【20150822】
自宅~R356~R354~道の駅「さかい」~新R4~矢板~K30~那須塩原~R400~R121~道の駅「湯の香しおばら」.~道の駅「たじま」~K23~K72~会津坂下~R49~レストラン「あかべこ」~道の駅「にしあいづ」~道の駅「阿賀の里」~R460~ホームセンタームサシ新発田コモ店0254-23-6343~ウオロク コモ店 0254-21-2210R113~紫雲寺AC
熱射病に怯える盛夏も過ぎ、混雑も一段落したお盆休みの次の週を狙いいつもの紫雲寺ACへ。普段は紫雲寺AC(AutoCamp場)と略してしまうが正式には『紫雲寺記念公園オートキャンプ場』という。紫雲寺記念公園は今年で開設25年だそうだ。紫雲寺ACも同じかどうかは聞き漏らしてしまったから知らない。
いずれにせよ私にとっては新潟方面へ出掛けた時、いや日本海へ出掛けた時のベースとなり、ホームグラウンドと言えるキャンプ場だ。ここで2泊3日、2015年の一寸遅い『あたいの夏休み』を過ごした。
出発の前日、紫雲寺ACのM野さんから『明日から天気が下り坂であまり良くないけどどうする』って携帯に電話が入った。確かに予報だと終日降ったり止んだり。途中も降られる可能性はあるが、この季節は降られても比較的早く乾くし、寒さに震えるような事も無い。大体あっという間に土砂降りになり合羽を着る間も無く即全身ずぶ濡れ、でも蒸されるなら濡れた方が良いから合羽が間に合わなくても余り気にならない。どうせだから合羽を持たずに行くか。
という事で『確かに明日は良くないが日曜日からは回復しそうなので予定通り明日土曜日から2泊3日で行きます』と答えた。今回は珍しくタープを加えたから雨に降られても幾分は楽かも知れない。
前日までにパッキングを済ませておいたパニア2個、クーラーバッグ、マット等を台車に積み込みエレベーターで1階まで降ろして駐輪場まで押していく。調子が悪いとそれだけで息切れして駐輪場で暫く休憩をしないとバイクに積めない事もある。今日はまあまあかな。それにしても未だ朝の5時台というのに既に蒸して暑い。
0605に出発、結局は境町から新R4で北上する。毎回書くが新R4の流れは高速並みかそれ以上、だからプアマンズ東北道、あっという間に宇都宮通過、もっとも捕まればえらい高い物につくのも間違いないが。矢板からK30に入り、八方ヶ原方面へ向かうK56を過ぎたあたりからOdoを意識していると、こんな数字が並んだ。 アナログと違いデジタルはカシャって感じで変わり有難味は無い。
西那須野に出てR400からR121と走る。この辺まで来ると空気が大分涼しい、もっとも標高が800m前後だから当たり前か。路面は濡れているところもあるがここまで雨には降られていない。上三寄の『うえんで食堂(ラーメン)』を横目で見ながら通過、朝から開店待ちの人並。その先の左側には『牛乳屋食堂』がある。もう少し先でK23に左折、K72とつないで渋滞の会津若松を避けショートカットで会津坂下へワープ。
朝が早かったのでそろそろ腹が減ってきたし、会津坂下を過ぎるとR49沿いに食堂は少ない。ここに限らず高速と併走する国道はどこも利用者が減り、廃業している所も多いのは寂しい話である。そんな訳で坂下町内「あかべこ」でランチ。ランチのスープが何故か美味しくて珍しくお代わりをしてしまった。アイスコーヒーもガブ飲みしてクールダウン、しっかり水分補給。
いつもは三川からK14で内の倉湖方面に向かいそのまま新発田へ抜けるのだが、今日は薪を買いたいのでR460でホームセンタームサシ新発田コモ店へ向かう。このR460は流れが悪く混雑するので好きでは無い、やはりK14かR290経由にするべきだった。
★紫雲寺AC薪調達情報
紫雲寺ACは薪や炭は置いていない。炭なら5分程のところにあるコメリ紫雲寺店で買えるがコメリも私の知る限り薪は置いていない。以前は紫雲寺記念公園の近くの材木屋で買っていたが、ここも駄目になってしまった。
という事で、紫雲寺の近くで現地踏査している薪&食料・雑貨が同じ敷地内で買える一覧は以下の通り。勿論食料だけならもっと近いスーパーが複数あるが、薪はなかなか手に入らず、焚火をしていると他のキャンパーに聞かれることも多い。
新発田
・ホームセンタームサシ新発田コモ店 0254-23-6343 新潟県新発田市舟入町3丁目6−28
バタ薪(とレシートに記載)@515、段ボール箱に入り親指から手首程度のサイズで非常に燃やし易い。
・ウオロク コモ店 0254-21-2210新潟県新発田市舟入町3丁目12−11
焼肉用の肉の種類が多い。
胎内
・ダイユーエイト 新潟中条店0254-44-0710 新潟県胎内市東本町2551−1
直径30cm程の木を4つ割にした薪、価格は300円台だったと思う。量が少し少ないが火持ちは良さそう。
・イオン中条店 0254-39-1192新潟県胎内市東本町2641
一通りは揃っている。雑貨もある。敷地内にダイソーあり。
村上
・ホームセンタームサシ 村上店 0254-52-6341 新潟県村上市仲間町386
日本海高速道の村上瀬波ICからR7を1km弱のところ。薪は上記新発田と同じもの。
・原信 村上インター店 0254-53-8161 新潟県村上市上助渕1010−1
品揃えが良い。野菜は単品売りあり。
・原信村上西店 0254-50-1707 新潟県村上市緑町5丁目7−37
村上瀬波IC店より近い、薪を飼わなければ笹川流れの帰り道、ここを利用することが多い。隣になんじゃ村(百均)あり。
新発田で薪と食料を購入して積み込むとこんな感じ。これでもう買出しに動かないで済む。裏道を抜けて紫雲寺到着は1430。日差しは強いが風はもう秋風、アキアカネが飛んでいる。
M野さんが待っていて久し振り、お疲れ様。今日バイクサイトは私一人の貸切状態。でも車用のサイトは殆ど一杯で混雑している。
『日当たりと風向きと北枕はこだわるのだ!』とは言ってもいつものバイクサイトE1だから別に問題は無いのだが、じつは風向きを考えて最初タープを海岸と平行して張り、テントもタープに合わせて横向にしたがこれじゃ海が見えない。気に入らないので向きを90度変えようかどうしようか悩んでいたら、M野さんが巡回に来て『そりゃ、やっぱり海の見える側に向きを変えた方がいいし、風向き夜には変わるよ』というのでやり直し。
汗をかいて体も臭い、海に入ろうかと思ったが今日は朝から走って疲れている、手足が攣るから分かる。無理はせず米を研いで吸水しておいて早めに風呂へ。風呂は沈む気がおきずシャワーだけじっくりと浴びて戻り、日本海に沈む夕日を見ながら食事の用意を開始する。
運がよければ名前の通り空を紫に染めるこんな日没が見えるがもう10数年通うが未だ数回しか見た事が無い。今日も雲が多くて太陽が見えない。
熾をつくり先ずは焼き鳥、焼き鳥を食べながらガスストーブでロッキーカップ炊飯、いつもの「湯取法」(≠炊干法)だから水加減を厳密に計る必要は無い、人差し指の第一関節を目安に適当に。蓋はしないというか要らない、圧力なんて関係ない、石なんぞ乗せても屁のツッパリ、途中で数回、スプーンでかき混ぜて焦げるのを防ぐ方が有用。これで芯の無いご飯が炊ける。水が余れば捨てれば良い、水が足りなければ足せば良い。炊けたかどうかは少し摘んで食べてみろ。
良く水はこのラインまでとか言うが米自体新米、古米、水分含有量が違う、吸水時間も違う、気温も湿度も違う、炊飯用器具も違う、火力も違う・・・、それなのに何故毎回水はここまと一律で何て決められるのか不思議なのだが。
米を炊いている間に薪で湯を沸かしておいたフライパンにレトルトカレーを入れて温め、蒸らしが終わったのでどんぶりに飯を移してキャベツの千切りを敷き、その上にカツを乗せてレトルトカレーをかけてメインのカツカレー丼?!の出来上がり。
途中でもう一袋用意して有ったカレーを追加、キャベツも追加。私の場合、カレーだとご飯とカレーが1:2の割合なのだ。日が日本海に沈み残光だけが残る頃に食事開始、食後はコーヒーを淹れ、デザートを食べて満腹。薪を半分ほど燃やして残りは明日、9時過ぎにはテントに潜り込んだ。
夜トイレに行くのでヘッ電をつけようとしたが点灯しない。多分電池切れだろう。LEDは消費電流が少ないし、余りヘッ電も使わないから1シーズン以上電池交換無しで持つ。予備電池を1年も保存すれば当然自己放電で劣化するので買い置きはしないのだが、こういう時に限って電池が切れる。
ただキャンプ場に泊まる限り、真っ暗で何も見えないという事はまず無い、晴れていれば月明かり、星あかり、市街地に近ければ町の明かり、だいたい目が慣れればかなり見える。およそランタンは不要、ランタンを明暗二つ使って虫を避ける方法はあるが1つで虫を呼び寄せるなんて考えたくも無い。まあそういう意味ではヘッ電も顔に虫が来る可能性はあるから最小限しか点灯しないのだが。
ポチッと宜しくです!!