気ままな思いを

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加齢とともに腸も老化現象を・・・

2015-03-29 | 医療関係

 

腸の老化現象は、今までの食生活などの生活習慣によって、
違いがはっきりと表れるそうです。

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大腸の動きがよいと腸内で発酵が起こりますが、悪いと腐敗が
起こり、その動きに間接的に関与しているのが腸内細菌です。

一般的には「善玉菌」が2割、「悪玉菌」が1割、どちらに
働くかよくわかっていない「日和見(ひよりみ)菌=未分類の菌」
が7割で構成されています。

乳酸菌やビフィズス菌に代表される、いわゆる「善玉菌」は、
大腸に送り込まれた食べ物の残りカスから糖分を分解し、
体に有用な物質を作ります。

一方の「悪玉菌」は、消化されずに大腸に送り込まれたタンパク質
やアミノ酸、胆汁酸などを分解して、体に有害な硫化水素や
アンモニアなどを作りだします。

「日和見菌」は、腸内細菌のバランスが善玉菌優位になると、善玉菌
のサポートをして腸内環境を整えます。
逆に、悪玉菌優位に傾けば、日和見菌が悪玉菌の仲間となり、一緒に
悪さをしてしまうのです。

大腸の動きも体と同じで、加齢とともに衰え、それと伴い腸内の
悪玉菌も増加します。
悪玉菌の働きによって発生した有害物質は、大腸の動きを鈍らせ、便秘を
引き起こし、それによって、さらに腸内環境が悪化し、負の連鎖を生みだし、
また有害物質の影響は腸内だけの問題にとどまらず、腸壁から吸収されて
血流にのって全身に運ばれていくのです。
また、免疫システムに異常をきたすため、病気にもかかりやすくなります。


*** 月刊みすみより抜粋にて ***

善玉菌、悪玉菌はよく聞いていますが、「日和見菌」は初めて知りました。
善玉菌のサポートをしたり、悪玉菌の仲間になって悪さをしたり、では
喜んでばかりいられない菌のようです。

健康維持に関与するのが善玉菌、悪化させるのが悪玉菌と覚えておきます!!。



鉢植えのヒヤシンスです