↑九龍湾国際展覧中心は結構色々なアーティストのコンサートが開催されている場所なのですが、中に入ってコンサートホールを眺めたら、普通の折り畳み椅子が並べられているだけで、如何にも会議ホールにてコンサートといった感じでした。前の席と椅子の高さは同じなので、ステージも見にくかったです。コンサートホールとしては今一つでした。
↑私達が見たコンサートは黄韻玲さんの「春暖花開」コンサートです。彼女は歌手としては意外に知られていないのですが、彼女の作った曲は結構色々な歌手に提供されているらしく、コンサートの中でもそのことが紹介されて何曲か提供した曲を自ら歌っていました。すると私も含めて皆が知っている曲が多く、観客も一緒になって歌っていました。中華系のアーティストのコンサートを華南地区で見ると、こうやって皆が合唱することが多々あるので嬉しく思います。皆歌詞を知っているんですよね。歌いやすい曲が多くて日本ではあまり見られない光景です。
黄韻玲さんは台湾の方で、コンサートのMCを広東語でされてしまうのでは?と心配しましたが、通して北京語でした。話している内容が全て理解できたので嬉しかったです。彼女の発音は非常に聞き取りやすかったです。
↑コンサートの最後の方に、友情出演という形で飛び入り参加された歌手がいました。その歌手の名は「楊千樺さん」です。彼女は香港では大大・・・大人気の歌手で、彼女が出て1曲を披露すると皆大喝采でした。彼女が歌った曲もおそらく黄韻玲さんの曲だったと思います。
これにてコンサートの紹介を終了しますが、香港や澳門のコンサートって、有名芸能人のコンサートであっても比較的席を取りやすいですし、コンサートも何か心温まるものが多くて楽しいです。台湾、香港系の歌手の曲はロック過ぎず、ポップ過ぎず、私好みの曲調のものが多くてホッとします。今通勤の車の中で聞いている曲も、梁静茄の初期のアルバムなんか本当に懐かしいバラードポップといった感じでとても心和みます。
明日はいよいよ香港旅行、そして駐在した華南地区を離れた最後の日の午前の様子をアップします。最後の日のことは未だに覚えていますので、思い出すと少し寂しくなります・・・。