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テント、タープ類のガイライン(ガイロープと入力すると害ロープと変換、はりづなと入力すると針綱と変換されるので止めた)の話。
テントについては、ペグダウンは最小限の手抜き設営が多く、ガイラインは付属のものをそのまま使っているが、タープもそうだが、ガイラインは突風等で強い力が加わった時にテントやタープ幕体、フープ類の保護と抜けたペグが飛んでいくのを避ける為、力を逃がして切れてくれた方が良いというのが基本。
多分テントやタープに付属のガイラインもそうなっているだろうと思っているがどのくらいの風力、耐荷重を想定るかは分からないし、知ったところで実際に吹かれた時は、はなるようにしかならないのだが。いずれにせよ丈夫さばかり強調し強いガイラインを紹介しているのは笑止、先にポールが折れるしね。
後は結び方、釣り糸の結束部分の強度はそうでない部分の70%位と昔釣りをしていた頃に記憶がある、多分ガイラインも同じようなものだと思う。ライン強度は分からないが、意図的に割と簡単に緩むような結び方、例えば引き解け結びにしている、まあ撤収が楽というのもあるけど。
タープ用をメインに普段持っていくロープセットはこんな感じ。メインが4mmΦ、補助が2mmΦ、捨てラインが1mmって感じ。
使い捨てと割り切り、安価な中華製で妥協したが、メーカーの耐荷重については信用していない。しっかりしたパラコードなら、例えばアメリカのミルスペック(軍用スペック)のTOUGH-GRID辺りを選ぶかもしれない。
木の間に張るメインライン8mで、バタフライノットで輪を作り、ハンモックの蚊帳を吊る為にカラビナとショックコード(ゴム)、それにタープの端を引っ張るプルージップ(黒)を付けてある。長さが足りなければ予備をつなげる。キャンプ用なら8~10m位の長さが使い勝手が良くて、それ以上になるとサバキが悪くなる。
予備。
捨てロープは使い捨てにしたり、遊びで何かを結わえたりするのに使うが強度は無い。自在金具は細いラインには余り有効ではなので、使わずに自在結び等で直接結んでしまう事が多い。白いのは予備のショックコード。
昔フライのリトリーブで使っていたこの方法で巻き取っている。
ついでにペグ。ペグはソリステ13本を自作の革ケースに入れている。重たいのでそろそろチタンにしたいとも思うが、勿体ないので使える内は使うつもり。13本はテント+タープ組み合わせのマックス必要数、実際は上記の様に手抜き設営が多いし、タープもそんなには使わないから大体は余っている。
使っていて先が鈍ってきたものをグラインダーで研いでみたが余り変わらない。昔はキャンプ場に落ちている木や石でペグを打っていたが、今はプラハンマーを使用、音が出ないので周囲の迷惑にならないのと、バトニングにも使える。鉈は木でも石で叩いても良いけど、ナイフは峰の部分を痛めたくない。
足で踏めばペグが入るような場所でペグハンマーを使っているのを見ると、なんだかなぁ~というか正直バカだと思う。また金属製のハンマーなら、せめて音の出難い銅ヘッドのハンマーにして欲しいと切に願っている。
既知とは思うが、ソリステは楕円形をしているから、抜くときに穴にソリステを差し込んでT字型にしてグリグリと回すと地面に空間が出来て抜きやすいのと、差し込んだソリステをテコにして抜くのも有効。地面の効き具合にもよるが、足をひっかけない場所は最小限にして余り深くは打ち込まない様にしている。
収納時は消毒用アルコールのウェットテッシュで拭いて、汚れと土中の細菌を除去(気休めかもしれないけど)。