■毒性未知の化学物質が多い 現在は、何が危ないかわからないまま生産、使用してしまっています。これからも多くの化学物質に「こんな毒性があった」という情報が出てくるはずです。 医薬品では、臨床試験をする前に多くの毒性試験が義務付けられています。それでも臨床試験では副作用が多発します。また、発売後も問題になることが多くて(サリドマイド、キノホルム、タミフル)、タミフルのように少数例でも因果関係が疑われて、販売・使用が規制される例は多いのです。 ところが、農薬、工業化学物質では規制はザル状態です。医薬品と異なり、曝露は広範で量が測定しにくく疫学は困難で検出力が低い。したがって、因果関係が証明しにくいのです。 下に示した表は(社)日本皮革産業連合会がエコマーク商品「かばん・スーツケース・靴・履物」での革素材の基準として採用された「日本エコレザー基準書―2009」です。一つの産業部門でもこれだけの環境物質、重金属が使われ手いるのです。 <shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 425.25pt; HEIGHT: 312pt"><imagedata o:title="1856432A" src="file:///C:DOCUME~1PC-VL3~1LOCALS~1Tempmsohtml11clip_image001.jpg"></imagedata></shape>