もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「ダニーと紺碧の海」見てきました

2017-06-25 01:27:53 | お芝居
「ダニーと紺碧の海」 紀伊國屋ホール 2017.05.18 19:00~

なんとなく、TOKIOの松岡くんがどういう芝居をするのかと気になって、
チケットを取っていってみました。
紀伊國屋ホールは初めて行く劇場です。

二人芝居ということで、相手役の土井ケイトさんは、どんな人なんだろうと、
調べると、なんと!!!
「海辺のカフカ」で猫のミミさんや、カーネルサンダースが呼んだ哲学を学ぶ学生さん
を演じてた方だとわかり、びっくり。
めっちゃいい声で滑舌がよかったことと、スラっとした体型+きれいなお顔。
あとは大胆な演技を思い出しました。

さて、紀伊國屋ホールなんですが、結構縦に長い劇場で、私は端の方でさらに後ろの方だったので正直見づらかったです。おまけに、椅子のクッションが悪い。まあ、古いからしょうがない。
入り口に貸しクッションがおいてあったわけがわかりました。
が、開演時間近かったのと、奥に入ってしまって出づらかったことで、
クッションを取りに行くのをあきらめてしまいましたが、芝居の途中で、めっちゃ後悔しました。


話の内容は

「ニューヨーク ブロンクスの深夜のバーで、二人の男女が偶然出会う。
男の名はダニー。
繊細さゆえに傷つきやすく、心の痛みを暴力によって吐き出すため、
他人となかなか理解し合えない孤独な男だ。
女の名はロバータといい、日々の生活に疲れ、また過去に犯した罪を悔やんで、
自分は幸せになれないと心を閉ざしている。

お互いを警戒しながらも、徐々にぎこちない会話を始める二人。
そして互いに共通するものを感じ取ったのか、二人は徐々に近づいていく。
やがてお互いのエネルギーをぶつけ合い、傷をさらけ出し、心の闇を開放していく・・・」
(公式HPより)


全くの二人芝居。
舞台はニューヨーク。
バーで二人の男女が偶然に出会う。ダニーは乱暴者でけんかをしてきたばかり。
ロバータは望まない結婚をし、子供がひとり。離婚して中学生になった子供と住んでいる。
ロバータは過去に暴力をふるう父親を止めるために、行った行為をずっと悔やんでいる。
ダニーもまた、自分の痛みを暴力で補うことに辟易している。
そんな二人は次第に心をさらけ出し、近づいていく。
ロバータはダニーを部屋に誘い、二人は結ばれる。

二人は、お互いに優しい言葉を掛け合い、愛し合う。
そしてダニーはロバータにプロポーズし、ロバータもそれを受け入れる。
そして、結婚式のことや将来の生活を語り合う。

ところが、朝を迎えると、ロバータは結婚の約束をなかったことにしようとする。
自分が過去にしたことがトラウマになっているロバータは、結婚なんてできないとかたくなになる。しかし、ダニーは「俺が許す。お前の罪はもう償われた」という。そして泣き崩れるロバータをたたき、「これでお前の罪は許された」と。
ロバータの心も落ち着き、ダニーの思いを受け入れる。

そして終幕。


正直、ちょっと最後があっけなかったかなと。
え?これで終わり?っていう感じでした。

なかなか、こういう二人の物語って、周りにはあんまりない話だから、
ちょっと共感しにくい話ではあったけど。
罪とか許すとか。。。そういうことも、よく実感としてはわからないし。

でも、最後、ロバータのトラウマが少しでも、ダニーによって消えたことはよかったなと
思いました。出会ってすぐに、お互いの存在で救われるんだから、出会うべくしてあった二人なんだろうなと。

そんな浅い感想ですみません。
やっぱり、ニューヨークのこういうある日の話っていう感じのは私は苦手かも。

キャストの感想

松岡くん
感情の起伏も激しく危険な感じの一面がある役というのは、なかなかあっていたんじゃないかなと思いました。二人芝居で、ある意味、逃げ場がない状態での演技はさすがだなと感心しました。
あと、やっぱり背もあるし、見栄えしますよね。

土井さん
声がまずいいですよね。
一夜明けてダニーを突き放し、罵声を浴びせるシーンは素晴らしかったです。
ロバータの痛みや苦しみがすごく伝わってきました。
このあと、注目されると思われる女優さんですね。
彼女もすごく舞台映えするので、今後が楽しみです。

コメント
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