もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「お蘭、登場」見てきました

2018-08-10 00:46:41 | お芝居

シス・カンパニーから先行の手紙がきたとき、キャストを見て、すぐに行きたい!と、
思った芝居です。
小泉今日子×高橋克実×堤真一といえば、左江内氏じゃん!
でも、絶対面白くなるはずだ~

江戸川乱歩は、小学生のころ、怪人二十面相シリーズをひたすら読み、大人になってからも
けっこう読みました。
ただ、江戸川乱歩の何かの作品を・・・というのではなく、複数の作品をモチーフとした新作だそうで。

開演前のアナウンスがキョンキョン・・・からして、ちょっと嬉しい。
大きな箱のようなセット・・・そこに画像が映されて・・・
ここは断崖絶壁で下は濁流
そこに空地小五郎と目黒警部(堤さんと克実さん)
対峙してお蘭(キョンキョン)

空地小五郎って明智小五郎だし、目黒警部はメグレ警部だし・・・
お蘭こと江戸川蘭子は江戸川乱歩だし・・・
もうこの時点で、こういう芝居なんだろうなと(笑い)
空地と目黒はここまでお蘭をおいかけてきた・・・

と、追い詰めてきた事件の話に展開する。
お金持ちの家の夫が、子供たちとかくれんぼをしていて、行李の中に隠れていて
死んでしまっていた・・・という事件
お蘭は、ここで現場の婦警になりすまし推理を披露したかと思いきや
持ち込まれた生首を鑑定する研究員になりすまし。。。
お金持ちの家の家政婦が実はお蘭だったらしいとか・・・
まさにヤマトナデシコ七変化。なのである。
バスローブ姿や着物姿もあったしね。
後のほうで生歌も歌ってた。キョンキョンファンにはたまらないですよ。


空地の妻が誘拐されて、2つ現れた椅子の
どちらかに閉じ込められているらしい。
妻を救いに行った空地は、迷わず1つに向かって撃つ。
こちらには妻はいなかった、空地は知ってたのか?
そして現れた妻になりすましていたのはお蘭。

ってことは、もしかして空地とお蘭はグル?

お蘭の目的はえん罪で死んだ兄弟の敵討ちらしい
日本のえん罪率をデータで示しながら。。。今の世の中への提言もしっかりしているのが
なかなかなんだけど・・・
お蘭の目的に空地が賛同してってこともありうるか?

なんだか、結局お蘭をとらえることもできなかったし。。。
と、あっけない感じで終わってしまった芝居でした。
時間自体も1時間20分くらいと短かったし。
(新感線の4時間芝居になれちゃうと、めっちゃ短く感じた)



キョンキョンの魅力を余すことなく出した作品ですね。
3人のバランスがとてもよい。お互いも信頼関係もバッチシです。
お蘭に二人が振り回されっぱなしの姿も、なかなかよかったです。

途中、お蘭が着替えなどで、舞台上から去っているときに、
(とはいえ、2階部分でついたてに隠れて着替えているのがまたオツなのです)
空地と目黒・・・・というより、堤さんと克実さんのアドリブというか
マジ話が笑えました。たぶん毎回違っているんだろうけど、
私が行ったときは、シスカンパニーの北村社長がいかにお元気かという
お話でしたけど。
あとは、定番の克実さんの髪の毛ネタも(笑い)
それで、アドリブもどんどん転がってって、、、いつまで続くの?と
思った頃に、突然堤さんが「そろそろ戻りますか?」といい、
急にスイッチが入って本編に戻るという。。。
そのさじ加減にも笑っちゃいました。

この日は、キョンキョンがセリフを噛んでしまって、
言い直したりしてるのに、うまく二人がのっかって。。。
コンビネーションの良さをめちゃくちゃ感じたのでした。

ある意味まじめである意味ふざけてる、舞台だったと思います。
シアタートラムのような小さいハコで見れてうれしかったです。

そうそう、通路にまで立ち見の人がギッシリでした。
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