M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

怒涛の10万キロ達成ミーティング 2/3

2010-07-20 21:29:20 | Motorcycle/Touring
【20100718】2日目 

0300頃目覚めて煙草を吸いに外に出たら満天の星が綺麗だった、が昔より少し水平線付近の星が見辛くなったのは空気汚染か老眼か…

今日は400km程のプチツーの予定。簡単に朝食を済ませ、荷物を置いて身軽になり0700出発。実はキャンプ場を基地にしたツーリングは今回が初めての経験、いつも何処まで行くか分からないから荷物も一緒に移動するんだけどね。

昨日来たR290を安田まで走り、R49を会津方面へ走る。この時間帯は涼しくて気持ちが良い。会津西ICから磐越道に入り市街地走行を避けて磐梯猪苗代ICまでワープ。

R115からK2、R459五色沼で休憩を入れK2で桧原湖を通り白布峠から天元台、米沢へ。夏は高原が涼しくて良いね、RLCミーでは何時も思うのだが、同じ車種だと走りもスムース、ペースも取り易く先導していても楽。





下界に降りると暑い、我慢の米沢市街を抜けR287で道の駅『白鷹やな公園』へ向かう。今日の昼食は鮎料理!?白鷹の町に入ったところで今日途中から気になっていたウィンドシールドのビビりが酷くなり、手で押すと左側がグラグラしている。

どうやらボルトが脱落したようだ。ホムセンが有ればボルト・ナットを購入するのだが白鷹のどこかにあるのか、無いのか分からないし、2つのステーの間にある特殊ワッシャーを落とすと後が面倒な事になるので早めに修理したい。

丁度国道の右側にバイクを発見して店に乗り付ける。『Bike屋ニシムラ』
なんだか痩せて白髪の貧相なオッサンが一人店番、ウィンドシールドの取り付けボルトが抜けてと話をし、古いボルトのストックから合いそうなのを探して貰うが『安いのが良いよね』ってまあ『無償で』とも思ってはいないが露骨に有償という態度。金を払うならきっちり仕事してもらいましょ!!

さんざチンタラした挙句にボルトを探して持ってきたのは良いが、レンチはしょぼい四分一(6.3sq.)、はぁ~普通の作業では四分一なんか使わないぜ。手つきは怪しく裏からナットを押えた片口レンチがシールドやヘッドライトケースに当りそう、心の中で、オイオイ傷つけないでくれよなぁ~、おぼつかない手で『絞めました』と言うのでシールドを押したらグラグラ、『締まってないじゃん!』もう一度締めなおし、自分でやるといっても譲らない。

後で考えたら金を請求するのに工賃という理由が欲しかったんだろう。なんとか締め終わってのセリフが『ボルトがネジ切れそう』馬鹿か!ボルトが撓んでるんじゃなくて四分一のボックスに付いているエクステンションロッドが撓んでるんだろうが。

大体シールドのステー2つを共占めしているのでかなりトルクを掛ける必要があるのは一目了然。普通は9.5 sq.じゃないと力を込めた時にトラブルと自分で怪我をするので使わないぜ。ボルトにしたって同じサイズでも幾つか強度があるが、付けたボルトはエンジンベイ等に使用される高硬度の物で普通のクロームメッキのでは無かったからあんたの腕で締めた程度で切れる事は無かろう。

黙って見ていたらこれでお終い、みたいな顔をしている! シールドステーは左右各々2点でボルト締めなので普通のバイク屋なら残りのボルトの増し締めなんてこちらから言わなくたってやるものだ。

『他は緩んでなぁい?但し、そのオリジナルボルトはインチサイズだよ、インチサイズのアーレンキーあるの』と言っても無視、『こいつインチ工具は持ってないなぁ、(大体HDと国産の見分けもつかずに聞いてくる奴だからなぁ~、おーい、ボルトの頭をなめるなよ~)バイクはメトリックでISOだけどシールドは米国製だからボルトもインチだよ』と言うと『お宅は工業系』というから『文系よ』と答える。『良く知ってるね』というから『40年も乗ってりゃ常識でしょ』というと『それ自慢』と来た。『自慢じゃないけど常識だよね、お宅は農業系?』と答えようかと思ったが面倒になり止めた。

こいつは農業高校で耕運機の整備でも習っただけじゃねぇかぁ~、で3人してこんなバイク屋には絶対に整備に出さない!っていうかこんなバイク屋は都会では即潰れるねって話す。2,000円也、その貧弱な作業にそぐわない結構なお値段で。実は、これがケチのつき始めだったのをこの時は想像だにしていなかった。

気を取り直してヤナ公園に行くが川は増水でダダ濁り、ヤナ場は閉鎖、あゆ茶屋という食堂に入ったが3人ともトンカツ定食を注文、注文を取りに来た女将がエッ、トンカツ3つですかぁ?!と焦ってたらしい(爆) 





多少鮎系の副菜が付いてきた、まあ一応食べたぞって感じ。やながオープンになっているとこんな感じ…らしい。



さて今日のイベント後半戦に、寒河江川を越えてR112六十里街道(月山花笠ライン)に入る、このまま鶴岡に抜ければ友人のkaorruさんにも楽勝で会える。昨日メールで今日は加茂でイベントの手伝いをしているとの事。ところが寒河江ダムを過ぎた頃から大渋滞に突入。山形自動車道は無料化されてから混み始めたとは聞いていたがまさかオーバーフローする程交通の絶対量は多くない筈、事故渋滞か?

仕方なく擦り抜けで進むが、月山第一トンネルの鶴岡側出口手前数十メートルで突然TobiuoさんのC90がエンスト、セルが回らない。ヘッドライトを見るとかなり暗いのでバッテリ上がりか?!

渋滞していたのでVienaさんと私がハザードを点けて警告し取り敢えずトンネル出口まで誘導。反対車線側に待避所があったのでそこに移動。さて携帯で購入先のレッドバロン(RB)に連絡を取ろる事にしたが何とauは圏外表示。3人ともauで同じ!ならば待避所にある公衆電話で掛けようとするがコイン投入口は詰まって押し込まなければ入らず、ダイヤルしても繋がらず、何とこいつも壊れてやがる。

待避所に入ってきた車の人に電話を借りようかと聞くとソフトバンクも圏外でNG.。
仕方が無いのでVienaさんとTobiuoさんが電話を探すかauが通じるところまで先に行きRBに連絡をする事にし、2ケツで出発。

私はバイクの見張りをしながらバッテリーカバーを外して端子の緩みはチェックしたが状況変化無し。すったもんだで結局RBに連絡が取れたのは小1時間後、鶴岡RBからその場所なら30分程でということだったが、待てど暮らせど来ない。本当にトラックは出たのだろうか?と思っても電話が通じず分からない。

と、そこにCB1300が一台待避所に入ってきた。降りたライダーがこちらに向かってくる。どうも、と挨拶を交わし、この渋滞何なんでしょうね、という話から、ところで携帯は何処のキャリアをお持ちですか?と水を向けるとDocomoだそうで、アンテナ立ちますかと聞くと2本立つとの事。こいつはDocomoの陰謀かぁ~?

これこれ事情でRBのトラックを待っているが中々こないので確認の電話を入れたいのだが申し訳無いが携帯を貸して欲しいというと快諾してくれた。本当に助かりました。

どうやら事故渋滞の様で鶴岡側からも渋滞しているらしい。察するにこの故障、バッテリ-上がりだが、どうも充電不良の様で、そうなると普通はオルタネーターかレギュレーター/レクチファイアのパンクで部品が無いと即修理は難しそう。

であればバイクでの帰宅は無理で、選択肢としてはキャンプ道具を宅配便で送り本人は電車で帰るか、或いはレンタカーを借りて荷物も積み込んで大阪まで帰るかになるが、レンタカー屋だと営業時間や予約、乗り捨て可否等の確認も必要、そろそろ16時を回りこの渋滞も考えると早めに手を打つ必要があるので、このライダーさんには無理を承知でもう1本鶴岡のトヨタレンタリースにも電話を使わせて頂いた。栃木のライダーさん、本当に有難うございました。

待つこと約2時間、やっとRBのトラック到着したのは1700、RBはその場でのチェックや修理はやらないので状況だけ話してバイクを積み込み、TobiuoさんはRBのトラックに同乗して店に行き、診断結果次第で直ぐには修理不可であればレンタカーを借りて後からキャンプ場で合流することにし、Vienaさんと私は取り敢えずキャンプ場まで戻る事に。

数キロ渋滞の中を擦り抜けぬけて行くと聞いた通りやはり正面衝突、片側相互通行は解除されていたが、見物渋滞が尾を引き、対向車線はその後もずっと渋滞していた。鶴岡からR112で瀬波温泉、K50で加茂水産高校に着いたのは1830。



今日kaorruさんは加茂大漁フェスティバルの手伝い、加茂高校でカニの販売を手伝っていたので寄って久しぶりに顔を見ようと思ったのだがいかんせん到着が遅すぎた。仕方無いので、高校の前のバス停からkaorruさんには御免なさい写メを入れる。

由良からR7、勝木からR354と沈む夕日と競争しているように走るが、村上を過ぎる頃には日が暮れてしまった。

実は急いだのには別の理由が有った。鶴岡でLCのOdoが99,930kmを超えた、予定では明日の帰宅途中に10万キロを突破するシナリオだったが、昨日・今日走り過ぎたようでひょっとするとキャンプ場に到着する前に十万キロを超えてしまう可能性が出てきたが、夜間ではLEDのOdoは見辛い上に写真が撮れない。5桁99,999kmから6桁100,000kmに変わる瞬間を味わい記念写真を撮りたいのだが…

村上市街を抜ける頃に99,980km、R113胎内を過ぎる頃はもう99,990kmと絶対絶命w
中条で諦め、紫雲寺の郷に到着した時には100,012km、やはり初日に新発田までの往復分かぁ~(泣)


<写真は翌朝撮影>

紫雲寺の郷、風呂は2100迄、レストランは2030がラストオーダー2100閉店、先にレストランに行くが満員テーブル待ち、それでは風呂にも入れなく可能性もあり、風呂に入り、カラスの行水で2035に再度レストランに行くと既に調理場の火を落としてしまったので料理が出来ないと。
普通ラストオーダーで注文したらその後2100迄の間に料理して出すので2030になったら直ぐに火を消すことは考えずらいがまあ所詮は勤め人、そんな会社方針だろうからと諦めてCVSに行き弁当等を調達してキャンプ場に帰った。

2200過ぎにTobiuoさんがVitzでキャンプ場入口のゲートを強行突破(嘘)して到着。お疲れ様でした。原因はオルタネーターが焼けて充電不良になり、バッテリー電圧が8V台まで落ちた状態でエンジンストップ、大阪のRBに陸送して地元で修理することになったそうだが、Vienaさんが全く同じ故障を同じ位の総経距離で経験しているそうで、これは持病かも。入庫時100,012km

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Ed)
2010-07-21 10:08:15
Tobiuoさん、遠くで胡椒とは災難でしたね・・・

真夏日に渋滞に嵌るとLCは水冷じゃないから
急激に温度が上がってコワイ!

私のLCは10万ならぬ12年ものだから、そろそろ全体がボロくなってきました。8月のミーティング大丈夫かな・・・?
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Unknown (MOMO)
2010-07-21 21:02:49
天気が良かった分下界ではエキパイが熱くて低温火傷するかと…

LCでは発生しなかったのにC90じゃ2台同じ故障ですから、欠陥?

やはり10年経つとあちこちヨレてきますねぇ
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