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ニュースウォッチ9の山崎武司

2007年07月24日 | テレビ
38歳という、プロ野球選手としては寿命に近い年齢で、現在パリーグ最多ホームランを誇る
楽天イーグルスの山崎が、何かにつけて「中高年の星」扱いでスポーツニュースに取り上げられる。
山崎は好きな選手の一人だし、年齢の近い人間が頑張っているのを見ると嬉しいのは自分もだが、
38歳なら、一般社会の中では「中高年」というほどの年じゃない。
「中高年の星」と言いたいのであれば、最低限40代半ば以上の人である必要があると思う。
「プロ野球という世界限定で中高年とされる山崎の活躍で、実際に中高年とされる世代が
勇気づけられる」のであれば企画意図は理解できるのだが、番組に出てきた「山崎に
勇気づけられる35歳」まで「中高年」でひとくくりにするのは何か間違っていると思う。
年齢ってのはそんなもんじゃないだろう。マスコミは色々な都合で他人をくくりたがるが、
年齢を重ねただけでは人間は進歩しないし、ある年齢を境に急に枯れるわけでもない。

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2 コメント

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Unknown (るれいさちゅわん)
2007-07-26 20:14:57
>ronaさん
>職業としての野球が普及していない国では、40歳をレッドゾーン基準と見なす概念は無いのではないか。

たとえばフリオ・フランコは、おそらく自分の正確な年齢を把握していない&長幼の序のない世界だからこそ、
公称48歳といわれる年齢でもメジャーリーガーをやっていられるんだろうなと思います。
これが日本だったら、ある程度年齢がいってしまったら、
出てくるあらゆる結果をすべて「年齢・体力的な衰え」に
結びつけて考えたり、活躍したらしたで、「○○歳最多本塁打」みたいな
ふうな祭り上げ方をし、「もうそろそろいいだろ」的な空気を
周囲が作ってしまう。
もちろん俺の中にも、昔からすり込まれてきたこの手の考え方はしみついていたりするわけです。
ただ、自分が、「スポーツ選手としてはもうやめるべき年齢」に近づくにつれ、
「確かに体力は多少衰えたかも知れないが、それ以外の積み上げで
まだ全然やっていけるじゃん」という気づきもあったりして、
結局、「40歳レッドゾーン」というのは、その年齢までやっている=年俸もそれなり高いゆえの人件費の問題やら、
その人を抱えておくことによる選手保有数の枠の問題を、姥捨て山的な問題に
すり替えただけなんだろうな、と思ったりもしています。
ただ、最近の選手は、工藤、競技は違いますがキングカズ、ゴン中山など、
「もう引退しているべき年齢なのに全盛期とさほど変わっていない」サンプルを
間近に見ているし、一般の人でも以前ほど年齢の呪縛を受けなくなっているかも知れませんね。
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Unknown (rona)
2007-07-26 19:26:30
プロ野球が日本人男性に与えた年齢観というか、刷り込み効果は、相当なものがあると思う。
男は30代の半ばになると体力面が衰え出し、後半になると若手について行くのがきつくなってポジションを明け渡す事態に直面し、40代前にほとんどが離脱。
40を超えても「残っている」人は、珍しがられる。
この、「体力が要求される場では40を超えたらもう退場しているのが普通」という決め付けはかなり根が深く日本人男性に浸透してしまっていると思う。
職業としての野球が普及していない国では、40歳をレッドゾーン基準と見なす概念は無いのではないか。
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