愛は愛とて 何になる男一郎 まこととて
幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて
昭和余年は 春も宵 桜吹雪けば 蝶も舞う
寂しかったわ どうしたの 母さまの 夢見たね
おふとん もひとつ ほしいよね いえいえこうして いられたら
あなたの口から さようならは 言えないことと 思ってた
はだか電球 舞踏会 踊りし日々は 走馬燈(そうまとう)
幸子の幸は どこにある
愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて
幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて
幸子と一郎の 物語 おなみだ頂戴 ありがとう
僕が高校1年の時に話題となった 「赤色エレジ-」
林 清一さんが 雑誌「ガロ」に掲載し
その後 あがた森魚さんがレコ-ドを出しました
バックバンドは はちみつパイ
金は無くても 幸せを・・・
淋しい 哀しい 昭和の一場面
友達が本を手に入れた時は 授業中に回し読みをしていた
このころから「同棲」って言葉を耳にする様になり
赤色エレジ-のレコ-ドが出た年に 上村一夫さん「同棲時代」が一世を風靡した
僕は文化祭でこの歌も歌いました
林さんの もの哀しい 顔が好きですね
高校の時の赤色エレジ-の本は無く
数年前にブックオフで 偶然 復刻版を見つけ購入しました
本を開けば 16の僕が・・・そこにいる・・・って感じです
2012年に載せた画像⤵
勿論 僕の待ち受けは エレジ-の表紙です
追記:赤色エレジ-をきいて何時も思い出すのは
さくらと一郎の「昭和枯れすすき」
貧しさに負けた いえ世間に負けた
この街も追われた いっそきれいに死のうか
力の限り 生きたから未練などないわ
花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき
何となく 二人の抱えている世界が同じような気がするからです