なんちゃって登山隊のGW山行は、上高地からアプローチする山で、登ってなかった「焼岳(2399m北峰)」に行くことに。
■5月2日(1日目)
午前中に横浜を出発しての夕方に上高地入り。
多分上高地に宿泊するのは、これが最後ですから、豪華に「上高地アルペンホテル」に宿泊してみました。
夕食は、山の幸&海の幸が食べきらない程でした。
城ヶ崎で評判の「大重丸」の食事を大きく上回りましたよ。
■5月3日(2日目)
山登りに着たのに、朝から温泉に入り、ホテルでゆっくり朝食をいただきました。
さらに、散歩しながら帝国ホテルに行きケーキセットを食べたりして。
おいおい本当に俺たち山登りにきたの?状態です。
やっと、上高地外れの「焼岳登山口」に着いたのは、11時30分ごろ。
まあ、今日の目的地の「焼岳小屋2080m」は、三時間程登れば着いてしまう程度ですから。
雪も今年は少ないし。
皆お気楽状態です。
■登山道入り口
ゆるい樹林帯を登って行くと、左に峠沢の崩壊してるのが見える。
さらに、樹林帯を登ると急に登りがきつくなり岩場になる。
そして、いくつかの短いハシゴ場を登ると、いよいよ残雪が多くなる。
切り立った岩場の下の雪の斜面を300m程トラバースするのだが、足を滑らせると崩壊した峠沢まで落ちてしまいそうで怖い。
それに、落石の形跡も有りかなり緊張する。
■夏ならただの登山道を歩くだけの場所だろうけど・・・・。
この、トラバースの突き当たりの岩に、28段の長い梯子がかかっていた。
梯子から岩に移る足場は、凍っていた。
標高も2000m付近なので、まだまだ日陰は凍っています。
梯子から5分も登ると、斜面も南側になり雪も一部解けて夏道が顔をだしていた。
20分も登ると、雪に埋まった「焼岳小屋2080m」に到着。
■中尾温泉側から見た焼岳と雪に埋まった小屋。
今日はこの付近に幕営する予定だったが、時間も早いのでもう少し登って見ることに。
展望台の方に登って行く頃から、天候が悪くなりだし風が強くなる。
さらに、雪も降り出す。
やはり、山の天気は変わりやすい。
展望台のあたりは、噴煙もあがっていて周りの空気が何か暖かいのが不思議。
踏み跡が消えかかっている斜面をどんどん登るとガレ場になる。
噴煙が上がるガレ場を30分程登ると斜度がかなりきつくなり頂上直下の岩場に出る。
ここで、俺が大きな間違いを犯してしまった。
踏み跡がある方向の岩に、目印が無いのでがおかしいとは思ったのだが・・・。
つい、踏み跡を追っかけてトラバースに入ってしまったのだ。
かなり危険なトーラバースになってしまったので、これは違うなと、間違えに気づいた時には、もう遅かったです。
戻ろうにも戻れない状態でした。
今回、ここまで危険な状況になると思わなかったので補助ロープすら持ってきていませんでした。
途中、ぷっちゃんが恐怖で動けなくなってしまい、その確保を俺がすることに。
ルートを探すのを、あらちゃんにしてもらう事に。
■頂上直下のトラバース。
結局、10m程のトラバースを2回して2級程度の岩を登り、無事頂上に到着。
しかし、ぷっちゃんの確保に1時間は掛ってしまった。
■焼岳の頂上(北峰2393m)地熱で雪が解けている場所もある。
■頂上直下の噴煙が一番上がっている場所。
天候が悪くなる気配がするので、直ぐに中の湯方向に下山を開始する。
頂上直下の岩場をアイゼンを付けた状態で慎重に降りていくと、広いすり鉢状の雪原に出た。
雪の状態からすると、雪崩の可能性はなさそうですが、落石は危なそうです。
■すり鉢状の広い雪原。
一気に2000m付近まで降りて、幕営準備。
時間は、18時過ぎてしまった。
■左後ろのピークが、「焼岳南峰2455.4」現在立ち入り禁止です。
■5月4日
スコップで適当に整地したせいか、床がでこぼこで寝づらくて何度も起きてしまった。
それに、夜には雷が鳴るは、あられみたいな雪が降ってうるさいはで大変でした。
翌朝、7時に出発して2時程で中の湯に到着。
今回の山行は、肉体的には対した事はなかったが、精神的にはかなり疲れた。
■中の湯の登山口に下山してきた所。
■5月2日(1日目)
午前中に横浜を出発しての夕方に上高地入り。
多分上高地に宿泊するのは、これが最後ですから、豪華に「上高地アルペンホテル」に宿泊してみました。
夕食は、山の幸&海の幸が食べきらない程でした。
城ヶ崎で評判の「大重丸」の食事を大きく上回りましたよ。
■5月3日(2日目)
山登りに着たのに、朝から温泉に入り、ホテルでゆっくり朝食をいただきました。
さらに、散歩しながら帝国ホテルに行きケーキセットを食べたりして。
おいおい本当に俺たち山登りにきたの?状態です。
やっと、上高地外れの「焼岳登山口」に着いたのは、11時30分ごろ。
まあ、今日の目的地の「焼岳小屋2080m」は、三時間程登れば着いてしまう程度ですから。
雪も今年は少ないし。
皆お気楽状態です。
■登山道入り口
ゆるい樹林帯を登って行くと、左に峠沢の崩壊してるのが見える。
さらに、樹林帯を登ると急に登りがきつくなり岩場になる。
そして、いくつかの短いハシゴ場を登ると、いよいよ残雪が多くなる。
切り立った岩場の下の雪の斜面を300m程トラバースするのだが、足を滑らせると崩壊した峠沢まで落ちてしまいそうで怖い。
それに、落石の形跡も有りかなり緊張する。
■夏ならただの登山道を歩くだけの場所だろうけど・・・・。
この、トラバースの突き当たりの岩に、28段の長い梯子がかかっていた。
梯子から岩に移る足場は、凍っていた。
標高も2000m付近なので、まだまだ日陰は凍っています。
梯子から5分も登ると、斜面も南側になり雪も一部解けて夏道が顔をだしていた。
20分も登ると、雪に埋まった「焼岳小屋2080m」に到着。
■中尾温泉側から見た焼岳と雪に埋まった小屋。
今日はこの付近に幕営する予定だったが、時間も早いのでもう少し登って見ることに。
展望台の方に登って行く頃から、天候が悪くなりだし風が強くなる。
さらに、雪も降り出す。
やはり、山の天気は変わりやすい。
展望台のあたりは、噴煙もあがっていて周りの空気が何か暖かいのが不思議。
踏み跡が消えかかっている斜面をどんどん登るとガレ場になる。
噴煙が上がるガレ場を30分程登ると斜度がかなりきつくなり頂上直下の岩場に出る。
ここで、俺が大きな間違いを犯してしまった。
踏み跡がある方向の岩に、目印が無いのでがおかしいとは思ったのだが・・・。
つい、踏み跡を追っかけてトラバースに入ってしまったのだ。
かなり危険なトーラバースになってしまったので、これは違うなと、間違えに気づいた時には、もう遅かったです。
戻ろうにも戻れない状態でした。
今回、ここまで危険な状況になると思わなかったので補助ロープすら持ってきていませんでした。
途中、ぷっちゃんが恐怖で動けなくなってしまい、その確保を俺がすることに。
ルートを探すのを、あらちゃんにしてもらう事に。
■頂上直下のトラバース。
結局、10m程のトラバースを2回して2級程度の岩を登り、無事頂上に到着。
しかし、ぷっちゃんの確保に1時間は掛ってしまった。
■焼岳の頂上(北峰2393m)地熱で雪が解けている場所もある。
■頂上直下の噴煙が一番上がっている場所。
天候が悪くなる気配がするので、直ぐに中の湯方向に下山を開始する。
頂上直下の岩場をアイゼンを付けた状態で慎重に降りていくと、広いすり鉢状の雪原に出た。
雪の状態からすると、雪崩の可能性はなさそうですが、落石は危なそうです。
■すり鉢状の広い雪原。
一気に2000m付近まで降りて、幕営準備。
時間は、18時過ぎてしまった。
■左後ろのピークが、「焼岳南峰2455.4」現在立ち入り禁止です。
■5月4日
スコップで適当に整地したせいか、床がでこぼこで寝づらくて何度も起きてしまった。
それに、夜には雷が鳴るは、あられみたいな雪が降ってうるさいはで大変でした。
翌朝、7時に出発して2時程で中の湯に到着。
今回の山行は、肉体的には対した事はなかったが、精神的にはかなり疲れた。
■中の湯の登山口に下山してきた所。