専門家「適切な情報共有があれば再発防止策が取られていたはず」【news23】
今年5月、沖縄でアメリカ軍の兵士が女性に性的暴行を加えたとして逮捕・起訴されていたことがわかりました。6月25日には、別のアメリカ兵による性的暴行事件が明らかになったばかりで、沖縄では怒りと不安が広がっています。 【写真を見る】沖縄で米兵による性的暴行事件がまた発覚 専門家「適切な情報共有があれば再発防止策が取られていたはず」【news23】 ■米兵による性的暴行でまた逮捕 沖縄知事「怒り心頭です」 28日午後6時すぎ、アメリカ兵による性的暴行事件を受け、米軍嘉手納基地のゲート前では思い思いの花を手に「性暴力」の根絶を訴える「フラワーデモ」が行われました。 デモの参加者 「子どもたちがレイプされていますから。本当にいたたまれなくて、絶対もうこれ許せんなと」 「軍事基地がなければ起きない犯罪なんですよ。それを沖縄に一方的に押し付けて、子どもたち、女の人、弱い人に犠牲を強いてなんなんですか、この社会は」 高まる沖縄の怒り。 沖縄県 玉城デニー知事 「本当に言葉にならないですね・・・怒り心頭です」 去年12月、沖縄のアメリカ空軍の兵長、ブレノン・ワシントン被告(25)が少女に性的暴行を加えたとして、起訴されていたことが明らかになったばかりですが、再び怒りをあらわにした沖縄の玉城知事。 新たに、今年5月にもアメリカ兵による性的暴行事件が起きていたことが明らかになったのです。 不同意性交等傷害の罪で起訴されたのは、アメリカ海兵隊上等兵のジャメル・クレイトン被告(21)。起訴状によると5月26日、本島中部で女性の首を絞めるなどした上で性的暴行を加えようとし、けがをさせたとされています。 クレイトン被告はその場から逃走しましたが、通報を受けた警察がその日のうちに緊急逮捕していました。 ■専門家は「情報が共有されていなかったことは大きな問題」 沖縄県 玉城デニー知事 「少女誘拐暴行事件が明るみに出た矢先、このような非人道的で卑劣な犯罪が再び発覚したということは、県民に強い不安を与えるだけではなく、女性の人権や尊厳もないがしろにするものであり、断じて許せるものではない」
相次いで発覚した米兵による性的暴行事件。 去年12月に起きた事件では、今年3月に被告が起訴されていますが、沖縄県には3か月も情報が共有されておらず、その間の5月に新たな事件が起きていたことになります。 沖縄国際大学の前泊教授は、去年12月の事件が県側に正しく伝わっていれば、再発防止策が取られていたはずだと指摘します。 沖縄国際大学 前泊博盛 教授 「(1995年の)少女暴行事件が起こった後の抗議が沖縄県内で起こった時には、(米兵の)事件が激減しているのがわかる。日米両政府がしっかりと隊員教育、あるいは隊員に対する警鐘を鳴らしている場合には、犯罪はかなりの数、抑止されていきます。そういう意味では、隠ぺいをしていたかのようなこの扱い、あるいは情報が共有されていなかったことは大きな問題だと思います」
国民の命も生活も守れない政権はサッサと去れ!
園のようす。
とうとう「真夏日」。
ハウスは全開でも36℃もある。
赤いバラも咲き始めて…
ツルバラ
ブラックベリーの花。
強風でボロボロになったのぼりを買い替え。