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流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

IMCO自動炊飯シリンダー燃焼テスト

2023-01-08 15:20:03 | 道具

参考:IMCO自動炊飯シリンダー

燃焼テストを実施。

最初はTR-B25との組み合わせ。

本燃焼迄は約2分、その後アルスト内にアルコールが残っている間は普通に燃焼して、炎はアルスト周囲の穴から出ている。ちなみに年末に炊飯した時に、吹きこぼれたおねばがアルスト内に入った為、アルストを丸洗いしたので、燃焼穴が綺麗になった為か、炎の勢いが前より強い感じがした。

燃料がシリンダーの中に残った状態だと、当然アルスト本体の炎は消えて、このようにシリンダーからだけ炎が出るが、シリンダー内の(厳密にはシリンダー内のカーボンフェルトに含浸している)僅かな燃料分だけしか無く、炊飯の場合、沸騰してから約10分、ぐつぐつと煮込む弱火状態を維持するには、シリンダー燃焼は時間が足りない感じがする。

アルストの代わりに、固形燃料用火皿にアルコールを入れ、中央にシリンダーを立てた状態で着火した場合。

燃焼開始はこんな感じ。

やがて火皿から炎が立ち上がり、本燃焼へ突入。火力は結構強い。

火皿の燃料を使い切り、シリンダー内に残った燃料で弱火状態に移行するが、上のアルストと同様、この弱火状態での燃焼時間は短くて炊飯には不足と思えた。

もう少し使い込んんでみようとは思うが、今日の所では、このシリンダーは本燃焼を抑制して弱火状態を維持することは出来ず、普通に本燃焼でアルコールを使い切った後、シリンダー内に残留した燃料だけが弱火で燃えるという感じだった。

従い、炊飯用は弱火が持続できる灰皿アルスト(カーボンフェルトバージョン)か、従来通り固形燃料を使用、調理用は火力の強いアルストを使う(シリンダーはお蔵入り)というのが、実戦向きな気がしている。


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