官也街の誠昌飯店

人だかりの正体は「誠昌飯店」の客待ちでした。中華料理の客待ちは嘘をつきませんので、安くて美味しいんでしょうね・・・。

官也街を進むと・・・

官也街を進むと、マカオクッキー屋さんや甘味やさんがあります。その先に人だかりが・・・。

官也街のガロ

そんな老舗の料理店の１つがポルトガル料理店のガロです。小さなお店ですが、その味は健在で店内に飾られたポルトガル民芸品が良い雰囲気を作り出しています。

官也街の様子

旅行ガイドブックなどを読みますともっとたくさんの店が長い通りに存在しているのかと錯覚してしまいますが、実際は１００ｍ程度の短い通りに軒を並べているだけです。中には老舗の料理店もありお目当ての店に足繁く通う人も多いそうです。

官也街

施督憲正街を西へ歩くと次第に人の多い場所に行き当たります。その通りが「官也街」です。この通りは昔ながらの甘味やさんやレストランが１００ｍ程度の間に並んで開店しています。

施督憲正街その２

施督憲正街の写真をもう１枚。遠くにコタイ地区に新しく建築中の星際酒店が見えます。通りをもう少し先へ歩くと、有名な「官也街」があります。

施督憲正街

嘉模斜巷という階段通路を下がっていくと、施督憲正街にぶつかります。通りには小さな珈琲店が点在し、新聞片手に休憩している客で賑わっています。東洋と西洋がほどよく混ざった感じが素敵ですよね。

嘉模斜巷

タイパハウスミュージアム横の階段を上り、教会を左手に見ながら北へ進むと、「嘉模斜巷」と呼ばれる施督憲正街に続く階段通路に出ます。ガジュマロの樹が生い茂り雰囲気のある通路ですね。

タイパハウスミュージアム

ミントグリーンの色が映えるタイパハウスミュージアム。元ポルトガル公館を改装し博物館としたものです。コロニアル様式でダイニングルームやリビングルームなど２０世紀初頭のポルトガル人家庭の暮らしぶりがうかがい知れます。

ところで・・・私がここを訪問した際、有料であることを知らずに中に入って写真を撮ろうとしたら、保安員が突然「あなた、切符は買ったの？切符を買っていないならすぐ出ていきなさい！」と怒鳴ってきました。対応の悪さに思わずむっとしてしまいましたね。こういう体験をするとマカオとは言え中国系の国にいるんだなあと思ってしまいます。

日本だったらこんなそっけない命令でなく、お客に対しては丁寧に有料であることを説明して退出してもらいますよね。相手に対し思いやりを持つか持たないかの違いなのですが、中国では今後も第三者に対する思いやりは期待できないでしょう。

十字公園

ときどき
ヴェネチアンホテルのバスターミナル側から外に出て湖の横を歩くこと１０分。公園の入り口が見えてきます。この公園の名は十字公園。公園の先には有名なタイパハウスミュージアムがあります。私が訪れたときにはあまりたくさんの花は咲いていませんでしたが、開花の季節ですとこの公園は非常に綺麗でしょうね。