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化石燃料による大気汚染 死者、年間800万人か インド・中国 最も深刻

2021年02月11日 | 健康・病気

「しんぶん赤旗」2021年2月11日【国際】

米大学が論文

 【ベルリン=桑野白馬】化石燃料由来の大気汚染が原因で死亡する人が世界で年間800万人にのぼることが9日、明らかになりました。米ハーバード大学が英レスター大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどの協力を得て国際学術誌『環境調査』に発表した論文で分かりました。

 研究は、石炭や石油などの化石燃料を燃やした際に発生した有毒粒子が原因で、2018年の1年間に約800万人が死亡したと指摘。これは同年に世界全体で死亡した人の5人に1人に当たるとしています。

 死者数は既存の推計を大きく上回りました。疾病が世界に与える影響を評価する「世界疾病負荷研究」では、大気汚染による死者は年間420万人と推測されてきました。

 ハーバード大によると、化石燃料由来の大気汚染物質をより詳細に特定できるようになったほか、人々が生活している場での大気汚染の影響を正確に評価できるようになったことが要因だとしています。大気汚染が最も深刻だったのはインドや中国などの地域で、欧州や米国の被害も深刻だとしています。

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コロナ感染深刻化も 専門家推奨「PM2.5」から身を守る方法

「日刊ゲンダイ」2021/02/11 

 PM2.5を吸うと新型コロナに感染しやすくなる――。こんな研究結果が注目されている。

 京都大の高野裕久教授(環境医学)のチームがマウスの肺にPM2.5などの微粒子を液体にして投与。1日後に肺を調べると、ウイルスの細胞侵入を促す「ACE2」と「TMPRSS2」という2種類のタンパク質が増えていた。「2型肺胞上皮細胞」では、これらのタンパク質の割合は、通常2.5%だが、微粒子投与後は27~43%と大幅に増えたという。

すでにコロナの重症化率や死亡率は、大気汚染が深刻な地域ほど高いことが報告されている。京大の研究は、その因果関係を解明する一歩となりそうだ。

■シーズン突入

 環境省によると、PM2.5は春先に発生するという。

「1年のうち3~4月に増える傾向があります。国内で発生するほか、中国大陸などから移動性高気圧によって運ばれると考えられています」(大気環境課)

 あとひと月もすれば、PM2.5のピークを迎える。この物質から身を守るにはどうすればいいのか。「まずは二重マスクを着用することです」とは医学博士の米山公啓氏だ。

「高齢者などは布製マスクの下に不織布のマスクをかけ、二重で防御する。人の出入りが激しいオフィスは無理ですが、PM2.5が室内に入るのを防ぐために、一人きりの事務所や自宅にいるときは窓を閉め、空気清浄機をフル稼働してください。クルマのエアコンに空気の清浄効果が高いHEPAフィルターを取りつけるのもいい。春になったら、PM2.5の拡散予測のニュースを毎日チェックするべきです」

 環境省によると、日本国内でPM2.5の発生量が多いのは関東、関西、九州、瀬戸内海の4地域。いずれも工場やクルマ、船舶が多い場所だ。

「とくに心配な人は、PM2.5がゼロに近い北海道や東北などに“疎開”する方法もあります。花火大会の空気にPM2.5が浮遊しているという説もありますよ」(米山公啓氏)

 ウイルスと大気汚染の両方から避難しなければならない。


 昼前、短時間ではあったが陽が射した。江部乙へ。駐車スペースはご近所の方がトラクターのロータリーで飛ばしてくれた。ありがたい。除雪に3日かかると踏んでいたので大助かり。
 ハウスの腰ビニールを張る直管パイプが雪に埋もれていた。

放っておくと、雪が融けるとき、このパイプを一緒に下げてしまい、下手するとパイプがグニャグニャになってしまう。汗だくになって片側だけ終わらせた。あとは明日。



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