使ってて、これが何ともマッチしてて、新鮮でした。

もう公演は終了しているので、気にせず感想を書いてみたいと思います。

公式のあらすじは

「とある国で非合法の男性売春が横行しているという情報を得たベストセラー作家・永野は実態調査のため現地に潜入する。観光客や地元好事家たちの前で踊りその目を楽しませている美しい少年ダンサーたち“ゴーゴーボーイ”が怪しいという噂だ。永野は調査を続けるうちにゴーゴーボーイの一人、トーイの危険な美しさに魅了され、様々なアクシデントに巻き込まれていく。一方、日本で永野の帰りを待つ元女優の妻ミツコは浮気をしているが、夫が行方不明になった悲劇のヒロインとして現地に向かうことを余儀なくされる。 

ジャーナリストの亡霊、いい加減な通訳、少年たちの運命を握るゲイのインテリアデザイナー・・・。様々な面倒臭い人々や、異国のアウェイ感に阻まれ、お互いに探し続けるのに決して出会えない夫婦の間に永遠のような時間が流れる。

探すことは愛なのか?そして“ゴーゴーボーイ”たちの運命は?」

最初、ボーイズラブの話だってあったので、どんな内容だろうと思ったんだけど、
案外ボーイズラブの話は少なくて、それよりも、起こるいろんな出来事の方が気になった感じです。
松尾作品らしく、いろんなことがテンコ盛りで、笑いの中に毒があり。。。毒の中に笑いかな?
3時間超、飽きさせないお話でした


話の舞台は、ジャワガスタン(中東の某国をイメージ?)
ここに日本のベストセラー作家永野がやってくる。この国で拘束されているらしい作家仲間の八木を探しに来たのだった。
この国は、少年売春が行われていて、トーイという美少年がクラブ・コナジュースに売られて働かされている。
永野は二人の日本人女性と出会い、八木を拘束しているテロ組織とパイプがある、ベティという人を紹介してもらう。
ベティはテロ組織の有力者と面会を設定するかわりに、永野に頼みごとをする。

クラブ・コナジュースでは、少年たちがダンスレッスンをしている。ゴーゴーボーイズというダンサーたちで、観光客などの前で踊り話題になっているらしい。このクラブにはみんなが憧れる椅子があり、天才デザイナーの、アンディー・ジャーが作ったものだということ。実はこの椅子は、昔このクラブにいた美少年カミーユの皮膚で作られたものだった。カミーユは脱走し、捕まったあと決まりに従って殺され、その皮膚をはがれ、椅子にしたとのこと。それを聞き、トーイは自分が死んだら、アンディに椅子にしてもらえるかと思うのだった

永野はトーイに会いにいき、ベティからされた頼みごとを話す。それはトーイを連れ戻すこと。トーイも了承する。

日本にいる永野の妻ミツコは元女優だったのだが、女優復帰に向けて活動している。ミツコはマネージャのオカザキ(岡田くん二役)と不倫関係にある。ミツコは映画のオーディションを受け、映画に出ることになった。

その頃、ジャワガスタンで永野は兵士につかまっていた。そこに1頭のヤギも来る。なんとヤギの正体は、永野が捜していた八木だった。八木は殺されて1頭のヤギに転生したのだ。
何年か前に永野と八木は、ジャワガスタンに来ていて、そのときカミーユに心を奪われ、カミーユをコナ・ジュースから脱走させ、見つかってカミーユは殺されたのだった。
八木はその後、少年売春がどうなったかを取材に来て、反乱軍につかまり、永野に助けにこいという脅迫メールを送ったあとに殺されたのだった。永野は兵士に小屋に連行される。

日本では永野がジャワガスタンで行方不明と報道され、ミツコは夫をジャワガスタンに探しにいくと記者会見を開く。ミツコはマネージャーとジャワガスタンに向かうが、飛行機が到着する前にクーデターが起こってしまう。
クーデターによって、コナ・ジュースは崩壊し、少年たちはクーデターをした政権を倒す側の兵士になる。その混乱の中、トーイは逃げた。トーイと永野は、ベティの隠れ家にやってくる。そこにコナ・ジュースにいたパパジたちもくる。パパジはトーイを殺そうとするが、永野はパパジの父親アンノウンを殺し、トーイと逃げる。そのときにトーイは永野に、自分が死んだら自分の皮をはいでほしいと頼む。
トーイとあったベティは自分の弟ではないという。永野は知っていたが、トーイを助けるために弟の代わりにしたのだった。

ミツコは何とか入国できたが、あるおばさんの家にいた。永野を探すために日本領事館に行きたいが、クーデターのため領事館は焼失しまっていた。そのおばさんは、日本領事館の出張所を知っているといい、教えるのと引き換えに、戦争で手足がなくなった息子の性欲処理をさせる。ミツコがしていると、負傷兵がどんどん家に来てパニックになっていく

永野もトーイもヤギもつかまって牢屋に入れられていた。トーイは拷問を受け傷つき、美しい椅子になれないのではと心配になる。ヤギの血を吸うと皮膚が戻せるということを聞き、トーイはヤギの血を吸うためにヤギを刺して生き血を吸う。ヤギはここで死んでしまうが、それを見た永野は混乱し、トーイを引きはがして血を吸う(笑い)
永野はヤギの角を使ってトーイを椅子にしたのだった。

ミツコは日本領事館にいったものの、上半身裸だったため、不審者としてつかまってしまう。その後精神病院に隔離されてしまう。
その病院に永野が訪れる。
そして・・・「ジャワガスタンで2人の日本人が行方不明になった」というナレーション。ヤギになった永野夫妻がいる
ここで幕



最初はバラバラに提供されたいろいろなできごとが、最後にはつながっていく・・・
それも、笑っていいのかどうか、一瞬迷うような
ニュースで見たことがあるできごとが、次々と起こり・・・
「人質」「自己責任」「クーデター」などなど。
遠い国のできごとではなく、最近は日本人が巻き込まれることもあり、だからこそ、
笑っていいのか一瞬迷うんだけど、でも笑ってしまうという。

でも、この芝居の根底は、永野とミツコの夫婦の物語なんだなって感じました。
なんだかんだあっても、最後に永野はミツコに会いにいき、二人ともヤギになってしまうなんて。
素敵なラストじゃないですか~ヤギだけど(笑い)

まあ、そこに至るまでのなんだかんだが濃すぎるけどね。


キャストの感想

まずは岡田くん。トーイとミツコの愛人の二役。体張ってましたね。
パンツ一枚になるし、お尻だって見せちゃうし・・
でも、美少年があまりにはまってた。
それにしても、死んだら椅子になることが夢っていう、発想は理解しがたいけど。
これからがますます楽しみな役者さんですね~
トーイがヤギの生き血を吸う場面・・・は、一応ラブシーンなのかな?
けっこう濃厚で思わず、きゃー~って感じでした。
永野が割って入りたくなるのもわかる(笑い)


それから寺島さん。ミツコ役。
髭はやしたり、頭に鳥の巣をのっけたり、しまいには上半身裸になって・・・
うーん、女優魂炸裂ですね。
でも、ミツコの強さっていうのは寺島さんにぴったりで、何が起こっても
生き抜いていけるという。
あと、ダンスがキレキレだった!

吹越さん。ヤギ役
ヤギ衣装が似合っててかわいかった(笑い)
トーイとのラブシーンは受け身だったけど、それもなんか笑えた。
やっぱり吹越さんみたいな人が、一人いると、すごく舞台が締まる感じがした。

阿部サダヲさん。永野役
サダヲさんにしては、珍しく、普通の人の役。
いつもの行き切っちゃった感はないけど、やっぱりパワフルで面白い。


それからこの人も忘れちゃいけない猿時さん
何を演じてもその場をすべてもってっちゃうからなあ~ずるい!
岡田くん、翻弄されてた気がするんだけどな。

大人計画の面々は、相変わらず上手で。。。安定してみていられました。


それと、この芝居の音楽が、歌舞伎のような太鼓や三味線・・・
これがなかなか合うんだな~
セットの二階?部分に、生演奏として配置されて、ナレーションを義太夫のような語りで
行っていたのですよ。
舞台は中東?のジャワガスタンなのに、邦楽っていう。。。ミスマッチがなかなかよかったです

ってことで、面白い舞台でした。
大人計画、次はクドカンの舞台かな?



コメント (1)
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「僕とあいつの関ケ原」見てきました

2016-08-08 01:23:44 | お芝居
朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」 2016.7.7  銀河劇場

ぴあポイントがたまっていて、交換できる芝居を探しているんだけど、いつもなかなかいいのがなくて・・・
そしたら、ちょっと面白そうなのがあったので、交換していってきました。

朗読劇っていうのは前に、直人のと、あと宮沢賢治のに行っただけかな。
今回もそのようなものだと思っていたんだけど、でもキャストが5人なんで、どうなるんでしょうか?と

そしたら、動きのある朗読劇・・・斬新でした。
実はキャストもほとんど知らない人ばかりだったんですが。。。
粗削りながら、パワーがあって、面白かったです。

公演は7/7~9だったんですが、キャストが3チームあって、私が行ったのは、初日で、「青竹チーム」でした。
ちなみに演出は中屋敷法仁さん。彼のことは知ってました。芝居を見るのは初めてかもですが。


ほら貝の音が鳴ると、5人のキャストが着物姿で登場。シンプルないす?ベンチ?のようなものが置いてあるところに
座って朗読劇が始まる。
舞台は関ケ原の合戦の少し前から合戦まで。史実は知ってるから結末などはわかっているんだけど・・・
石田三成。小早川秀秋らの、友情や葛藤や悩みなどを描いている。


配役は、猪塚健太[石田三成、徳川家康]、尾関陸[松平忠吉]、西川俊介[小早川秀秋]、松田岳[島左近、染音]、
    矢部昌暉[井伊直政、大谷吉継]

キャストは座って朗読するのではなく、本を片手に動き回っての朗読。
動きによって、感情がさらに表現され、面白い演出だなと思った。
あとは、効果音や照明も効果的で、臨場感あふれる芝居になっていたと思う。

ただ、キャストが二役やっているため、今がどっちを演じているのかをよく聞いていないとわからない場もあり、
そのあたりはちょっと厳しかったかなと思った。
朗読だけで、役を瞬時に演じ分けるのは、なかなか難しいと思う。

石田三成の片腕ともいわれた、重臣島左近との出会い、
また、関ケ原のキーマンだった小早川秀秋は、最後まで家康、三成のどちらにつこうか迷っていた、どちらにも恩はあり
裏切ることはできない。そのあたりの心の葛藤をよく演じていたと思う。
悩んだ末、結局は西軍から東軍に寝返るわけだが、どっちにつけばよいか、自分自身の生死ももちろん、自分が抱えている家人などの運命も決まるわけだから、瞬時に決められるようなことではないだろう。

有名な関ケ原の戦いではあるけど、そこに挑む武将たちの気持ちが伝わってきた芝居だった。

この回はアフタートークもあり、演出の中屋敷さんも登場し、穏やかな感じで進みました。

招待で行ったけど、なかなか楽しめました。
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ヨーロッパ企画イエティ #12 「ヤだなコワいななんかヘンだな」見てきました

2016-08-04 00:29:55 | お芝居
ヨーロッパ企画イエティ #12 「ヤだなコワいななんかヘンだな」 駅前劇場 2016.06.30 19:30~

前回のイエティは予定が合わずに行けなかったので、今回は行けてうれしいです。
駅前劇場で、この日は満員。この芝居小屋感がいいですよね。

今回はホラーということだけど。。。ん?ホラー??
幽霊がでてきたけど。。。ホラーというより、コメディでした。


一組のカップル、オガワ(中川さん)とユリ(吉川さん)が中心ですが、
そこに幽霊が絡んでくるんです。
オガワは最近ついていないので、お祓いをユリはすすめる。
でも、すすめたのは電話でのお祓いだったため、ちょっと考えたいとオガワは一人になるため
ユリを部屋から出す。
入れ違いに部屋に入ってきたのは、出前の男。チャーハンを持ってきたのだが、部屋にはいりこんで
ユリの分のチャーハンを食べたり・・・

次に現れたのが幽霊のナカモト(永野さん)どう見ても普通の人間なんだけど、
触れようとするとできないので幽霊(握手とかできない)

最近オガワがついていないのは、ナカモトのせいらしい。
オガワが仕事で山に行ったときに付いてきてしまったとのこと。
ナカモトはライバルだった、シバヤマに崖から突き落とされて死んだため、成仏できていないのだ。
その山で、「ミナガワジュンジ」に会ったので、彼が怪談で自分のことを語ってるいるはずだから、
それを聞けたら成仏できると言い張る。
そのため、オガワと一緒にTSUTAYAにDVDを借りにでかける

オガワがでかけたときにユリが戻ってくる。
そこにまた現れた出前。お笑い芸人をやっているとかで、そのチラシをおいていく。
オガワがTSUTAYAの袋を持って帰ってきたから、心配していたのにと、ユリはまた怒りだす。
オガワがわけを話し、借りてきたDVDを見ることに。
が、ナカモトは出てこない。

すると、ナカモトはオガワに仕事のつてで「ミナガワジュンジ」に会わせろと言い出す。
ユリが出前のマサシからもらった、怪談ライブのチラシの話をし、マサシを呼ぶことになる。
マサシから聞いても、ナカモトの話はない。

しかし、ナカモトは唐突に、ミナガワさんじゃなくて役所広司さんだったかもといいだし、
今度は役所広司さんの映画のDVDを借りに行くことに。

そこに出てきたのは、ナカモトを突き落としたシバヤマ。シバヤマは同じ崖で足をすべらして落ちたそうで。
ちなみに、ミナガワの怪談に出てくる幽霊は、シバヤマのことだった
シバヤマも一緒にDVDを確認。ミナガワと役所広司が似ていることはわかったが・・・

そこにさらに現れた女の幽霊。
彼女はマンションの清掃中にエレベータに落ちて死んでしまって、いまだ見つけてもらっていないクミとのこと。
15年も見つけてもらってないとのことで、オガワに見つけてほしいと頼む。
幽霊がワラワラ出てくるオガワの部屋。

よくない幽霊のナカモトがまだいることに不満なユリ。幽霊たちは、この世とあの世を簡単に行き来できるので
一度あの世に行ってもまたすぐに戻ってきてしまうのだ。
あの世からオガワの部屋はとってもよく見える。

オガワは会社を休んでいたため、会社をクビになってしまう。
さらに、出前とユリの浮気を疑うようなちっちゃな男なため、ユリからも
あいそを尽かされ、一人ぼっちになってしまう
さびしくて一人泣いているオガワをあの世から幽霊たちが見ているところで、幕




まあ、幽霊ものなのに、笑わせていただきました。
それも爆笑というより、くすっという笑いがずっと・・・・

オガワは自業自得であるけどもちょっとかわいそうかな。
それにしても、幽霊って、ユリもマサシもみんな見えるものなんだ(笑い)
この世とあの世もシュボって感じで行き来できちゃうし。なんでもありのコメディでした。
肩肘張ってみるような芝居でなく、相変わらずの脱力系・・・
オガワの部屋を、私も幽霊と同じように覗いている感がありました。

ナカモトとシバヤマのわちゃわちゃには笑ったな~あと、クミさんのことは早く見つけてあげてほしいです。

終わってからのカーテンコールは、なんと大歳さんが一人一人を面談するって方式で
これもまた面白かった。
ちなみに、マサシ役は誰だ?と思ってたら、普段はスタッフの西垣さんだそうです。
中川さんは普段もついていない人らしい。でも、それはついていないのではなく、天気が悪い!とか責任転嫁
しちゃって納得するタイプみたい。
永野さんは、イエティ初登場だとのことで、それはそれで驚きました。

それにしても。。。この脱力系はなんかはまるんですよね。
心地よさがあるのだよ~
ってことで、秋のヨーロッパ企画の公演もチケットとれたし、楽しみ楽しみであります
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