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母の93回目の誕生日を一緒に過ごそうと、昨日まで3日程実家に行っていた。帰り路、モールの中を通る途中で珈琲豆を買ったり、補充用のシェービングクリームを買ったりとあちこち寄り道。
ついでにセリアでシェラカップ用網(蒸し器)を買おうと寄ったら置いてなくて、代わりにハリケーンランタン用替え芯を見つけた。後で調べたら、2022春の新商品だったようで、こんなのが販売されていたとは心から驚いた、芯だけに・・・と笑点大喜利で木久扇師匠辺りが言いそうなダジャレを思い浮かべて一寸欝ってみた。
芯の幅が13mmx1,770mmで私の使っている小型のランタンには少し太いかとも思ったが、まあその内大きめのランタンも買うかもしれないし、或いはファイアースターターと組み合わせ、パラフィンを含浸させて焚火の着火用ロープを作る時にも利用可能と思い購入した。(画像は販売サイトより借用)持ち手の部分はテントポール補修用のアルミ管で行けそうな気がしている。
ちなみに、少し調べてみた範囲では、芯の寸法は、尺貫法の分(ぶん)だったり、ミリ単位だったり、S/M/Lだったりと案外バラバラで、同じ分でも幅があるのは、芯の製造メーカーによる誤差や、ランタンメーカーの要求値、或いは素材によるものなのか、いずれにせよ昔からあるローカル家内工業的製品なので、業界統一の製造標準値は設定されていないのかもと思ったりして。
主だったところでは下記の寸法か。尚、尺貫法の1分は3.03mm基準。ただし、工具類などのインチ/分換算値は、例えば3分=3/8インチ=9.525mmとなる。
2分 6mm
3分 9~10mm
4分 12~13mm
7分 20mm
同じランタンを2個持っていて一つを予備にしているので、燃料のパラフィンを抜いてある予備の2号機を開けて芯の幅を測ったら、8.3mm、3分というところで、予想通り購入した替え芯は太くてこのランタンには不適合。アマゾンで8.4mmサイズを見つけたが(燃料を吸収して膨らむ前なら何とかセットできると思う)、実際の所、このランタンを購入してから既に15年以上になるが、使用中の1号機でも、芯は左程減っていないから早々に必要な訳でもない。
芯の長さは12~13cmと案外短い。経験では燃料を燃やし尽くして、自然鎮火させると、芯が燃えて消耗が早くなる気がする。
ランタンを使っていれば既知とは思うが、キャリングハンドルとトップリングに指を掛けてチムニーを持ち上げて、火屋ガラスを外す。
以前ハリケーンランタンの燃料漏れ対策を施したシール剤(ホットメルト接着剤)がこんな感じで残っている。