Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

フェンシング太田選手初銀メダリストー『北京オリンピック第4日目』

2008-08-14 23:21:08 | sport
 オリンピック以外、見る機会がなかなか無い競技の一つ、フェンシング。女子の活躍と共に、今回も男子にも注目していたが、『フェンシングの太田選手、銀メダル』と、急にテロップが流れ、あわててチャンネルを変えた。真っ暗闇の中、戦う二人だけが浮かび上がって見える。カッコイイ!しかし、息が詰まる攻め合いは、見ていてもどっちが攻めたのか、シグナル点灯でやっと分かるくらい、早い。太田選手の選手の、逆転、逆転で勝ちあがった、精神力のすごさに拍手!新しいヒーローの誕生と共に、又、多くの人が注目する競技が現れた瞬間だった。

 柔道女子70キロ級上野選手が二大会続けての金メダルを獲得した。内柴、谷本、2選手に続く快挙!しかし彼女も、二選手同様、涙と苦悩の4年間を過ごした。引退を掛けた2005年の世界選手権での初戦敗退の屈辱をバネにこの日を迎えた。左肘脱臼、腸閉塞、引きこもり、それらを乗り越えての金メダル。柔道三姉妹が一つになって取ったメダル。観客席で号泣する妹の姿が、印象的だった。

 本日サイコーに嬉しかったのは、体操女子団体5位入賞!拍手!!8位スタートから、鶴見・大島・美濃部・上村・黒田・新竹選手6人全員が、全てノーミスの演技。5位が確定したのがわかった瞬間、驚きから喜びに変わる表情、涙。4年後のロンドンが、とても楽しみになった。

 感動的な銅メダルは、水泳男子200メートルバタフライ松田選手。温室のプールで泳ぎ子ども達と一緒に筋トレする姿がテレビで放送されたが、久世コーチと共に、頑張ったご褒美のようなメダル。環境の良し悪しではなく、努力する事の大切さを、支えてくれる人の大切さを改めて、教えてくれる銅メダルだった。 
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男子体操チームワークの銀メダルー北京オリンピック第4日

2008-08-14 01:36:27 | sport
 オリンピックの体操を見るようになったのは、千葉ちゃんが元体操選手と知る前からだが、知って以降は、あん馬など、ますます興味深く見るようになった。当時は、塚原光二選手の、月面宙返りという新技に息を呑み、いつも表彰台に乗るような体操日本男子だった。技が高度になり、気がつけば表彰台は常に遠くにある状態になっていたが、それでも、オリンピックの体操競技が始まると、日本や他の全ての国の一流選手の技に魅せられながら見ていた。そしてアテネでの金メダルに感涙。今回は、若いメンバーが沢山入り池谷選手登場を思い出す、いや、それ以上にフレッシュな香りがする日本男子体操チームとなった。吊り輪など手堅い演技の富田選手、予選では失敗したあん馬で、確実な演技を落ち着いて決めてくれた鹿島選手。ベテラン選手に、支えられ、のびのびと若々しい演技を見せてくれた、沖口・坂本・内村3選手。トップバッターの見事な役割を果した中瀬選手。トップの中国と同じ組で、チームワーク良く最後の着地まで、重圧に耐えながら戦い抜いた選手達に拍手。メダルは銀とアテネの金には届かなかったが、若いメンバーも加わり、4年後が楽しみになった。特に内村選手に注目!鉄棒での切れのアル離れ技の連続にワクワク、着地もしっかり決めてくる度胸に拍手!何より19歳のスマイルに魅了されてしまった。

 柔道女子63キロ級谷本選手もオール一本勝ちで金メダル獲得。専門誌で、柔らちゃんこと谷選手をしのぐ人気を証明する、真っ向勝負一本勝ちの連続。決勝の技は、自分でVTRを見て自己ベスト3に入ると歓声を上げた。アテネ以降、国内大会でもなかなか晴れやかな表情が見られなかっただけに、金メダルを手にしたすばらしい笑顔に胸が熱くなった。小細工無しの真っ向勝負に敗れ、しばらく畳から動けなかったフランス・ドコス選手「私達の勝負はいつでも一本で決着する。決勝で対戦でき、技術を競えたのは嬉しかった」という、言葉が心に残った。

 サッカーなでしこジャパンが、決勝リーグ進出を決めた。最後まで走りぬきゴールへ向かっていく姿勢は、男子のチーム以上に気力が篭もっているといつも思う。一点先取されてもひるまず、ノルウェー相手に5点をもぎ取った。澤選手のゴールの笑顔に、目頭が熱くなった。

 ソフトボールは、ピッチャー上野選手の調子がいまいち?!解説の宇津木妙子さんの声も心配そうだったが、強敵オーストラリアを4対3で破りまずは一安心。

 残念なニュースが流れた。予想されてはいたが、マラソン野口選手が欠場。何故補欠選手出場とならないのか、負傷という話しだが、負傷者続出なら、関係者の責任は重い。選手、チームをベストの体調に持っていくことこそ、スタッフの最大の仕事ではないだろうか。本当に残念!そして野口選手はこの経験を生かし、次のロンドンに生かしてほしいと願っている。
コメント (2)
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