吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

深セン湾個人観光客向け遊覧船就航

2011-02-11 22:04:24 | 深セン情報
先日深センの報道番組を見ていたら、蛇口起点の遊覧船の切符を観光客に乱売してしまい、船に乗れない観光客が100人単位で発生したとのニュースが流れてきました。このニュースを聞いて「あれっ?この遊覧船は一般人向けの乗船も始めたの?」との疑問が生じ、先日埠頭まで確かめに行ってきました。


↑埠頭の国内フェリチケット売り場に入ったらこんな看板が立っていました。以前遊覧船は団体客向けと書いてしまいましたが、いよいよ個人観光客向けの観光も始めたようです。


↑それでは時間は?と思ってチケットカウンターに行ったら17:00発の遊覧船の案内が出ていました。180元のようです。夕刻からの出発でこの値段は高いと思うのですが、軽食込みの値段なのでしょうか?

もっと早い時間の遊覧船が無いのかと思って遊覧船のサイトを眺めたら、2/17から11:00, 14:00, 17:00の3つが就航しそうです。暇なときに14:00のに乗ってみたいと感じました。
http://www.szyos.com/show.aspx?id=56&cid=58


さて、この情報を確認した後地下鉄で海上世界まで戻りましたが、蛇口港駅と海上世界駅の構内の壁画がようやく設置されていましたのでこの話題を紹介して今日は終わりにします。


↑蛇口港駅の方は蛇口埠頭周辺の深セン湾が描かれていました。が、何か実際の光景と違い過ぎて違和感を覚えます。


↑海上世界駅の壁画の方は明華輪が描かれていてこちらは大納得です。この壁画、セラミックの上に描いた絵の具を焼いたものと思いますが、なかなか綺麗で豪華さもあって良い壁画と思いました。

深セン鵬城③

2011-02-11 21:21:41 | 深セン情報

今日から気温が下がってきています。今このブログを書き込んでいる間も寒さが増していますね。こんな中、今日の深セン日報で昨日深セン南山医院でH1N1の初めての死者が出たとの報道が大きくなされていました。いよいよ深セン~香港で大流行となるかもしれません。要注意です。(私は一応インフルエンザの予防接種を受けていますが。)

今日は深セン鵬城の話題から始めます。今日でこのシリーズは最後です。


↑昨日紹介した役所の跡地から西方向へ歩いて行くと生活の匂いが漂ってきます。そう、ここは文化遺跡でありながら今でも市民が生活しているのです。この通りを歩いている最中もあちこちから麻雀の音が聞こえてきましたし、地元の子供達が戯れる姿も目撃しています。


↑遠くに南門が見える南街に到達しました。この通りが南北に走るメイン通りであるので、道幅が一番広くなっています。


↑更に西へ行くと個人の住宅がたくさん連なっていて結構たくさんの人が居住している様子がわかります。この大鵬所城ですが、2001年6月に全国重点文物保護単位に認定されました。


↑途中廟のような建物もあって趣きがありますね。大鵬所城は2003年には国家建設部と国家文物局から「中国歴史文化名村」との称号をもらったようです。


↑ふと脇に目をやると中国華南地区らしい路地が広がっていました。こういう路地に私は惹かれます。


↑西の端から一般道に出て鵬城の街の様子を眺めてみました。今は城壁は一部分しか残っていませんが、昔はこの近辺全てが城壁で囲われていたのでしょうね。南の国の青空とこの歴史ある街のくすんだ城壁が非常にマッチしていて興味深かったです。

深セン八景の一番目に列挙されることの多い大鵬所城、深センが鵬城と呼ばれる由来となっている場所に、日本に完全帰国するまでには一度は訪問したいと思っていましたので、遠い場所ではありましたが貴重なミニ旅行を敢行することが出来ました。ちなみに、帰りはまたバスでも良かったのですが、帰りもバスの中で渋滞にはまるのは嫌でしたので、ケンタッキーのあった場所までまたバイクタクシーで戻り、そこに運よく通りがかった赤タクシーを拾って羅湖金光華広場まで戻りました。高速料金も含めて135元程度でした。

最後に、深セン八景のうち私がまだ足を運んだことのない残る場所は、羊台山、中英街です。しかし前者は色々なブログを見るとさほど面白い場所ではなく、後者は外国人は入れなかったと思いますので、深セン八景制覇は鵬城訪問で終わりにしたいと思っています。