せぐくまるひとにぶらいのきたのかぜ
え~っと またまた伊豆の写真に戻ってきました・・・
白浜で見つけた これはただの「木」なのですが
私には 力無く うずくまっている後ろ姿
うなだれて座り込む人の背中にしか見えなくて・・・パチリ
えっ見えない??無理やりでも見てくださいねぇ~(汗)
少々のネタ不足ですから~
厳しいときは 難しい漢字の起用!!
これ、笑子の得意技ですねっ(つω`*)エヘ
【 跼る 】 せぐくまる と読みますね
意味は・・・からだを前へかがめ、背を丸くする。かがまる。
「唯でさえ猫背なのを、一層寒空の下に跼って」・・・などという
使われ方をします
中原中也の「夜半の嵐」
松吹く風よ、寒い夜(よ)の
われや憂き世にながらへて
あどけなき、吾子(あこ)をしみればせぐくまる
おもひをするよ、今日このごろ。
人のなさけの冷たくて、
真(しん)はまことに響きなく……
松吹く風よ、寒い夜(よ)の
汝(なれ)より悲しきものはなし。
酔覚めの、寝覚めかなしくまづきこゆ
汝(なれ)より悲しきものはなし。
口渇くとて起出でて
水をのみ、渇きとまるとみるほどに
吹き寄する風よ、寒い夜の
喀痰(かくたん)すれば唇(くち)寒く
また床(とこ)に入り耳にきく
夜半の嵐の、かなしさよ……
それ、死の期(とき)もかからまし
・・・・なんと悲しい詩なのでしょうか
長男の死の直前に書かれたであろうといわれています
余りまで淋しそうな背中だったので
ちょっと 笑子らしくないフォト俳句でしたでしょうか(`-д-;)ゞ
冬の海は やはり・・・どこか淋しそうですね
ときどきは こんなフォト俳句もいいかな。。。と
淋しそうな背中を見つけたら そっと「どうしたの」って
声をかけてあげたいですね
近しい人なら 背中をさすってあげたいです
もし自分がそんなときは やっぱり誰かにそうして欲しいと思うから・・・・
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・・・そうですね
漢字そのもの、響きさえ哀しように思えます
日本の言葉って奥が深いですね
いろんな人生があると思いますが
子供を亡くすことは、最も哀しいことでしょう…
想像を絶します
いろいろな中でこうして、ブログの中に
写真や文字で自分の生きた道も、残していけたらいいですね。。。
私にも、見えましたよ。ほんとに、、。
笑子さんの文を読まないでそう感じました。
これがここにぽつんとあったら、、撮っちゃいますよね〜(笑
そして、悲しい詩じっくり見ました。
そして、ググってみました。
もちろん、どんな人かってことも知っていましたが、詳細は全く、、でしたのでね〜(笑
その人の生き様って、、いろんなことで表せるんだろうな〜。
文字、写真、職業、スポーツ、、、、色々ですね。ほんとに。
肉親や本当に近しい人なら、直ぐにそうしたいですが…
お友達にとても哀しい思いをした人がいまして
私なりにお手紙を書いたりしたのですが、彼女にとっては
迷惑だったようです・・・
哀しみが深ければ深いほど、寄り添えない場合もありますね
自分の思いが上手く伝えられない・・・とても哀しいことでした
ごめんなさい
お辛い記憶を呼び起こしてしまいました
それ以上の哀しみがこの世にあるのだろうか。。。
本当にそう思います
ちょっと厳しいときに
難しい漢字の助けを借りています
耳慣れない言葉はそれだけで「何か」新鮮なものです☆
「風になりたい・・・」そんなふうに思える時が
私もあります
中城ふみ子・・・
短くも壮絶な人生を生きたかたですね。。。
「灼きつくす口づけさへも目をあけてうけたる我をかなしみ給へ」
1度中に入ったら忘れられない詩が多くあります
ありがとうございます☆
時々難しい漢字引っ張り出してきて
俳句作り格闘しています。。。
お名前の記憶が消えてしまったんですね
2度もありがとうございます
海辺の漂着物・・・・その長き旅を想像させますね
まだ2歳の我が子を失う哀しみは
生きる気力さえ失うほどのものだったのでしょう…
冬の海は美しくも、厳しくて…
ただそこに北風にさらされている、ただの木なのに
イメージが膨らんでいきました
そう、きっと笑子さんなら声をかけて
背中をさすって下さる…。
笑子さんからはそんな寄り添う気持ちを感じます。
だから、砂浜の「木」にも「跼る」イメージを
見い出せちゃうのでしょうね!
ココロがちょっとじ~んとしましたよ♪
素敵な写真ですね。
こう言うのは好きですよ。
漢字は分かりませんでした。
言葉もあまり耳にしませんでした。
漢検の一級クラスです!(笑)
すごく新鮮でした。
写真もナイス!
昨日もコメント入っていましたね。すみません・・・。
>あどけなき、吾子(あこ)をしみればせぐくまる
結婚して4年後に急逝したのは2歳で亡くなった
長男の死が相当なショックだったからだと伝えられていますね。
自分より子供が先に逝くなんて考えただけでも
「跼り」ます。
砂浜の写真、さすがの連想力に脱帽です。
さて、今日はちょっぴり寂しそうですね。
海辺の流木って流され流されて、いろいろなものを見てきているんだろうなぁ~って思います。
声、かけないといけませんね。
・・・近くても、めったに行かないんですね
冬の犬島の写真は貴重かなっ!!
あ~、無理やりでも、背中に見えてよかった(汗)
早速マスク着用の笑子でした。゚(*´□`)゚。ウワェェェン
海岸に横たわる木ってどこか寂しげですよね。
こちらの木はうなだれているのですね?
そう思ってみたらそんな風に見えてくるのが不思議です。
どこか寂しげな冬の海、嫌いじゃないです。
寒いからめったに行きませんけど(笑)