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ケータイ捜査官7第6話

2008年05月15日 | 特撮
終始ギャグ調だったのでごまかされてしまいそうだが、俺には全然笑えなかった。
ギャグがすべって笑えない、のではなく、こんなのでいいのかよという感じ。
自分はつまらないところでモラルにうるさいので、最初から最後までひっかかった
ままだった。

あれだけの情報収集力を持つ主人公側レギュラーが、システムを公私混同で利用し、
一目惚れした相手の情報を集めてストーキングする、ってのは絶対にダメだろ。
その相手が悪人だったのでめでたしめでたし、っていうだけでさ。
最後にこっぴどい目にあうのかと思いきやおとがめなし。

もし脚本の書き手が問題提起をしているのなら、それは俺に対しては大成功している。

自分は古いタイプの頭の固い特撮ファンなので、主役側キャラが不法行為をやる場合、
そこに「やましさ」なり「覚悟」なり、「こういうことは本当はダメなんだけどね」
と言う認識、やったあとに何らかのしっぺ返しを食う描写があってほしいと思う。
やった張本人は一点の曇りもねえでやんの。
スイーツ系のドタバタギャグだったので余計に腹立たしかったのかも知れない。
現実だったらおそらく適当にお茶を濁されるだろうが、フィクションだからこそ
こういうところはきちんとしてほしいなぁ。最近の特撮は、「正義という固定概念の
否定」みたいなのが多いけどさ。頭固くてすいません。