つめの変色や変形は、つめ自体の病気が原因の場合もあります。
貧血や肺の病気など、全身の異常がつめに現れるケースがあり、
注意が仏要です。
足指のつめが変形すると、転倒を招く危険性が高くなる。
特に、足腰の筋力が衰えがちな高齢者は、介護予防のためにも、
つめのケアは、不可欠といえます。
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つめは皮膚の一部で、ものをつかんだり、指先を保護したり、指先の
微妙な感覚を察知したり、といった日常生活に欠かせない機能がある。
「手指はあるゆるものに触れることが多いため、つめの周囲に小さな傷が
あると、そこから、ウイルスや細菌が入り、感染症を起こしやすくなります。
若い女性に人気のネイルアートも、つめの変色や変形を招く要因に
なりやすい。つけづめの下に雑菌が入ると、つめを緑色に変色させる
緑脳菌に感染する恐れがある。
除光液を繰り返し付けることで、つめが乾燥し、二枚づめになったり、
表面が浮き上がる、爪甲剥栗離症になったりすることもある。
つめは体の異常を知らせる、サインにもなる。
茶褐色のつめは腫瘍、ばち上のつめは心臓や肺の病気、中央部が
スプーン状にくぼんだつめは、貧血や甲状腺機能の異常などが、
隠れている場合があり、つめを気にすることで、そこに現れている体の
異常をしってほしい」
と同愛記念病院(東京都墨田区)皮膚科の、金子 健彦部長。
東京医療保険大の山下 和彦準教授は、
「足づめの異常は、足の筋力とバランス機能を低下させ、転倒を誘発する
要因になっているといえる。つめを正しく切るなど、足元のケアに日ごろから、
意識して取り組むことが大切です」 と話している。
*** 朝日新聞・体とこころの通信簿より抜粋にて ***
つめは、体の変調知らすサインにもなるわけですが、皮膚の一部で
あるとか、指先を保護したり、と大切な働きをしているわけです。
つめの色、つめの変形など、異常を知らせてくれるサインを、
見逃すことのないよう、つめの大切さを、意識したいと思います。
フラワーパークにての、ピンクのバラです