米メディア速報 異例の試合展開も
毎日新聞 2018/09/10 11:47
【ニューヨーク長野宏美】8日の全米オープン女子決勝について、米メディアは大坂なおみ(20)の優勝を速報するとともに、敗れたセリーナ・ウィリアムズ(36)が主審に抗議し、異例の試合展開になったことにも注目した。
ニューヨーク・タイムズ紙は「大坂の力、スピード、心の混乱をシャットダウンする能力が相手に打ち勝った」と称賛した。
一方で、S・ウィリアムズが主審からペナルティーを受け、騒然となった試合展開も取り上げた。同紙は「怒り、罵声、涙、(警告を巡るS・ウィリアムズの)性差別の申し立てが大坂の勝利に影を落とした」と伝え、「S・ウィリアムズと主審の衝突した試合として記憶されるだろう」と報じた。
USAトゥデー紙は、表彰式で観客のブーイングを聞いた大坂が、サンバイザーのつばを下に引いて顔を隠して涙を流す写真を掲載し、「スポットライトが大坂でなくウィリアムズに当たって残念だ。多くの人は大坂への祝福が奪われたと感じている」と同情した。
このほか、タブロイド紙ニューヨーク・ポストは論評で「全米オープンが大坂にしたことは恥ずべきことだ」と酷評し、全力を尽くして番狂わせを起こした大坂に肩身の狭い思いをさせ、「これほどスポーツマンシップに反した出来事を見たことがない」と批判した。
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沢松奈生子氏
「お金じゃない、腕です」
大坂が市販ラケットで勝利に脱帽
デイリースポーツ/神戸新聞社 2018/09/10 12:42
プロテニスプレーヤーの沢松奈生子氏が10日、TBS系「あさチャン」で、全米オープンで日本人初優勝を飾った大坂なおみが、市販のラケットを使って快挙を達成したことに「お金じゃない。腕です」と脱帽した。番組では、大坂の快挙についてあらゆる方向から特集。その中で、大坂が使用した道具なども報じた。
注目のラケットだが、番組では使用したラケットメーカー担当者に取材し、大坂は市販のものとほぼ同じものを使っていると説明。ラケットのガット部分は、高価なものになると牛の腸などを使った「ナチュラルガット」というものを使用する選手が多いというが、大坂は縦がポリエステル、横がナイロンだったという。
沢松氏は、自分が使用しているラケットを持参し「恥ずかしながら、私はナチュラルガットという羊の腸、牛の腸を使ってました。1本分で約1万円。(大坂のラケットは)1本分で3000円?衝撃です」と言うと「もう、分かりました。お金じゃない。腕です」「お恥ずかしい限りです」と脱帽した。
他にもシューズもウエアもすべて市販品ということを知らされると沢松氏は「(自分はシューズは)足型を取って頂いていたので。足型を取らないで市販品であの動き。ますますお恥ずかしい」と赤面。オール市販品での快挙に「異例です。(トップ選手は)皆、オリジナルモデル、選手仕様にラケットも作ってもらっているので」と、改めて驚きの声を上げていた。
ビデオで試合のハイライトを観たが圧倒。相手に心の余裕はなくなっていた。
さらに表彰式でのスピーチが子供のように純真だった。
これからさらに期待ができる新星の誕生だ。