「ビストロ・エトワ」でワイン会を催しました。
テーマは「地中海の料理とワインを巡って」。
南仏ラングドック~プロヴァンス、そしてイタリア・リグーリア州のワインをセレクト。
前もってワインリストをシェフに渡して、ワインとイメージを合わせてもらい、特別に料理を作っていただきました。
乾杯したのは「シャンドン・スプリッツ」。CHANDON GARDEN SPRITZ (ロゼ) 750ml (wineya.com)
このスパークリングワインはオーストラリア産ですが、オレンジをハーブに漬け込み風味付けしたものをロゼスパークリングと一緒に醸したもので、見た目の美しさそのままに、味わいもフルーティで、ヴィターな余韻がまた素晴らしいものでした。ロックアイスを加えて楽しみます。南欧っぽくていいでしょ♪
旬菜ヤングコーン
次に味わったのはプロヴァンス白ワインの銘酒「カシー」というもの。プロヴァンスでは最初にAOCを獲得したくらいですから品質も上々。
ニース風サラダ
こちらはリグーリア州の伝統品種「ピガート」を使った白ワイン。リグーリアは海岸線に沿った細長い州で、山岳と丘陵地帯が大半を占めます。そのため葡萄畑は海からの潮風を受け、ワインにも潮の風味ミネラルが豊かに感じられます。そのせいもあって魚介料理との相性は見事です。
マサバのエスカベッシュ、グルヌイユのソテー
エトワさんのスペシャリテ「グルヌイユ」♪
マハタのポワレ、ブイヤベース仕立て
ラングドックの「マス・デ・デュマ・ガサック」を味わいました。こちらはラングドックでは知られた銘酒で、赤だけでなく白がまた素晴らしい味わい。
地中海料理といえばプロヴァンスの「ロゼワイン」は外せませんね。
魚介を多く使った料理「ブイヤベース」との相性は最高です。
仏産うずらのファルシー、トリュフの香り
最後にデザートとグラッパを合わせて〆ました。
このように料理とワインの産地を合わせてペアリングするのも一興です。
今回のように産地について深く考察してみると、本当に現地に行って食べてるような気がするから不思議。コロナ禍で永らく海外旅行できませんでしたが、今後リアルに行きたくなってしまいました。それと今回はワインの調達がなかなか大変でした。長引いたコロナ禍やウクライナ戦争が影響して、世界中で物流が滞っているらしく、ありとあらゆるモノの流通が混乱をきたしているようです。物価も高騰しているし..