【20121005】
昨夜の雨も明け方には何とか収まった、さて何処へ行こうか・・・
久し振りに日本海を見たい、時間を無駄にしたくなかったので柏ICから外環、大泉JCTと繋いで沼田ICまで
高速移動、沼田からR17に入るが通勤渋滞は無い、前後に車が居ない状態で三国トンネルに入る、
新潟と群馬(関東)を結ぶ大動脈だった昔は深夜でもトラックがバンバンと行きかっていたのに関越が
出来たせいか交通量が激減、途中にあるドライブインは寂れ、或いは廃業しているのを見ると
一抹の寂しさを感じる。それにしても三国トンネルってこんなに狭くて短かったのかと改めて思う。
トンネルを抜けて新潟県に入る、老舗のスキー場が連なるが街道沿いの商店はどこも殆ど閉まっている、
スキー人口も減少傾向、冬になればにぎわうのだろうか。
湯沢まで来るとやっと街らしくなる、ナビに任せ県道を使いR117に抜け、R252に入るが路面が濡れている、
空を見上げると、ところどころに黒い雲が居るが何とかなるかと淡い期待、しかし、柏崎の手前でとうとう降り出した。
毎度の事ながらぎりぎりまで合羽は着ない、諦めて合羽を出した頃には既にずぶ濡れなんてことが良くある
今回も、もう少し、あと少しと濡れながら走っていたら柏崎に入った頃に雨が上がった。
空をみると黒と白い雲、そして海の方には青空が見える。
昼食をとってから青空がのぞく海岸沿いに北上することにした。
「とみ屋」でエビフライとミニ海鮮丼セット(1,400円)を食す。
エビフライはサクと揚がっていてまあまあ、海鮮丼は・・・やはりこの手の食べ物には縁が無い。
R352に出ると海側からの風で雲が飛ばされ青空が広がった、7基の原子炉をもつ刈羽原発の横を通る、
TEPCOのマークが入った建物が見えたがこの先どうなるのだろう。
紫雲寺公園ACを目的地として一応ナビ設定はしたが、R116のバイパスに執拗に誘導しようとするナビの
指示を無視し続けて空いているR352を快調に走る。
やがて標識はR402に変わった、いつもは余り使わない越後七浦シーサイドラインを気持ち良く走る、
オロロンラインに似ている気もする、立岩で休憩。
やっとナビの言うことを聞いて新潟西から自動車専用道路に入り、聖籠から県道で紫雲寺公園AC着15時
途中予約の電話を入れたら、以前からの顔見知りの管理人さんが復帰していたのは嬉しかった。
今日は平日、車が2組、バイクは私一人のみで空いている。
バイクエリアは芝生でバイクが乗入可能だが、鎖骨が未だ痛くてハンドルを大きく切ると伸びた左腕と肩が
辛いのでバイクの出し入れが楽な車用のエリアにしてもらった。
設営後、新発田のスーパーまで買い出し、帰りに材木屋さんに寄ると今日は店主が居た、
いつも買う薪は長さが1m近くあり折らないとストーブで燃やしずらいし、束の量が多過ぎて
一晩では燃やし切れないと話をしていると半分程の長さの手ごろな薪があるのを見つけた。
「これでも良いですか」と聞くと「好きなだけ持って行って良いよ」というので貰った段ボール箱に適当に
詰めて200円なり、ここの薪は広葉樹でハゼないし、煤も出ず火持ちも良いので気に入っている。
約500km程走ってやはり痛くなった左肩を温めに温泉入った後、薪ストーブで白ソーセージを茹で
あてにして一杯、メインは湯煎した無印のレトルトのレッドカレーにナンの組み合わせ、
でもレッドカレーはキットから作った方が格段に旨い、薪で全て調理出来るのでガスバーナーは
朝お湯を沸かす位しか使わない。
薪が尽きた頃、煩いほどの虫の音とやや荒れている波の音を聞きながらテントに潜り込んだ。
ぽちっと宜しくです