9月15日に、「魚が健康によい理由」を、書きとめたばかりですが、
サンマの良さも書かれていましたので、書き記してみます・・・。
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サンマの塩焼きの時、脂の焼けるジュッという音、
この脂こそ、健康パワーの源だ。
脂に含まれる、ドコサヘキサエン酸(DHA)という脂肪酸が、
サンマの健康成分の代表格。
脳の働きを活性化させる、機能などが知られる。
他の魚にもDHAはあるが、日本食品成分表によると、
安価の魚では最も含有量が高く、100㌘あたり1.7㌘含まれている。
マイワシの3割増、サバの2倍以上だ。
DHAは、人体にも元々ある物質、脳の神経細胞の細胞膜にあり、
情報伝達を助けていると、考えられている。
女子栄養大の鈴木 平光教授は
80年代、ネズミにDHA入りのエサを、食べさせたところ、
脳内のDHA量が増えることを確認。
学習の能力が、向上することも分かった。
その後、老人ホームの入居者の、協力を得て行った実験では、
DHA入りヨーグルトを、食べ続けた老人たちの知能テストの
点数が伸び、食べなかった老人の点数は、落ちたことを確認。
鈴木教授は、
「老人の脳の働きは、時間とともに衰えるが、DHAは
衰えを食い止め、時には、向上させることが分かった」
と説明する。
DHAは熱に強く、どんな調理法でも、問題はない。
鈴木教授は、一日1㌘の摂取を推奨する。
サンマ一匹に含まれるDHAは2㌘前後で、
一日の摂取量を軽くクリア・・・・・。
*** 朝日新聞・食の健康学より、抜粋にて ***
この記事を書かれた、長野 剛さんは、
「この秋、毎日食べれば、天才になれる?」
とユーモアで、記事を終わらせていますが、
「体にいいといっても、脂質なので、取り過ぎは禁物。
野菜などと一緒に、バランスよく食べましょう」
この部分は、9月15日に書かれていたことを、書き記しました。
草花たちのなかの、アザミです。
左側の細長い赤い花は、「水引」と教えていただきました。