"愛の魔力 What's Love Got To Do It"でもって全米№1獲得、奇跡のカムバックを
したティナ・ターナーのライヴ・アルバムで、今週末も元気者で行こう。
”Tina Live in Europe ”(1988)/ Tina Turner 米国盤(2LP)
日本盤は1枚もので、しかもライヴの流れ・曲順も無視した編集盤。2枚に分けて発売
(”ライヴ・ベスト”と”モア・ライヴ!”の2枚)という売り方が当時腹が立ったっけ(怒)。
1枚目は傑作カムバック・アルバム”Private Dancer(1984)”と”Break Every Rule(1986)”
からのヒット曲が歌われる内容。映画「マッドマックス・サンダードーム(1985)」の主題歌
"孤独のヒーローWe Don't Need Another Hero"のライヴ・バージョンも聴けるよ。
さて、ここからが激しく身をくねらせシャウトするティナの白熱ステージが展開する。
2枚目はリズム&ブルースが全開なのだ。ワイルドでセクシーなティナが聴ける。
ダンス天国 Land Of 1,000 Dance,In The Midnight Hour,634-5789(Soulsville USA)
そしてどん底だった辛い私生活をも吐露するように歌う"A Change Is Gonna Come"
これにはロバート・クレイのギター・ソロも加わり感動的!
そしてR&Bからロック志向へ転向し成功した彼女を祝福するように、エリック・クラプトン、
デヴィッド・ボウイ、ブライアン・アダムスと次々とデュエットするナンバーが続く。
もちろんティナの代名詞"Proud Mary"も披露して、ヨーロッパの観衆を完全に魅了した
復活ライヴ。超ミニスカートが瞼に浮かぶぜ、これが愛の魔力か?(笑)元気者で行こう!