里の家ファーム

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食用ホ-ズキ

2017年08月03日 | 野菜・花・植物

食用ホーズキ

 

◆ナス科ホオズキ属 (英)Cape Gooseberry (仏)Alkekenge, Physalis

  ホオズキはナス科ホオズキ属の多年草で、日本では観賞用としての方が良く知られています。浅草のほおずき市など有名ですね。

 ヨーロッパなどでは食用として栽培されてきました。中の丸い実を食べるのですが、何とも言えない独特で濃厚な甘酸っぱさがあり、それは英語名にあるようにまさにベリー類にも似た味わいです。とてもナスの仲間とは思えないです。日本でもここ数年、珍しいフルーツとして徐々に知られるようになり栽培を本格的に始めた地方も増えてきているようで、今後ますます人気が高まる事請け合いのフルーツです。その味や見た目から、「ストロベリートマト」「フルーツホオズキ」「ほおずきトマト」「オレンジチェリー」など産地や生産者によって色々な名称で出荷されています。

◆食用ホオズキの特徴

 食用ホオズキの香りは優しくほんのりと甘酸っぱい香りがします。アメリカでは、デザート向けの果実として扱われています。日本では扱いが微妙ですね。フルーツと言えばフルーツですが、イチゴなどと同じように分類によっては野菜として扱われます。

 食用ホオズキのガクは一般的な観賞用ホオズキのような果実を包む殻は赤くはなく、枯れた感じでカサカサしています。手で簡単に破ることができ、中に丸い実が1個入っています。実は球形からいちご型で表皮はオレンジ色で艶があり、皮はミニトマトより柔らかいです。果肉もオレンジ色で、中には小さくて白い種が無数に入っていますが、食べた時に口に残る感じではありません。

果肉をかじると甘味と酸味が口に広がり、例えるならパイナップル風味のミニトマト・・・みたいな何とも言えない美味しさです。

 ●食用ほおずきの主な産地と旬

◆秋田県上小阿仁村が先駆けとして有名

 秋田県上小阿仁村では 1998年頃から食用ホオズキの栽培に取り組み、今では特産として安定した生産を行っています。「恋どろぼう」というブランドもこの地方のブランドです。

◆近年注目が高まり、各地で栽培が始まっています。

  食用ほおずきは近年注目が高まり、北海道や長野県「太陽の子」、愛知県の「ほおずきトマト」、その他熊本県や、沖縄県、山形県上山市、島根県、岩手県など。まだ、各地の正確な生産量統計データは出ていません。

◆食用ホオズキの収穫時期は7月頃から始まります。

 各地で栽培が始まっていますが、おおむね収穫時期は夏の7月頃から始まり10月頃までがピークで、翌年の3月頃まで行われます。一方沖縄では3月頃から10月頃までが収穫時期となっています。ただ、ハウス栽培も行われ、市場には一年を通して出回るようになってきました。

◆最も沢山出回り、美味しい旬の時期は夏から秋です

 収穫のピークは8月中旬頃から10月にかけてとなり、この頃が最も価格も落ち着き美味しい旬の時期となります。

■食用ほおずきに含まれる主な有効成分と効用

●脂肪肝予防に効果があるイノシトール

  食用ホオズキには、ビタミンBの一種で抗脂肪肝ビタミンといわれるイノシトールが含まれています。このイノシトールは体内の脂肪が肝臓に蓄積しないようにコントロールする働きがあるとともに、コレステロール値を減らす働きがあるとされています。

●ビタミンAがたっぷり

 食用ホオズキには活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守ってくれたり、がん予防にも貢献すると言われるビタミンAが沢山含まれています。

●不足しがちな鉄分も多い

 成人が一日に摂取すべき鉄分の量は男性で7.5mg女性では10.5mgとされていますが、実際には女性において不足しがちと言われていますね。この食用ホオズキにはそんな鉄分もしっかりと含まれています。

 ■食用ほおずきの栄養成分量

●生の食用ほおずき 可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。日本の五訂日本食品標準成分表には記載がない為、アメリカのデータを参考として掲載しています。

エネルギー

水分

たんぱく質

脂質

炭水化物

灰分

飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸

コレステロール

食物繊維

53
kcal

85.4
g

1.9
g

0.7
g

11.2
g

0.8
g

-g

-g

0

g

 

ビタミン

A

E

K

B1

B2

ナイアシン

B6

葉酸

パントテン酸

C

720
IU

mg

μg

0.11
mg

0.04
mg

2.8
mg

mg

μg

mg

11
mg

 

無機質

ナトリウム

カリウム

カルシウム

マグネシウム

リン

mg

mg

9mg

mg

40mg

1.00mg

米国農務省国立栄養データベースより


女子高生強姦事件のもみ消し図った、兵庫県警と兵庫県教育委員会の組織的隠蔽工作を被害者母が告発

2017年08月03日 | 事件

mynewsjapan  08/02 2017

女子高生強姦事件のもみ消し図った、兵庫県警と兵庫県教育委員会の組織的隠蔽工作を被害者母が告発                        古川琢也

  美幸さん(仮名)は2012年4月、当時通っていた兵庫県立阪神昆陽高校(尾崎文雄校長)の同級生Xに強姦された。だが同校は事実発覚後、母親・一恵さん(仮名)に執拗に示談を勧め告発を妨げたばかりか、Xに「責任を取って学校を辞めろ」と強要し事実上の放校処分としながら、形式上は自主退学扱いとし、責任放棄を図った。伊丹警察署も、被害者が決定的な物証を示しているにもかかわらず被害届の受理を拒む一方、「相談者は被害届を出さないことに納得している」など嘘の報告書を作成。結局Xは、その後、別の傷害事件を起こして逮捕され、強姦でも有罪・中等少年院送致となったものの、仮にこの傷害事件がなければ伊丹署は被害届さえ受理していなかった可能性が高い。県警・学校が事件の表面化をここまで嫌った背景には、Xが小学4年時にも同級生に性的暴行をしていた非行歴(通称・尼崎市児童暴行事件)が関係していた可能性もある。現状、小学生時代の性犯罪歴が、高校側に通知され指導や監視に活かされる法律はなく、再犯を防げなかった。兵庫県警・教委の異常な事なかれ体質を、被害者が告発した。

 ◇自傷行為の理由

  兵庫県に住む50代女性・一恵さん(仮名)から、2016年2月に筆者のもとに送られてきたメールには、若い女性の「腕」だけを写した一枚の写真(冒頭画像)が添えられていた。

 その腕の手首から前腕内側にかけて無数に刻まれているカミソリ痕は、一恵さんの愛娘である美幸さんの、ここ数年間の自傷行為の痕跡だった。

  美幸さんは、15歳だった5年前(2012年)の4月16日、同じ高校に通う男子生徒Xによって強姦されて以来心身に不調を来し、昨年16年2月には「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断された。リストカットに依存するほどの深刻な心的外傷を彼女が抱えてしまった直接的要因が、Xによるレイプ行為、それ自体にあることは言うまでもない。

  ただ一恵さんは、自分たち母子をこれほどに苦しめた相手は、Xという一人の個人ではないのだ、ともいう。

  「1年2ケ月の中等少年院送致が十分な処分だとは全く思っていませんが、それでもXは法の裁きを受けることは受けました。しかし娘が被害を受けたことを最初に打ち明けて以来、学校は責任逃れのために私達を何度も欺き、警察は私たちに被害届けを出させまいとウソの報告書まで作成していました。そのことがどうしても許せません。今でも関係者たちは、誰一人責任を取っていないんです」

 「私自身も、伊丹署と学校から何度も不条理な対応をされるうちに過呼吸症候群とうつ病にかかってしまい、適応障害と診断されて現在も治療中です。パニック障害も頻繁に起こすようになり、仕事や日常生活にも支障をきたすようになっています」

 

注記=なお事件発生から2年後の14年5月、一恵さん・美幸さん母娘はXおよびXの両親を相手取って、神戸地裁伊丹支部に慰謝料等の請求訴訟を起こしており、この裁判は17年3月24日にX側が謝罪し慰謝料を払う形で和解成立している。本稿の大半の取材は両者の和解成立以前に行ったものであることを断っておく。

 

◇4度におよぶ卑劣な犯行

  被害者である美幸さんと加害者Xは2012年4月9日、兵庫県立川西高校、同宝塚良元校、伊丹市立高校という3つの高校を一括移転して当時新設されたばかりだった兵庫県立阪神昆陽高校(当時は尾崎文雄校長)に入学した.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。

 

◇自傷行為の理由

◇事件発生8ヶ月目に発覚、被害者の母も慢性的な過呼吸症候群に

◇「立件は難しい」と執拗に示談を推奨

◇加害者を「自主退学」させ責任放棄

◇警察も告訴受理せず

◇脅迫まがいの発言も

◇広聴処理表はデタラメばかり

◇伊丹署の怠慢で別の傷害事件が発生

◇Xに「尼崎児童暴行事件」主犯の過去

◇Xの非行歴「把握していない」は本当か?