もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

今年は本物って思ってよい? VSセレッソ大阪戦

2025-02-27 01:26:57 | 柏レイソル
第3節にして、平日ナイター。まだ2月なんです。寒いじゃないですか~
と、思ったけど、今日は意外と暖かかった。。。
なんとなく、サッカーが楽しい今年のレイソル。だからか、平日ナイターなのに、柏熱地帯は完売だとか。

仕事終わって、速攻帰って、日立台には18:35分着。
これが最速ですね。
試合前練習が終わるころでした。

今日のスタメンは、いつものメンバー(っていっていいのかな?)で変わったのはマオ→垣田。
マオはリカ将のサッカーにフィットしないのかな~ただ、コンディションが今一つなのかも。
ちばぎんで相当削られて、福岡戦でもけっこうやられてたからねえ。


試合開始。
セレッソもボールをつなぐサッカーだから、どうなるかと思ったら、
最初はわりと調子よさげな我がレイソル。
原田くんの惜しいシュートなどあり、このままいくかと思いきや。。。
セレッソのプレスと、うちのパスのコースを読んだプレーに手を焼く。
パスがね、ことごとくと言っていいくらい引っかかるんだよね。真ん中通そうとすると。

そうこうしてる間に、あれ?深く入られた。やばいぞ。って思ってたら決められた。

前半のそれも前半に早くもビハインド。うーん。

ほんとにこの日はセカンドは取れない。ボールは収まらない。パスは引っかかると。。。
前半はよくなかったですね~後ろではパスはつなげるんだけどさ。

後半メンバー交代するよね。リカ将の交代策今のところ、はまってるし。
後半開始。渡井くん→きのぴー
待ってましたよ、今シーズン初出場。きっと、ベンチで早く出たいって思ってたでしょう。

前線が2トップというか、ツインタワーになって、少しよくなったか。。。
だけど、相変わらずセレッソもうまいし、さすがで。
うーん、早い時間に追いつきたい。
右サイドから、だんだんリズムができてくる。特に久保くんがいいんだよね。仕掛けがうまい。
そして、久保くんが、右へ開いたきのぴーにパス。そこからドンピシャクロスに合わせたのは垣ちゃん。
おおおお~今日も交代選手が活躍だ。同点同点。

ここから勢いが出てきたレイソル。スタジアムもイケイケムード。
そして、相手のパスをカットした佳穂くんからコヤちゃんにわたり、そこからきのぴーへ。
技ありのシュートでゴール。
きのぴーが吠えてました。やったー。逆転逆転。
(逆転したのっていつ以来?)

さあ、ここから守るよ。いや、もう1点取りにいってもいいか。
セレッソも選手交代して、攻撃を強める。しばし防戦。でも体を張って守ってた。

アディショナルタイムは7分。昨年のいろんなことが頭をよぎるけど、皆さん落ち着いてました。
きのぴーのコーナーフラッグでリフティングにはどよめきました。しっかり「鹿島る」ことができてましたよ。
長い7分も終了。

勝ったぞ勝ったぞ。今年のレイソルは本物って思ってよいよね。
先制されても逆転できるよね。アディショナルタイムも守り切れるよね。

試合後は、まずは垣ちゃんがあいさつして


次はこの日1G1Aのきのぴー。そしてロレンソが久々にできました!


いやあ、行ってよかった
2勝1分けでまだ負けなしです。・・・って、去年もそうだったような(汗)
ま、今年は大丈夫でしょう。

次の試合は、浦和戦。アウェイです。サヴィオと佳穂くんトレードの対決ですね。
私はいけないので家で応援です。

次の観戦は、その次の鹿島戦。
どんどん勝ち点伸ばしていきましょう。
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今年のレイソルは楽しいぞ! VS川崎戦

2025-02-23 00:46:40 | 柏レイソル
さあ、ホーム開幕戦。
相手は、今、絶好調の川崎フロンターレ。今年まだ公式戦無失点だそうですよ。
でもね、うちだって、開幕戦勝ってます。ちばぎんカップだって優勝してます。

前日の金曜に、注文していたユニ、来ました。

迷ったけど、レプリカにしたんだよね。ちょっとだけ、オーセンティックにしてもよかったなと後悔したけど、
でも、今年はこれを着て通います。
ちなみに、私は田中隼人、夫は細谷真大のユニにしました。

まずは、柏駅で、レイソル戦士にお出迎えしてもらって、気合入れていってきました~


今年の座席。。。サンライズシートは指定席なんだけど、ビッグアソシエイト申し込むときに、突然
前年度と同じ座席になるとは限りませんと。。。人気が高い席(見やすい席とかはね)は抽選になると。
え~毎年同じ席で、周りの人と仲良くなってたのに。。。
一応、公式HPには意見を書きましたけどね。

で、ふたを開けてみたら、私らは去年と同じ席だった。やった~
近くの席の人も何人かは同じだった。今年もよろしく~~~


さて、久しぶりの日立台。まず。。。ビジョンが新しくなった。大きさはそんな変わらないけど、
解像度が高くなって、めっちゃきれいに見えるようになりました。日立さん、ありがとう。
そして、日立台公園にもスタ飯のキッチンカーが出るようになった。さらに、グッズの売店の場所ももう一つできた。
などなど、ファンサに力を入れてくれてます。
これで、毎試合13000人以上入るようになったら、そのうちスタジアム改修とかできるようになるかな・・・

スタメン。。。ですが、ちばぎんで度肝を抜かれてから、福岡戦も同じだったから、これがベースなのかなと。
この日はちょっと変わってた。
仲間きゅん→渡井くん。久保くん→コヤちゃん、コヤちゃん→ジエゴって感じかな。
仲間きゅんは、この前の福岡戦、ちょっと傷んでたからもあるのかな~


川崎は伊藤達哉くんがスタメンだった。セガちゃんはベンチにもいなかった。どうしたんだろう。

キックオフ。
前半は福岡戦同様、ビルドアップからパスをつないで、主導権。うんうん、いいぞ。
見ててすごく楽しい。
マオの惜しいシュートとか(キーパーのナイスセーブ)、渡井くんのクロスバー直撃とか惜しかったけど点が取れず。
でも、セカンドを拾って、どんどんと前に進んでいくサッカーは、ほんとによいです。
去年とは別のチームみたいだよ。みんな生き生きしてる。特にコヤちゃん。
川崎にも何回かチャンスあったけど、点が取られる気がしなかった。

このままいけばいいなと思った後半。
さすが川崎さんでした。しっかり修正されました。
プレスに来るようになって、ちょっと受け身に回ったレイソル。ちょっとずつずれが生じ、
ジエゴのパスミスから、ボールを拾われ、脇坂に決められる。。。あ~!!!
ちょっと慌ててバタバタしてたよな~落ち着け落ち着け、太陽がんばれ。
(ちょっとワンちゃんに出てきてほしかった感あった)

でも、すかさずリカ将が動く。マオに変えて垣田、ジエゴに変えて久保。
そう、風下になって、それもかなり風も強くて、なかなか前進できなくなってたのもあるんだよね。
だから、ターゲットマン垣田ってのはいいかもと思いました。
そしたら、それが当たる。流れがレイソルにまた向いて、久保くんのクロスに合わせた佳穂くん。きれいに決まった。
直後に同点に追いつくなんて、、、今年のレイソルはやっぱり違う。

同点に追いつかれた川崎さんは、やっぱりうまいから攻勢を強める。風上だしね。
途中、疲れの見えた渡井→しまむーと交代し、何とか守り切って終了。
すごく価値ある勝ち点1でした。

調子がよい川崎と互角の勝負で、試合としてはとても面白かった。
2試合終わったけど、新生レイソルは面白いし、見てて楽しいサッカーをしてます。
勝ちたかったけど、引き分けでも満足感たっぷりで帰りました。

次の観戦は、水曜のセレッソ戦。
連戦だし、そろそろほかのメンバー出てくるかな。
ワンちゃんとかスタメンでもいいんじゃないかな~とひそかに思ってます。田中くんも出てほしいけどな。

それから~余談ですが、
柏市のマンホール、ベルサイユのばら仕様になってるのがあるんですよ。3つなんですけどね。
柏高島屋の前と、柏神社のとこと、日立台。
3つ、コンプリートしました。ちょっとうれしい。マンホールカードも7月くらいにできるそうです。




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ミュージカル 「ケイン&アベル」 見てきました

2025-02-22 02:16:30 | お芝居
ミュージカル 「ケイン&アベル」 シアターオーブ 2025.01.30 18:00~ & 02.16 12:00~

松下洸平くんの久々のミュージカル。これは見に行かないととチケットゲット。
ラッキーにも東京千秋楽のチケットも取ることができました。
場所は久々のシアターオーブ。開館すぐの頃に、新感線の舞台で行った以来かな~
ソワレで行ったとき、渋谷から見えた富士山がきれいでした。


原作は読んだことがあるようなないような。。。たぶん、乱読時代に読んでるような気もするんだけど。
1979年にイギリス人作家のジェフリー・アーチャーが発表した小説。
そしてこれを世界初でミュージカル化した舞台って。すごくないですか?
脚本、演出、音楽などは、海外のクリエイターさんが担ってるんで、どんな舞台になるか楽しみに行ってきました。

とはいえ、私はミュージカルはほとんど見ない人で、ストレートプレイが好きなんですけどね。

やっぱり生オケは最高ですね。のっけから、音楽でやられましたね。あ、これ、すごいやつだって感じで(語彙少な!!)
そして、小気味よいテンポで進み、圧倒的な音楽、照明の演出など、見ていて感動でした。
キャストもね、アンサンブルの皆さんも含めて、素晴らしかったです。

さて、話の内容は
「物語は、フロレンティナ(咲妃みゆ)の回想で始まる――。

20世紀初頭——ボストンの名家ケイン家に生まれ、銀行家の父の跡継ぎとして祝福された人生を歩むウィリアム・ケイン(松下洸平)。幼くしてタイタニック号の事故で父親を亡くしてしまうも、父のような銀行家になるべく学業に専念し、名門ハーバード大学に入学。卒業後はケイン・アンド・キャボット銀行に取締役として入行する。

ウィリアムが生まれた同じ日にポーランドの山奥でヴワデク(のちの、アベル・ロスノフスキ)(松下優也)は生まれ、貧困と劣悪な環境で育ち、やがて戦争によるロシア軍の侵略により孤児となる。度重なる苦難を乗り越えて、アメリカへ渡り、アベル・ロスノフスキと名乗るようになる。その後、アベルはウェイターとして働く中で、持前の頭の良さと忍耐力を発揮。のちに、ホテル王、デイヴィス・リロイ(山口祐一郎)に認められ、ホテル経営に携わるようになる。同じ移民仲間のザフィア(知念里奈)と結婚する。

しかし、そんな矢先、ニューヨークが大恐慌に襲われる。株の暴落によりデイヴィス・リロイが非業の死を遂げる。

アベルはリロイのホテルへの融資を断ったウィリアムに復讐することを決意。2人は対立を深めていく。」(公式より)

こういう壮大な話を3時間にまとめるのは大変だと思いますが、
アベルの娘、フロレンティナをストーリーテラーとして、
二人の生い立ちから銀行家とホテル経営者になるまでをテンポよく紹介していきます。
端折った部分は多々あると思うのですが、かいつまんで進んでいくので、わかりやすいし見やすかったです。

「スナップショット」というセリフをトリガーに、
二人の生い立ち、ケインの父の死、アベルの
アベルがアメリカに渡ってくること。
マシューを右腕に後見人のアランとともに、銀行を経営していくケイン
ホテルのウェイターからスタートして、ホテル王リロイに見いだされ、ジョージとともにホテル経営をするようになるアベル。
二人がどんどんと成長していく様が表現されていく。

そんな中、二人の恋愛もさらっと描かれ、アベルはアメリカに渡る船で知りあったザフィアと、
そしてケインは仕事で知り合ったケイトと恋におち、結婚する。

順風満帆かと思われた二人だけど、時代は世界大恐慌に。
銀行経営もうまくいかない中、幼馴染のマシューを病気で失ってしまうアベル。
ホテル経営も立ち行かなくなるアベルとリロイ。
ここで、初めて交わる二人の運命。アベルはケインに融資を申し込みが、すげなく断られ、
それがもとで、リロイが命を絶ってしまう。
そして、二人は初めて対面。アベルが直接ケインに融資を頼むが、ケインは銀行を守るため
融資をすることができない。アベルはケインに憎しみと怒りをもつようになる。。。。1幕はここまで
でも、1幕のラストに、ケインがどこかに電話をしていて、その後、アベルが200万ドルが何とかなって。。。ということが描かれ、
なるほど~ケインやるじゃんと。

2幕も同じように「スナップショット」で話が紡がれていく。
ケインとアベルは、対立を深めていき、アベルはケインの銀行の株を買い、乗っ取ろうと画策。ケインもそれを守ろうと、意地になっていく。
しかし、戦争がはじまり、国のために戦争に行く二人。
戦場で重傷を負い、生死をさまようケインを助けたのはアベル。お互いとは知らぬまま。
戦後、ケインは車いすで戻り、アベルは意気揚々と社会に復帰。そしてまた、お互いをつぶしあうことを始めだす。
形勢はアベルに有利。ケインがとうとうアベルに連絡をし、この状況を収集しようという提案をするが、仕返しとばかり
アベルはケインを突き放す。
ケインは、以前自分の母を使って、財産を取ろうとしたヘンリーがアベル側にいることから、ヘンリーの悪事を使って
アベルを追い落とそうとする。

そんな中、二人の子供たち、ケインの息子のリチャード、アベルの娘フロレンティナも成長して大人になっている。
リチャードはフロレンティナに恋をして、猛アタック。そしてようやく気持ちが通じて恋人となるが、
二人の出自がお互い明らかになり、当然のことながら、両家の親は大反対。ロミオとジュリエット展開。
最初に折れたのはアベル。リチャードと会おうとなったとき、ケインがヘンリーがらみの暴露をしたことが明らかになり
二人の恋は反対されたまま。
二人はサンフランシスコに駆け落ちしてしまう。
憎しみが残ったまま、二人はそのまま。。。。

サンフランシスコに渡った、リチャードとフロレンティナはしっかりと働き、フロレンティナが出した店は流行り、
とうとうニューヨークにも店を出すことに。二人には男の子も生まれ、母親たちは二人を助け、いつまでも
わだかまりがあるのは父親だけと。
でも、店のオープンのときに、遠くから見守るケインとアベルがいた。

ケインはなくなり、遺品を整理していたケイトがアベルを訪ねる。
初めて、大恐慌で苦難に陥ったときに200万ドル融資してくれたのが、ケインだとアベルは知る。慟哭するアベル。
それをそっと見守るケイン。
リチャードとフロレンティナの一人息子の名前が「ウィリアム・アベル・ケイン」と知ってまた涙。
ケインとアベルの物語は、紆余曲折あったけど、最後はハッピーで終わったのでした~

ほんとにこの話を3時間のミュージカルにするには大変だったと思うけど、
上手くエピソードをつないで、わかりやすく、進行してくれていたと思います。
最後のシーンは泣きました。
亡くなってしまったケインが、そっと見守っている姿もよかった。


・生オケはほんとに素敵。そしてキャストの歌唱力が皆さん半端ないんで、
聞きごたえもあるし、迫力も躍動感もあって最高でした。
どのナンバーもすごくよかった。とくに1幕ラストのケインとアベルの二人で歌うナンバーは迫力もあるんだけど、二人の声の相性がよくって
すごくきれいでした。
そう、オケの皆さんはステージの奥にいるんだけど、ダンスシーンだったかな?そのときに後ろの幕があいて、演奏している姿が見えたりして、
なかなか粋な演出だなって思いました。

・セットがね。。。。力技だった(笑い)
大きなボックスが2つあって、これを組み合わせたり、いろいろ動かして場面を作っていくんだけど、(「海辺のカフカ」のキューブのでっかくて重そうなバージョン)
このボックスを動かすのが人力。それも1つにつき、3人くらいかなあ。
基本このボックスは、ケイン側とアベル側って感じで色も違ったりして、効果的なんだけど、中に階段とかもあるしかなりの重量。
千秋楽のカテコで、優也さんがセットを動かすスタッフさんをねぎらってたけど、ほんとにすごいな~と心配しながら見てました。

・ダンスもたくさんあって、群舞とかはほんとにかっこよかったけど、一番印象に残ったのは、
ケインとアベルが出征するときのダンス。ドラムの音を伴奏にダンスしながら軍服に着替えて、そして出征。戦闘のシーンもそのまま群舞で。
この演出はなかなかでした。
あとは、最初のパーティーのシーンも素敵でした。

・W松下のキャスティングがこの舞台の肝でしたね。声の相性も抜群だったし、二人のキャラが役と合ってたと思うので、なんかすっと入ってきたんですよね。
松下洸平くんはエリートでスマートだけど、優しさがあって、冷酷にはなれないケインにぴったりだし、松下優也くんは、情熱的ですべてに一生懸命で熱い男がアベルにぴったりで、この二人をキャスティングした段階で、成功でしたね。
それと要所に祐一郎さんとか今さんとかを入れてるのもグッドでした。


さてさて、キャストの感想ですが

ケインの松下洸平さん
洸平くんのミュージカルは「スリルミー」以来かな。
歌声は、昨年ライブにも行って聞いているし、お芝居そのものも見ているけど、やっぱり今回は特別感ありました。
ダンスもかっこよかったよ。洸平くんのダンスって足の使い方がちょっと独特でキレがあるのが好き。
あ~ほんとに遠くに行ってしまったよ・・・って、しみじみと思っちゃった。こんな素晴らしい舞台で真ん中に立つんだもん。
そしていろんな表情を見せてくれました。マシューとの別れのシーンの表情には泣きそうだったし、
ラストもう自分はこの世にいないけど、みんなを見守るように出てきたときの達観してる表情もよかったな~

アベルの松下優也さん
優也くんは、めっちゃ久しぶりかな。
2013年に「アルカードショー」が初だったか。確か主演だった。
そのあと、印象深いのは、2015年の「モンティパイソンのスパマロット」あれは笑った。
2019年の黒白珠でも見てるけど。
ガタイがよくなりました?もっと華奢なイメージがあったんだけど。すごくたくましかった(洸平くんかついでたし)
歌声が力強いんですよね。そしてすごく情熱的でパワフル。アベル役は彼しか考えられないと思いました。

ザフィアの知念里奈さん
里奈さんの声がすごく好き。宝塚出身のお二人とはまた発声法とか違うんだろうな~と思うけど、
すごくパンチがあって、歌い方とか大好きでした。ビシビシと伝わってくるんですよ、感情が。すばらしかったです。
アベルを愛しているという気持ちもすごく伝わってきました。

フロレンティナの咲妃みゆさん
最初から最後までずっと出てたから大変だったよね~
ストーリーテラーから、いきなり娘の役にという演出もなかなか面白かったです。
歌ももちろん、めっちゃ可愛かった。

ケイトの愛加あゆさん
まさかの未亡人からのケインと恋に落ちるという。最初はちょっと。。。って感じだけど、ケインにだんだんひかれていく感じが
よかったです。ケイン・アベル・ザフィアと掛け合いのようなナンバーもすごくよかった~

ジョージの上川一哉さん
コメディーリリーフ的な役回り?でも彼がいないとアベルはだめになってたでしょうね。
ダンスの動きもコミカルだったし。いいキャラでした。
ずっとリチャードとフロレンティナをサポートしてた優しい表情もとてもよかったです。

マシューの植原卓也さん
そんなに早くケインを置いて行っちゃだめでしょ。二人ともいいとこのボンボンでエリートでって、そういう感じが出てましたよね。
だけど、なくなってしまうときの二人には泣けました。

リチャードの竹内將人くん
いつ出てくるの?と、ちょっと心配になりました(笑い)
キューブ所属で洸平くんの後輩ですね(直人の後輩でもあるけど)
出番は少なかったけど、インパクトは大でした。あのケインとアベルがバチバチやってる中で、フロレンティナが好きで好きでという
かわいくてお茶目なキャラにちょっと癒されたりして。だけど手袋あんなに買わなくても(汗)
歌ももちろんうまいけど、笑顔がほんとにかわいかったです。今後楽しみですね。
ミュージカルはもちろんだけど、ストレートプレイとかにも進出してってほしいな。

ヘンリーの今拓哉さん
唯一の悪役?でも、彼がかき回さなければ、物語は進まないですからね。
今さん、なかなかはまってました。何考えてるかわからない感じ・・・いや、心の中は真っ黒でしょ。

アランの益岡徹さん
益岡さんが出てるとなんかその場が締まる感じがしますよね。ケインをかわいがっていたのに、だんだんと対立していく様は
時代がそうさせるんだけど、ちょっとハラハラしました。でも、最終的には見守っていてくれたんだよね。

そして、
リロイの山口祐一郎さん
祐一郎様の存在感といったら、。。。。もう何も言えない。
ホテル王で紳士。だけど夢破れて命を絶つなんて激動の人生。基本的にいい人なんですよね。
だからこそ祐一郎さんにぴったりの役でした。
彼がこのミュージカルをしっかり締めていたなと感じました。影の主演ですかね。


そう、東京千秋楽はカテコ4回だったかな?めっちゃ盛り上がりました。
2回目に出てきたとき、洸平くんが話だしたんだけど、ぐちゃぐちゃになって。優也くんにバトンタッチ。
何話してるかわかんなくなっちゃってね。きっと座長さん、感極まっちゃっただろうね。
そして優也くんが素晴らしいスピーチでした。いろんな方に感謝して。アンサンブルの人とかスタッフの方とかにもね。

そして再度洸平くんが締めて終了・・・・・感動できでした。

幕も下りたけど。みんな拍手してたら

再び幕があいて、今度は祐一郎さんがスピーチというより叫んでた。最高だ~

そして捌けたかと思ったら、W松下がまた出てきて。。。めっちゃ楽しくて、ご機嫌なカテコでした。


世界で初というミュージカル。見に行くことができてほんとによかった。
ぜひ、また再演してほしいです。
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東京サンシャインボーイズ 復活公演 「蒙古が襲来」 見てきました(ネタばれあり)

2025-02-17 00:31:08 | お芝居
パルコ・プロデュース2025 東京サンシャインボーイズ 復活公演  「蒙古が襲来」 PARCO劇場 2025.02.12 13:00~

チケット取れないだろうな~と思って、申し込みしましたが、何とか平日昼公演が当たりまして、行ってきました。
東京サンシャインボーイズは名前だけは知ってましたが、一度も見たことがありませんでした。このころは、、、芝居とか見てなかったもんな~

三谷さんはもとより、メンバーたちも今や、映画・ドラマ・舞台に欠かせない方ばかりですよね。
めっちゃ楽しみにしてました~
上演前のアナウンスが山寺宏一さんで、終了後のアナウンスが戸田恵子さんって、これだけでめっちゃ豪華ですよね。

さて~話の内容ですが、、、、意表を突かれたというか、え?そういうこと?と、あっけにとられたんですが、
でも、あとからじわじわと、ちょっと怖いな~とさえ、思いました。

一応公式では
「時は鎌倉、対馬の漁村。昨日と変わらぬ穏やかな一日。
異国の襲来が目の前に迫っている事を、彼らはまだ知らない。」と書いてあります。

ということで、これはネタバレしたら、絶対おもしろくないので。
スペース空けます。
ネタバレされてもいいよ!という方だけ、ご覧ください。それ以外の方は回れ右をお願いします。















舞台は、対馬の漁村。
元が鎌倉幕府に送った使者を追い返したことで、攻めてくるのではと、幕府は恐れている。
そのため、この対馬の漁村に鎌倉から役人が視察にくることになった、ある日・・・

その家に住む夫婦は、梶原善さんと宮地雅子さん。
鎌倉の役人をおもてなしする料理を村の長老から頼まれているため、てんてこまいな状況。
卵が欲しいので、にわとりのどんちゃんを探し、うろうろしながらも、台所の方に引っ込んだりとせわしない。
夫の善さんは、何やら太鼓のリズムが頭から離れないよう。
同じく、役人を迎えるための準備を。

そこにやってくるのが10年ぶりに島に戻ってきた宮地さんの兄、相島一之さん。
さらには、怪しげな歩き巫女の吉田羊さんも。彼女は占いをして、食べ物を恵んでもらっているらしい。

父親の西村まさ彦さんは、最近家に帰ってきてないよう。どうも女がいるらしい。
その女性が谷川清美さん。彼女も現れる。
西村さんは、家に都の貴族?のお客人を連れてきていて、鎌倉の役人よりもそちらが大事。

役人が来ると仕切ってちょこちょこ顔を出す長老派小林隆さん。ちょっとうさんくさい。

これも怪しげな旅芸人の夫婦。阿南健司さんと西田薫さん。ちょうどよいと、彼らに役人の前で踊ってもらうことにする。

さて、いよいよ鎌倉からの役人が来るらしい。壱岐の視察を終えて、対馬についたらしい。案内は壱岐に住む甲本雅裕さん。
実は、彼は、宮地雅子さんと恋仲だったが、船が遭難してしばらくかえってこれなかったため、
宮地さんは梶原さんと結婚したといういわくつき。

家には、隣村の長老の野仲イサオさんや、村の宮司の近藤義正さんもやってきて、いよいよ役人を迎えようと。

島の海岸に不審なものはないか、知らない人がいないかを調査するためにくるのだが、
実は少し前に、西村さんと梶原さんは、流れ着いた遺体を見ていて、それを海岸に埋めたりしていることが判明。
しかし、それは言わないこととする。

役人の小原雅人さんが、甲本さんに連れられてやってくる。
不審なものは見なかったか?と聞くが、みんな、そんなことはないと答える。
役人は、なおも他の住人に聞いた話などで、みんなに聞くが、蒙古が攻めてくるはずないと
村人たちは一蹴する。甲本さんは毎日海を見張っているそうで、蒙古のことをいろいろ心配していうが、
対馬の人たちは耳を貸さない。
それではと歩き巫女に占ってもらおうとする。
巫女が「蒙古は来ない・・・」といったところで、ほら!と宴の準備にはいってしまうが。
巫女は「来ないといいな~」と言おうと思ったと。。。ちょっと不穏な雰囲気。

その後、海岸を見に行った役人は、死体を埋めたのを発見し、村人たちにもう一度問いただす。
ようやく、その時の話を明かす梶原さん。。。
しかし。。。ここで、旅芸人が偽物であることがばれ、実は罪人を流罪にした船が難破して
二人は対馬にたどりついたことがわかる。さらに、西村さんがかくまっていた客人も罪人のひとり。
そして死体で海岸にあがっていたのも罪人だったということが発覚。

一件落着かとおもいきや、突如現れた蒙古の船団。
そしてたくさん飛んでくる矢に、どんどんと倒れていく村人達。。。。
で、幕。

そうきたか~というか、120分近くの芝居のうち、110分くらいは、村人たちのあれこれが続き、
ほのぼのとしてクスっと笑えるところがたくさんの三谷ワールドに癒されていたのに、
最後の5分のどんでん返しに戦慄でした。

なんか、考えちゃいましたよ。終わってからじわじわと。
なんとなく蒙古が攻めてくるかもという漠然とした不安はあるけど、でも日常生活の中では
それが起こるなんて考えられないし、考えたくない。
だから大丈夫だよと思っているけど。。。。
これって、今の私たちも同じことで。
地震なんて起きないよ。戦争なんておこらないよ。漠然と平和な生活に満足しちゃってると、
突然しっぺ返しを食ってしまうかもってことですよね。

それと、博多に行ったことがない。いつかは行きたいんだけど。。。という宮地さんに
「いつかいつかと言ってると、行けないよ。いつかってのは今なんだよ」という谷川さん。
これが、なんか、めっちゃ刺さりました。
そうなんですよね。いつかって来ないことが多いんですよね。うん、だから今できることをやらなくては!なんて思っちゃいました。

そんないろんなことを、見終わってからじわじわと考えました。

でもね、三谷さんの芝居だし、他愛もないけど、面白い、セリフがたくさん聞けて
すごく面白かったです。
見に行けてよかった!!!

キャストの感想ですが、、、
よく、皆さんそろったよね~というキャストで、どの方も最高でした。
皆さん一人一人に見せ場があるように、芝居もできているし、見ごたえもありました。
伊藤さんも声の出演してたしね。

個人的には、、、甲本雅裕さんかなあ。髪型とかもインパクトあったし、
元彼という役柄だけあって、ちょっとキュンキュンするところなんかもあり、
楽しかった~

もう一度見たいけど、もうチケット無理だろうな。

そう、最後のアナウンスで、次は80年後だそうです(笑い)
生きてない!あ!三谷さんも生きてないよね(笑い)
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レイソルのサッカーってこんなに楽しいんだ! ちばぎんカップ VSジェフ千葉

2025-02-10 00:30:07 | 柏レイソル
待ちに待ったサッカーシーズン開幕。。。
を前に、恒例のちばぎんカップです。VSジェフ様。
今回は、フクアリ開催。久々にフクアリまで。そう、ほんとに久々。
去年とおととしは、日立台開催で、その前の2022年はオミクロン株がまだ流行ってたんで、行かなかったんですよね。
なので、2019年以来かな?

ちばぎんカップはレイソルサポにとっては、お歌の練習と新戦力のお披露目ってことで、そこまで力は入ってないんですが、
今年は、キャンプの映像とか練習試合の結果とか見ると、いやがおうにも期待値が上がってます。
新制リカルドレイソル。かなり変わってるんじゃないかなあ。それもいい方向に。

ということで、ちょっと期待していってきました。

10数年前は千葉市民だったし、千葉市の学校関係で仕事してたんで、懐かしい~蘇我だよん。
京葉線も久々に乗ったし。
蘇我駅、めっちゃジェフ仕様になってるじゃないですか~


10時くらいにフクアリ到着。まだそこまでは並んでなかったけど。。。とはいえ、3列目でしたからねえ。もう500人以上は来てましたかね。
11:30列整理、12:00開門ということで、
いつものごとく、たくさん出ているキッチンカーへ。。。
フクアリに来たら、喜作ですよね~しっかり食べました。


中に入って席ゲット。今日はここから。

で、、、千葉銀行ブースで抽選したら、なんとなんと2等が当たってしまった。選手のサイン入りシャツ。
え~こいつは春から縁起がいいわい。
テーブルの上に6枚あって、どれを選んでもいいって言われて。最初に目についた6番山田雄斗くんのにしました。
田中隼人とかあったらそれゲットだったんだけどな。あとまだあったのは、25番の小島選手とか、42番の原田選手とか。。。だったかな。


そして、この日のスタメン。。。
2度見しました。え?14番DF小屋松って。え?コヤちゃんいつからDFになったの?

もうね。読めない。
GK小島
DF小屋松、杉岡、太陽、原田・・・・まあ、3バックでコヤちゃんは1列前だよね。
MF久保、原川、熊坂、仲間
FW真大、小泉

そしてサブが
マツケン、田中、ジエゴ、白井、山田、渡井、島村、中島、垣田

ちょっと待って、ワンちゃんやきのぴーや手塚くんは?ベンチにも入ってないの?
全然読めないし、わからない。ってか、うちって選手層厚い?

お歌の練習があって(笑い)、新曲はアウェイ用チーム応援歌と、小島くんと垣田くんのチャント。
うんうんいい感じ。これぞちばぎんカップ。
ジェフさんも盛り上がってて、あ~この応援歌聞くとちばぎんだ~って感じで。


最近はメリッサやってくれないからな~と思ってたら、今年はやってくれました!!
♪かしわには~負けられない~♪
大盛り上がりのレイソルゴール裏。みんな手拍子でこっちも盛り上がる~

それからのアンコール!アンコール!と、煽る煽る。これぞちばぎんカップ(笑い)

さて、キックオフ。
案の定、コヤちゃんは左のウィングでした。3バックで、杉岡左、太陽真ん中、原田が右。
ボランチが原川と熊坂。左ウィングがコヤちゃん、右が久保くん
シャドウが仲間くんと小泉。そしてトップが真大。

ふんふん、こういう感じね。
で、出だしから調子がいいレイソル。パスがね、つながるんですよ。で、推進力があるんですよ。
と思ってたら、左をドリブルで駆け上がるコヤちゃん、いいぞいいぞと思ってたら、そのまま、シュート!ゴール!!

え?え?びっくり。あのコヤちゃんが(ごめんなさい)まさかのゴール。シュート枠に行ったし。どうしたんだ?
去年の神戸戦でずっこけたイメージで止まってるから、めっちゃ驚いた(ごめんなさい)
でも、今年は幸先いいし、、、、

その後もいい感じで攻めるレイソル。ほんとにパスがつながるし、取られてもすぐ回収。
見ててめっちゃ楽しい、わくわくする。
そして、前半41分。小泉シュートがポストにあたって、跳ね返ったところにコヤちゃん。2点目。
え?ふかさないでちゃんと決めた(ごめんなさい。3回目)

前半終わって2-0 コヤちゃん覚醒。

さて、後半、うちはメンバー変更なし。ジェフさんは4枚替え。

後半始まってすぐ、真大の折り返しに、コヤちゃん、。。。。はじいたところに仲間くん。で3点目。
去年の得点力不足ってなんだったんだ?

その後はけっこうジェフにも攻められたりもしたけど、こちらもメンバー交代を次々して
マツケン以外全員出たよね。
魔のアディショナルタイムも、全然安心してみてられて、3-0で快勝でした。


MVPは当然コヤちゃんでした。おめでとう。
試合後のあいさつは、最初仲間くんがしゃべって、それからコヤちゃんでした。ロレンソは、、、日立台にお預けかな?
いやあ、でも楽しかった。

今日の試合での思ったこと。
まず、原田くん、すごくいい。安定してる。
それから原川くん、めっちゃ気が利くし、足元うまい。展開もさすが。
仲間くん、相変わらず落ち着きなくバタバタしてるけど、気持ち熱くて最高だった。懐かしい。
太陽がめっちゃ落ち着いてた。なんか、いろいろ重圧から解放された?
真大は相変わらず、体が強い。ポストプレーもさらに磨きがかかってた。
久保くんのドリブルはしまむーともまた違って面白い。
小泉よしおくんはよく走るね~シュート惜しかったな。
そして、コヤちゃん覚醒。あのポジションが合うんだね。去年はあそこはサヴィオの場所だったしね。今年は楽しみ。
あと、小島くんの安定感は何?フィードもパスもうまい。
後ろでパス回してても安心感あるし。。。。(まあ、DFのメンツもあるけどね)

って感じで、いいところが目立ったレイソルでした。
あ!途中出場では、ルーキーの中島くん、すごいよかった。楽しみだ。

ってことで、ほんとに開幕が楽しみ楽しみになりました。

さて、来週の福岡アウェイはお留守番なので、私の開幕は再来週のフロンターレ戦です。
今年は頼むぞレイソル。。。
ちょっと優勝?とかも一瞬よぎったけど。。。いやいや高望みはしません。
とにかく、今年は残留争いからは解放してください。
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KERA CROSS 第六弾「消失」 見てきました

2025-02-04 00:30:13 | お芝居
KERA CROSS 第六弾「消失」 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 2025.01.26 13:00~

KERA CROSSも6回目。今回は「消失」を河原さんが手がけるということで、見に行ってきました。
私は、この芝居は、2015年の再演のときを見に行ってます。
そのときの感想はこちら


さて、話の内容は、、、

「クリスマスの夜、パーティーの計画を練る兄のチャズと、弟のスタンリー。弟が想いを寄せる女性スワンレイクを迎えて楽しい一夜になるはずが、ちょっとした誤算からその計画はもろくも崩れ去ってしまう。闇医者のドーネン、家を間借りにきた女性ネハムキン、ガス修理業者のジャック、兄弟の家に集まった6人の“善意”がかけ違い、彼らが築き上げてきた日常を破滅へと導いていく。」(公式より)

あらすじは、2015年と同じです。忘れてたところとかもあって、あれ?そうだったっけ?とか、そうそう!ってところとかも
多々ありましたが、、、
チャズとスタンを演じるキャストの雰囲気が、かなり違って。。。
私はこの芝居は、大倉孝二さんとみのすけさんのイメージがめっちゃ強かったので、最初慣れませんでした。
大倉さんとみのすけさんの、とぼけたような、ちょっとはずしたような会話の印象が強かったんで。

藤井隆さんと入野自由さんの兄弟は、とぼけた感じはなく、とてもかわいくて、真面目な感じが強かったです。
どちらがよいかと、そういうことではないんですけどね。

クリスマスの夜の話から
舞台は、チャズとスタンの家なんだけど、斜めに傾いている。2階に行く階段への入り口も傾いているので、
かがまないと通れないほど。
そして途中からわかるけど、水も汚染されている。核戦争後の地球上といった感じか。
そんな中、スタンはスワンレイクさんに恋していて、チャズはそれを応援。
スワンレイクさんが家にやってくるので手編みのセーターをプレゼントするとわくわくの状態。
スワンレイクさんは来たけれど、スタンが作ったあさりのチャウダーで、呼吸困難になってしまう。
彼女はあさりアレルギーだった。ショックを隠せない二人。

翌日ドーネン。彼はスタンの様子を見に来た・・・というか薬を飲ませてからの定期点検。
さらに、ネハムキンが兄弟の住む家の2階を間借りしにやってきた。
そこに、スワンレイクが現れる。スタンに対してまだ起こっているようだった。
スワンレイクは学生時代のいじめられていたタンバリンという男の子の話をする。
その子からラブレターをもらって、指定されたところに行ったら、だまされたことがわかって、
タンバリンも含めてみんなに自分がいじめられるようになった話をする。
そしてスワンも自分をいじめたと思っているようだった。

ドーネンが間違った薬をスタンに飲ませたことに気づき、眠っていたスタンを起こし、
トイレで吐かせようと連れていく。
帰ったと思ったネハムキンが車が故障したと戻ってくる。業者に連絡できないと困っている。

ここで幕間

いろいろなことが起きて、なんとなく奇妙な感じで進んでいく一幕。
くすっと笑えるところもあるけど・・・私は結末を知ってるけど、初見の人は
何が起きるの?どうなっていくの?と不安な感じに思えたのではないかな~
そして、破滅へと進む二幕。

二幕。
家にはガスの修理業者のジャックがきている。スタンは薬を飲んで寝ていたまま。
スタンが目を覚ます。そこにスワンレイクさんがやってくる。二人は仲直りをして、気持ちを確かめ合う。

ジャックの修理が終わり、確認をはじめると、ガスのスイッチをひねると水道がながれ、蛇口をひねると、リビングのおもちゃが動きという
あべこべの動作が起こる。そして水道水からは誰かの歯も出てくる。まだ修理が必要ということで、ジャックはその場に残るが、
ジャックの目的は違うことだった。
ネハムキンはジャックに離婚したダンナの話をする。ネハムキンのダンナはタンバリンというのだが、第二の月が打ち上げられたときにそこに移住したのだった。
しかし、予算の関係で第二の月に行くシャトルが飛ばなくなり、移住した人たちは餓死していったのだった。

大晦日、スタンはドーネンによって修理されている。
スタンは途中で目を覚まし、チャズにススワンレイクと思いが通じ合ったので、結婚したいという。チャズもそれを応援するというが。。。
その後、またドーネンによる修理。スタンはロボットで、記憶をチャズによって書き換えられているのだった。
チャズは、スタンからスワンレイクの記憶を一切消す。今までも、スタンに恋人ができると、ふられたと記憶を書き換えていたのだった。スタンを奪われるのが耐えられなかったのだった。
外で花火が上がるころ、スワンレイクが再びやってくるが、スタンは彼女には反応せず、外に行ってしまう。
スワンレイクが傷ついていると、チャズはスタンは病気なのだと話す。が、何かおかしいところに気づいたスワンレイクは、チャズが何かをしたのかと疑いだす。
そこにスタンが苦しみながら帰ってくる。スタンを寝かせたチャズは、スワンレイクに、スタンがロボットであることを告げる。
小さいころ、チャズとスタンが遊んでいたとき、チャズのせいでスタンが誤って亡くなってしまったことから、スタンをロボットにして暮らしていたのだった。

ドーネンがスタンの治療をしながら、電話でだれかと話しているが何かおかしい。ジャックが受話器を取ると、電話先は爆撃にあったようで、信号が通じていない。
ジャックはここで自分は管理局のものだと明かし、ロボットを操る人を摘発していると告げる。
ドーネンが逃げ出すが、ジャックに射殺されてしまう。
この町も爆撃が再開されたようで、この家も被害を受け、家が揺れてダクトから腕が出てくる。。。それは昔のスタンの恋人で、実はチャズが殺していたのだった。
自分のしたことがばれたチャズは、2階に上がり、首をつってしまう。外に出ていくスタンをジャックは追いかけ、それをスワンレイクが追いかける。
スタンを捕まえようとするジャックを妨害するスワンレイクを、ジャックは射殺。
家に戻ったスタンは、放心状態で、首を吊ったチャズが見えないよう、荷物を積み上げ出す。
ジャックは管理局に電話をするが、管理局は爆撃でそれどころではなく、ジャックは解雇されてしまったらしい。
ネハムキンは大泣きしている。
部屋には放心状態のジャック、ネハムキン、スタンが取り残され。。。幕


ざっと書くとこんな感じの話。
1幕と2幕で世界観がかなり変わる芝居。誰も幸せにならなかったラスト。
でも悪人はいない。みんないい人だったのに。。。哀しいというより切ない結末だった。

スタンは最後、何を思ってたんだろう。でも、スタンはロボットで、その記憶から何から
チャズによって操られてたわけで、チャズが死んだという意味は理解できていないんだろうな~

ジャックも真面目に仕事しただけなのに、管理局から手のひらを返されて。。。
こういう戦時下(戦後?)だと、何がどうなるかわからないし、
ふと、今のこの世界もいつどうなってもおかしくないんで、ゾワゾワしながら見ました。


キャストの感想
チャズの藤井隆さん
今まで見てきた藤井さんは、ちょっとおとぼけ感が強くて、ふざけたりするイメージだったけど、
この芝居では、すごくまじめで弟想いのとってもよいお兄ちゃんだった。
だけど、スタンに対する愛情・・・自分が作り出しているからね、が行き過ぎていて、
彼女ができると、記憶を操作しちゃうというゆがんだ愛情。それをひょうひょうと演じてたのはすごいと思った。


スタンの入野自由さん
直人主演のKERA CROSS「グッドバイ」の印象が強いんだけど、
今回も元気で一途なスタンをかわいく演じていた。
スワンレイクさんを思う気持ちは可愛かったな~


ドーネンの坪倉さん
KERA CROSS「カメレオンズ・リップ」のときも怪演してたけど、今回もだよね。
少しボケが入ってきているってことで、何もないことで転んだり、すぐもも忘れしちゃったりと、
大丈夫?ほんとに医者?技術者?って人だけど、坪倉さんが演じると、さらに
うさん臭くなってよかったです。

スワンレイクの佐藤仁美さん
めっちゃかわいかった。乙女だったよ。仁美さん。
せっかくスタンと恋人にってとこだったのに。。。
1幕と2幕で全然表情も違ってさすがでした。

ネハムキンの猫背椿さん
さすがの存在感でしたね。第二の月に分かれた旦那さんが行ってしまっているという
話は悲しかった。まさかのそれがスワンレイクさんの幼馴染だったということも、、、、
場を読む感じの演技がほんとにお上手。で、、、ジャックとはそういう関係では
なかったんだね。。。

ジャックの岡本圭人さん
なかなか登場しないから、ちょっと心配になったけど、二幕は彼がさらっていきましたよね。
最後まで見事でした。一人、若いキャストだけど堂々とされてました。
だけど、任務に忠実に実行したのに、いきなり梯子をはずされちゃうって。。。やるせないです。

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