ＪミートCM

一時あまりやっていなかったのに、最近またやたらと放送されている小川直也出演のＪミートCM。
ハッスルポーズは今やあちこちで日常的に使われているが、なんというか解釈を誤っている人が多いように思う。
もちろん俺の解釈が間違っているということも十分あり得るから、以下はそのつもりで。

あのポーズにおける「ハッスル」というのは、「ドリンク剤でハッスル」「焼き肉食べてハッスル」「マムシや
イモリの黒焼きを食べてハッスル」など、「夜の営み」から来ているであろうことは火を見るより明らかである。
だからこそ手で対象物をホールドし（ポーズとしてそれではキレイではないので、拳を握って空手の後方ヒジ打ちふうに
アレンジしているが）、腰を前後に動かす動作を模しているはずだ。つまり、巨人ベンチでよく見られた「ヒジを引くだけ」の
動きや、ＪミートCMで女性出演者がやっている（女だからという演出なのかも知れないが、多分そこまで考えて
いないだろう）腰の前後動なし・ヒザを上下動させることでヒジと連動…　というやり方は、ハッスルポーズを単なる
踊りとしてしかとらえていないものだと思う。日舞やダンスのようにしか見えない空手や拳法の型も、実は「こう来たら
こう受けてこう打ち返す」という攻防を、一人で練習できるように集大成したもので、ひとつひとつに意味があるのだ。