CT-ZはWebショップに発注して3日で到着、早速製造年月日とサイズを確認する、2012年8月23日と
丁度1ヶ月前の製造品とフレッシュ、ネット購買だと製造年月日の確認が出来ないのが不安要素の一つだが
今までヘルメットは数個購入した中では、1個を除き概ね1-3ヶ月以内だった。
想像するに、通販会社は在庫を持たず受注後にメーカー或いは卸から商品を引くので店頭展示と違い
長期在庫品は少ないのかもしれない。
ヘルメットの寿命については衝撃を受けない状態で、生産後3年或いは使用開始後3年という説があるようだが、
生産日と使用開始日が近似値ならどちらを起算日にしても大差ないかもしれない。外装の傷をチェックするが問題なし。
いつも思うのだが流石にARAIの仕上げは綺麗だ、もう40年以上前だが最初に買ったヘルメットもARAIだったが
当時は帽体のトリムを糸で縫いつけてあったものだった。
バイザーはソフトでかなり軽そうでCT-Zの重量への影響は少なそうだ。
デジタル体重計による実測値はそれまで使っていたSZ-F(但しKTEL無線ヘッドセットとキタコワンタッチヘル
メットクリップ付き)1.6kg、CT-Zも同じ1.6kgだった、ヘッドセットとヘルメットクリップ分、SZ-Fの方が
軽いがバイザー分との差はどうなのだろうか。
今まではヘルメット購入と同時にキタコのワンタッチヘルメットクリップを付けてきたが、Profile以来何故か
普通にDリングで止めて良いような気がしているので、今回も暫くは様子をみることにした。
既出の通り、頬の部分が延びているのでフルフェイス的な被り方にならざるを得ない、とは言え、
全体のフィット感は今までのオープンフェイスとほぼ同じ。
ただ今までと同じサイズなのに頭の外周部(一番広いところ)が少し緩め、逆にチークパッドは
ややキツ目に感じたが、きつ過ぎる程でもないので暫く様子を見てどうして気なるようなら専門スタッフの居る
店でフィッティングをしてもらおうと思う。
今回2泊3日のキャンプツーリングにCT-Zを連れ出して1,000km程走ってきた。
内訳は高速が30%、一般道が70%。高速での静粛性は内装にヤレが出てきているSZ-Fと同等、
バイザーからの風切り音は聞こえず口笛もなかった。
メーターの2/3までを使う速度域では前方からの風に煽られることは無い。左右に首を振ると少し風圧が
強まるがこれはCT-Zに限ったことでは無く、SZ-Fと同等で無視できる範囲と思う。
一般道も特筆すべきことは無いが、頭全体がSZ-Fよりも少し奥に収まっている(引っ込んでいる)感じで
その分左右の視野がやや狭く感じられた。
少し下目使いにするとチークパッドが視野に入る、またシールドを上げていて上目使いで見ると
端の2cm位が見えるが気になる程ではない。
私は一般道、高速を含めシルールドを上げてサングラスだけで風を受けて走るのが好きなので換気については
あまり気にしていないが、シールドを閉めると今までのオープンフェイスモデルと同等の空気の流れは感じらた
からこれで十分だと思う。
常用のサングラス(夜間、雨天はクリアグラス)の中にはテンプルの形状、長さのせいか内装に蹴られて
顔の丁度良い位置に上手くフィッティング出来ないものがあったので、CT-Zの試着をするなら常用の
眼鏡・サングラス等を持参することをお勧めする。
尚、眼鏡・サングラスを掛けたままでのヘルメットの脱着は難しいが、今までもサングラスを外してから
脱着していたから特には苦にならない。
バイクの車体との色目はProfileよりは近い感じ。
ぽちっと宜しくです