里の家ファーム

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NHK事情

2016年09月03日 | 社会・経済

こんなこともあったのですね。

   1か月前のことで申し訳ありませんが、これが先月26日(金)深夜にNHK解説委員7人が「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで日本の原発政策のデタラメと行き詰まりを赤裸々に語らせたのかもしれませんね。

 

あさイチ』でイノッチ、有働由美子らが戦争への危機感を表明し「叩かれても黙らない」とタブーに抵抗を宣言

      LITERA 2016.08.04.

  広島への原爆投下から71年目を明後日に迎えるが、そうしたなかで、きょう放送されたNHK『あさイチ』が話題を集めている。というのも、放送中には画面右上に大きく「戦争はイヤだ」というテロップが躍り、憲法9条の改正が議論にあがるなかで現代の戦争を考えよう、という特集だったからだ。

   しかも、番組は戦渦から日本に逃れてきた外国人に話を聴くという趣旨だったが、それは日本の現状に警鐘を鳴らす内容でもあった。

   たとえば、司会のイノッチこと井ノ原快彦は、「きょうは何を話すべきかってことなんですよね、ぼくらが」と力強く語り、現在の日本のなかで感じる危機感をこのように口にした。

  「いつ(戦争は)起きてもおかしくないっていうのを、もうちょっとリアルに想像できるかなって」

 「たとえば日本でひとつの流行が起こったときに、誰が止められるかっていえば、誰も止められないじゃないですか」

 「(大きい流れに)なっちゃったら誰にも止められない、治まるのを待つしかない」

  先の戦争がそうだったように、戦争への熱狂が扇動されれば、終わるまでは誰にも止められなくなってしまう。しかも、いまの日本では「積極的平和主義」という言葉のもとに武力攻撃を正当化している。そんななかで井ノ原は、戦争はすぐ身近なところにあり、大きな流れに乗ってしまうことの恐ろしさを訴えたのだ。

   さらに番組では、VTR出演したミャンマー人の女性が「銃を持って戦うことだけが戦争ではない。言いたいことを言えないことも戦争」と言い、ビルマにおける軍事政権の言論弾圧の実態を語ると、それを受けてNHK解説委員の柳澤秀夫はこんな話をはじめた。

  「メディアで伝える立場にあるぼくらの仕事っていうのは一体何なのかなって、やっぱり考えなきゃいけない」

 「目の前にある現実が一体何なのかなって立ち止まって、そこから『本当なのかな? これひょっとしたら嘘かもしれないな』って、それをチェックしていくのがぼくらの仕事だと思うんだよね。で、右から左にきたものをそのまんま『こうですよ』って垂れ流すのは、ぼくらの仕事を果たしていないと思う」

   完全に安倍政権の広報放送局に成り下がったNHKの番組で、まさに自社の報道批判とも言える発言だが、他の出演者も、メディアの萎縮によって社会に醸成されつつある“空気”に、次々に疑問を投げかけた。

   たとえば、井ノ原は「(政治の話題が)若干タブーな感じ」と言うと、ゲストのマキタスポーツも、「そうこうしているうちに、タブーがどんどんどんどん拡張していって広まっていくうちに、大事なことが進んでいっちゃってるような気もしますよね」と指摘した。

  また、司会の有働由美子も、“空気を読んで自分の言いたいことを封印することで、大きな空気に加担してしまうのが怖い”と感想を述べたのだが、ここで井ノ原は有働に「有働さんみたいな人、ぼくもそうだけど、バーって喋る人は、喋ったらいいと思うんですよね」と語りかけた。すると有働は「叩かれてもね」と返答し、井ノ原も「叩かれてもいい」と胸を張った。

  叩かれたとしても、大きな流れに与することなく言いたいことは言う。──こうした番組出演陣とスタッフの覚悟があるからこそ、『あさイチ』は弱腰のNHKにあって、弱者切り捨ての貧困や、他の情報番組では少しもクローズアップされない沖縄、戦争などの問題にも踏み込んでこられたのだろう。とくに、そうした覚悟が感じられたのは、井ノ原のこんな言葉だ。

 「まわりから『そんなこと言わないほうがいいんじゃない?』と言われるような、そういう人がいなくなるのがいちばん怖い」

   柳澤は、「戦争ってよくはじまるときに『正義のための戦争』って言うけど、ぼくは戦争っていうのは形容詞つかないと思うんですよ。戦争は戦争。戦争が一度はじまってしまったら、人が人を殺す現実しかないってつくづく思う」と戦争の本質を語れば、井ノ原は「毎日、朝ドラ観たいじゃないですか。で、観ながらああだこうだ言いたいし」と“ただ暮らしを守りたい”という生活者としての戦争に反対する素直な感想を口にした。──こうしたトークはとてもシンプルな、平和を考えるうえで当然のメッセージだ。しかし、この特集がはじまった際の、いつもより張り詰めた有働の表情からも“これくらいの内容”でさえ現在のNHKでは放送に緊張が伴うことが見てとれた。

  だからこそ、「叩かれても黙らない」とあらためて放送中に誓い合った井ノ原や有働には、大きなエールを送りたい。ふたりと柳澤にはこれからも、「戦争はイヤだ」という当たり前のことを当たり前のこととして、堂々と伝えつづけてほしい。そしてぜひ今度は、憲法改正に正面から切り込んでほしいと思う。  (水井多賀子)


体脂肪率

2016年09月02日 | 健康・病気

性別・年齢別!
  理想の体脂肪率と
    日本人の平均・標準

   ヘルスケア大学  更新日:2016/07/12

 

体脂肪率の基礎知識

  体脂肪率の理想は、男か女かによっても年齢によっても異なります。日本人の体脂肪率の平均値と、性別・年齢別の標準値について、医師の監修のもと、説明しています。

 この記事の監修ドクター
  渋谷DSクリニック 渋谷院 院長  林博之先生

 日本人の体脂肪率の平均と理想

  「体脂肪率」とはその言葉の通り、体重の中の「脂肪の割合」のことを指します。つまり、体重の何%が脂肪なのかという割合を知る数値です。

   体脂肪は、身体の健康を維持していくために、とても大切な役割を担っています。寒暖時の体温調節、免疫や性機能などのホルモン分泌、体を動かすためのエネルギーの備蓄などに体の脂肪分は必要不可欠です。

   体脂肪率の区分法のひとつとして、「痩せ」「標準-(マイナス)」「標準+(プラス)」「軽肥満」「肥満」の5つで分ける考え方があります。理想の体脂肪率は、男女によっても年齢によっても大きく違い、幅があるため、自分の年齢・性別の標準値を知り、比較してみると良いでしょう。

   項目は主に、痩せ・標準・肥満の3パターンですが、「標準」に関してはマイナスとプラスのふたつにわかれています。「標準マイナス」は痩せ寄りで、「標準プラス」は軽肥満寄り。ですが、標準の中の数値であれば、体脂肪による体への負担は少ないと考えてよいでしょう。
※あなたは、太りやすい生活をしていませんか?『太りやすい生活習慣チェック』で振り返ってみましょう。

 理想の体脂肪率を目指すために

   では「標準」ではなかった場合はどのようなリスクが潜んでいるのでしょうか。

   例えば、急激なダイエットで「痩せ」になった人は、体における脂肪の割合が低くなったために、脳は「体が飢餓状態だ」と間違った判断をしてしまう場合があります。そうなると、飢餓から命を守るために様々なエネルギーが使われ、女性の場合は無月経が起きたり、別の病気にかかりやすくなってしまう可能性があります。極端なカロリー制限をしていないかなど、食事全体の栄養バランスを見直すことが大切です。

   逆に、軽肥満・肥満の人は、脂肪が多いことで体に負担がかかり、病気を引き起こす危険があります。適度に運動をしたり、食べる量を減らしたり、栄養バランスを見直したりと、生活習慣を見直して、体脂肪率を少しでも標準へ近づけるように努力することが大切です。

   日本人の理想体脂肪率は、男性15~20%、女性20~28%とされています。日本人は世界的に見ても肥満率が低く、他国に比べて“太っている人の率が低い”国と言えます。それは、日本食が太りにくい点や、若者のダイエットが根付き、痩せている容姿を目指す傾向から、日本人の肥満率が低いのだと考えられます。年齢や性別によって理想とする体脂肪率が異なるため、さらに詳しく数値で見ていきましょう。

 性別・年齢別の体脂肪率の理想

 男性

 ~14歳

●痩せ ~6%

●標準(-) 7~15%

●標準(+) 16~24%

●軽肥満 25~29%

●肥満 30%~

 

15歳~17歳

●痩せ ~7%

●標準(-) 8%~15%

●標準(+) 16%~23%

●軽肥満 24%~27%

●肥満 28%~

 

18歳~39歳

●痩せ ~10%

●標準(-) 11~16%

●標準(+) 17~21%

●軽肥満 22~26%

●肥満 27%~

 

40歳~59歳

●痩せ ~11%

●標準(-) 12~17%

●標準(+) 18~22%

●軽肥満 23~27%

●肥満 28%~

 

60歳~

●痩せ ~13%

●標準(-) 14~19%

●標準(+) 20~24%

●軽肥満 25~29%

●肥満 30%~

 

女性

 

~13歳

●痩せ ~14%

●標準(-) 15~24%

●標準(+) 25~33%

●軽肥満 34~37%

●肥満 38%~

 

14歳~17歳

●痩せ ~17%

●標準(-) 18~26%

●標準(+) 27~35%

●軽肥満 36~39%

●肥満 40%~

 

18歳~39歳

●痩せ ~20%

●標準(-) 21~27%

●標準(+) 28~34%

●軽肥満 35~39%

●肥満 40%~

 

40歳~59歳

●痩せ ~21%

●標準(-) 22~28%

●標準(+) 29~35%

●軽肥満 36~40%

●肥満 41%~

 

60歳~

●痩せ ~22%

●標準(-) 23~29%

●標準(+) 30~36%

●軽肥満 37~41%

●肥満 42%~

 

   自分の標準値を知ることができましたか?もし、軽肥満か肥満という結果になってしまった方は『体脂肪の効果的な落とし方』を読んで理想の体脂肪率を目指しましょう。

   また、体脂肪率が低いと妊娠しにくい、ともいわれています。詳しくは『低すぎるのは不妊の原因に!女性の理想的な体脂肪率』を参考にしてください。


台風一過

2016年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム

台風被害にあわれた皆様へお見舞い申し上げます。
同じ農業者として、収穫間際に畑が冠水した様子がTVに映し出されると無念さを感じざるを得ません。
幸いにしてこちらは雨も風もさほどではなく、無事に過ごしております。

台風が去ると、一気に秋が深まるものと考えていましたが、どうして、30℃を超える夏日です。

今日は町主催の体力測定会がありましたので行ってきました。最近体力に自信が持てなくなってきたので、やっぱりちゃんとした運動が必要だろうと思うようになってきたからです。一応標準以上のようですが、詳細は4日に来てくださいとのことでした。ここで身長を計ったらやっぱり!1cm伸びました。てか、前回の測り方が間違ったのでしょう。

昨夜からキツネ対策で、大きな方の犬をとうきび畑の端につないできました。それとトランジスターラジオです。


ブドウ糖、果糖―肥満防止に……。

2016年09月01日 | 健康・病気

砂糖より甘くて太る?

 果物以外からも摂取されるブドウ糖と果糖の特徴

  株式会社オールアバウト - All About - 2016年8月30日

 ■甘みが強くて太る? 果物以外にも含まれる果糖とは

ご飯やパン等の穀類やとうもろこし、芋類に含まれるデンプンや、砂糖などの糖類は、口から入って胃腸で分解され、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)などの単糖類となって吸収されます。

果糖は、主に果物やハチミツなどに含まれ、またブドウ糖とくっついてショ糖(砂糖)を構成しています。

また、私たちは果物等を食べていなくても、意識せずに果糖を摂っています。というのは、清涼飲料水や乳飲料、冷菓類などに使われる異性化糖にも果糖が含まれているからです。

異性化糖は、主にブドウ糖と果糖からなる液状糖。異性化液糖は、とうもろこし、じゃが芋、さつま芋などのデンプンを原料とし、酵素によってブドウ糖に、さらに一部を果糖に分解して異性化し、液糖として使用されます。

日本農林規格(JAS)により、糖のうち果糖含有率の割合が、50%未満はブドウ糖果糖液糖、50%以上は果糖ブドウ糖液糖、90%以上は高果糖液糖と定められています。さらにブドウ糖果糖液糖あるいは果糖ブドウ糖液糖に、その糖の量を超えない量の砂糖を加えたものの砂糖混合異性化液糖があります。

果糖は、糖の中で最も甘味が強いという特徴があります。また冷やすことで甘味が強くなります。一方ぶどう糖は、甘さは弱いけれどさわやかな味です。どちらも、砂糖と比べて甘味が口に残りにくくスッキリしているなどの特徴があり、低温での利用に向いているので、清涼飲料水や冷菓、乳飲料などには適していること、また価格が安いこともあり、異性化糖は普及しました。

■果糖は、血糖値を上げないけれど……過剰摂取と肥満リスク

体内で果糖はどのように影響するのでしょう。たとえば、ブドウ糖は小腸から吸収された後、血液中に入り、血液中に糖が増えて血糖値が上がりますが、インスリンが膵臓から分泌されることで血糖値を下げ、全身の細胞に運ばれ、エネルギーとして利用され、余った分は中性脂肪となります。

一方の果糖は、ほとんどが肝臓で代謝され、インスリンを必要としないので血糖値を上げません。血糖値の急上昇が肥満や糖化につながると考えられるため、果糖のように血糖値を上げなければ肥満を防ぐのではないかと考えられました。しかし果糖も、過剰に摂ると肥満のリスクがあることが指摘されています。

独立行政法人 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報では、

「・フルクトースの多量摂取は中性脂肪の蓄積をまねき、コレステロールの合成を促進する。」

と記載されています(※フルクトースは果糖のことです)。

■果糖で満腹感は満たされない? 満足感で食欲を抑える意味

ブドウ糖を摂ると、インスリンを分泌し血糖値が上がりますが、だからこそ脳は満腹感を感じ、食欲が抑えられます。

ところが果糖は、インスリンを必要とせず血糖値を直接的には上げません。満腹感を感じないので食欲が抑えられず、結局摂取し過ぎることで、脂肪が蓄積され、肥満などにつながると考えられています。

特に異性化糖液などが使用された加工品は、口当たりがよいですし、飲み過ぎてしまうと、想像以上に果糖を摂っていても、なかなか実感しにくいのだと思います。

一方で、果糖は果物に多く含まれますが、果物が体に悪いというわけではありません。果物には、果糖の他にもぶどう糖やショ糖、また二糖類、多糖類なども含まれ、他にビタミンやミネラル、食物繊維、抗酸化作用のあるフィトケミカルなどの有効な栄養成分も含んでおり、健康のためにも摂りたい食品です。

痛風の患者さんの場合は、果糖だけでなく果糖を含む果物や果汁にもリスクがあるので注意が必要ですが、健康な人が果物などを適量を食べる分には問題はないでしょう。また果物として食べれば、過剰には食べられないものです。

糖質制限によるダイエット法などで、糖質は敬遠されがちですが、果物などの一般的な食べ物から摂れば、様々な栄養成分も摂れ、食物繊維なども一緒に摂れば、血糖値の上昇も緩やかになります。

果糖にしろブドウ糖にしろ、摂取し過ぎることが問題となります。サプリメントのように特定の成分だけを濃縮しているものと異なり、一般的な食べ物から摂取する糖質は、健康を維持するうえでも必要な栄養素。適切な量を摂取し、また食欲を落ち着かせるという働きを活かし、食べ過ぎを控えて肥満防止に役立てられるとよいのですが……。そのためにも、ブドウ糖、果糖の特徴を理解しておくことが大切だと思います。