M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

GB用パンク修理キット入替え

2023-09-23 13:42:59 | Motorcycle/Touring

CTはチューブタイヤだったので、チューブ用のパンク修理キットを作っていた。ただ実際にはツーリング時にパンク修理キットを持っていった事は殆ど無い。

パンクしたら基本的には自分ではやらず、サルベージ会社に連絡してバイクをバイク屋まで運んでもらいそこでパンク修理をしてもらう事にしていた。タイヤ、チューブ交換は全部自分でやっていたからやろうと思えばできない事は無いが、旅先でそれをする気にはならないのが正直なところ。ただバイク屋に予備チューブが無い場合を想定して、新品の予備チューブだけは常備していた。

幸い3年間、3万km走ってパンクは一度も無かった。早めにタイヤ交換をしていたのも予防的対処で良かったのかもしれない。一度だけフロントタイヤのチューブのエアバルブ不良でエア抜けを起こした事があった。その時は家まで40km位あったが、様子を見ながら強引に家まで帰ってきてしまった。勿論、家で自分でチューブ交換したのは言うまでもない。

チューブタイヤのパンクリスクを気にする人もいるが、釘が刺さった程度のパンクではタイヤ自体を交換する事は余りなくて、チューブさえ交換してしまえばそのまま乗り続ける事が出来る訳で、ある面チューブレスタイヤより面倒が無いと思っている。

今回GBに乗り換えて、チューブレスタイヤになったので、V-Strom時代に積んでいたチューブレスタイヤ用の修理セットを引っ張り出してきた。

まず基本的な認識として、チューブレスタイヤのメリットはパンクした時に急激なエア抜けを防ぐというものがあり、パンク修理の容易さは副次的なものであること。容易と書いたが、実際には穴の場所、形状、大きさ等でそんなに容易ではないというのは知っておく必要があり、実際修理に失敗してタイヤを駄目にした経験もある。

また修理が出来ても、あくまでも応急修理であり、基本的にはタイヤ交換を推奨される。タイヤを外してタイヤの裏側からパッチを当てる方法もあるが、これも穴の場所、形状、大きさ等では対応できない場合も有る様だ。

修理キットは2セット持っていて、一つはこれ。Conventionalなタイプで、釘を抜いたら、キリでゴリゴリして穴を整え、ネバネバのステック状のプラグを穴に差し込んで穴を塞ぎ、肥後守の様なナイフで余分な部分を切り取って修理完了となる。と書くと、簡単ジャンとなるが、実際にはそうそう簡単でもない。自分のバイク、他人のバイク含めて過去に何度かチューブレスタイヤののパンク修理をしているが、結構失敗が多い。

もう一つのセットはこちら。キリでグリグリするところまでは同じだが、その後は金色のアダプターを開けた穴に差し込んで、その中に修理用のプラグを挿入し、それをタイヤに固定する方法。両方のセットを使った事があるが難易度はあまり差が無い気がしている。

電動エアポンプも大分コンパクトにはなってきているが、それでも荷物としては嵩張る。かといって手押しポンプも面倒で使う気にはならないから、Co2インフレーターボンベを持っている。ただこれだけではエアは満タンにはならないし、一度修理に失敗してしまうと2回目には足らないから気休め程度。だからチューブレスタイヤのパンクも基本的にはサルベージしてもらって、バイク屋に修理を任せることには変わりはない。

尚、ホルツのパンク修理剤を使う人もいるとは思うが、もう何十年前かにこれが発売された頃は自分も含め仲間内でバイクに積んでいる人間は結構いたが、実際には使った後始末を考えると皆持たなくなったと記憶している。


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