店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

徒然

2020-08-29 15:56:01 | 徒然

お盆を過ぎれば、例年ならば、気温も下がって涼しくなるが、今年は異常な暑さが続いています。おまけに雨がまったく降らないので、毎日、水を満タンにしたポリタンク数本を菜園に運んで野菜の根元に撒いています。雑草処理がし易いのは助かるが、肝心の野菜も枯れそうです。

この日はワインではなく、新規取り扱いのオリーブオイルを試飲♪

なんて鮮烈な瑞々しさを湛えた風味でしょう!

美味しいオイルがあれば、フランスパンと塩だけでワインのアテになります。

https://wineya.com/SHOP/8423397142061.html

ユニクロから新しいマスクが発売になりました。

今度のは幾分か呼吸が楽になった気がします。でもマスク無しの自然さには及びません。

マスクなしで外出できる日が待ち遠しいですね。

家ごはん、家飲み文化の花が咲いています。

大勢でわいわい騒ぎながら飲み食いできた頃がなんか遠い昔のように感じます。

自動車保険の更新がきたので、見守るクルマの保険に切り替えました。

安心してクルマに乗れるのはいいのですが、行動が筒抜けで、四六時中監視されているようです(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吟風

2020-08-20 18:14:33 | ワイン日記

 

北の大地で育まれる酒米が人気です。酒米といえば日本酒の原料であり、仕上がりの核を成す最重要な存在だが、昨今、全国各地の酒蔵の注目を集めているのが北海道の酒米なのです。
筆頭は2000年に登場し、北海道ブランドの名を世に知らしめた「吟風」。心白(米の中にあるでんぷん質の塊)の発現率が高く、濃厚で芳醇な味わいが持ち味です。
これは北海道の生産者とJA、ホクレンが連携して生み出した傑作※、長きにわたり、品種開発から栽培技術の強化、品質の向上に加え、銘柄それぞれに適した地域での計画的な作付けなどに取り組んできました。その結果、安定した生産量を維持し、全国の酒蔵に供給できるようになったそうです。
そんな酒米に惚れ込み、酒を仕込んでいるのが茨城県筑西市の来福酒造。この純米吟醸は、50%まで精白した吟風と向日葵(ひまわり)の花酵母で醸したという、恐らく世界でも唯一の組み合わせ。
甘く鮮烈な吟醸香が迎え、その舌触りは驚くほど柔らかで、甘い旨みがするすると喉を滑り降りていきます。生原酒らしい濃い旨みがありながらも、良くキレる酸も内包していて、余韻には少しの甘みを残しながらスッとキレていきます。ぜひ一度お試しくださいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スキアーヴァ

2020-08-17 10:23:35 | ワイン日記

北イタリア、チロル地方のトレンティーノ・アルト・アディジェはヨーロッパ中部にある、オーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈東部の地域。主にそこで栽培されている赤ワイン用の地葡萄品種にはテロルデゴやラグレイン、そして今回味わった「スキアーヴァ」という、普段あまり聞きなれない品種があります。味わいはどれもピノ・ノワール的で、ブラインドで飲んだらほぼほぼピノ・ノワールって答えてしまう様な、繊細な果実味を持ったチャーミングなタンニンが楽しめます。

もともと冷涼な産地の葡萄なのでフェノール類は少なく、普段の食事と合わせて楽しむライトタイプの赤ワインと言えますが、最近の温暖化の影響で熟成も楽しめるミディアムボディに変化してきました。ギルランという優れた造り手によるスキアーヴァはそうした長く楽しめる赤ワインで、ギルランの所有する畑の中でも最も最良とされる単一畑のブドウを使用しています。 樹齢80年~120年の古木で、除草剤不使用、灌漑もしていません。オーク樽で9ヶ月の熟成を経て瓶詰されます。

ピノ・ノワール的な繊細な酸とタンニンを持っているので、軽い味付けの肉料理やチーズ料理、バターを使ったソースで味付けした野菜とか魚料理にもぴったりと合って楽しませてくれます。

https://wineya.com/SHOP/8007813430576.html

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラスチック問題

2020-08-10 17:30:35 | 徒然

巷ではプラスチック製の買い物袋が有料化になりました。

マイバッグを持ち歩かないと、買い物の度に、袋代を取られてしまうので、仕方なくマイバッグを持ち歩くようにしていますが、いつも忘れていてばかり。

廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があり、これはこれで良い取り組みだと思います。海についての取り組みは途に就いたばかりですが、今後の成果が期待されます。

海についての環境保護は新たに一歩踏み出しましたが、「陸」について、まだ問題視されていない事のひとつに「農業分野から排出されるプラスチック」があります。

上の画像は私の菜園から集めたプラスチックの切れ端です。

私の菜園ではこうしたプラスチック製の農業資材は一切使用していませんが、周囲の慣行農法の畑から風に飛ばされやってきます。

ちょっと見回るだけでこうしてカゴ一杯のゴミが集まります。長時間放っておくと、陽光や風雨に晒された挙句、更に細かく破断して土壌に混ざってしまうので、見つけたら取り除くようにしています。

しかしこうしたゴミは限りなく集まります。微生物への悪影響は計り知れません。

現代農業を維持していくには欠かせない資材がプラスチックです。これがないと生産量が激減してしまいます。

しかし私の菜園ではこれなしでも問題なく収穫できています。多少収穫が増えても、こうしたプラスチック資材の後処理を考えたら、とても使う気になれません。

ことしの夏野菜は高値傾向で推移していますね。

異常気象のせいで、思ったような成長が見込めず、まともに収穫ができません。胡瓜の苗はほぼ大半が枯れてしまいました。梅雨の長雨が終わったと思ったら、雨が一滴も降らない渇水状態です。バランス最悪(笑)。

それでも梅雨の時季に育ったリーフレタス類は素晴らしく育ってくれました。

秋になったら採れる人参も今のところスクスク育ってくれています。

お天道様の様子を伺いながら、秋冬野菜の仕込みはこれから。

難しいけど、それだから結構面白いのです。

農業資材に石油製品は極力使いません。

資材も労力もすべて人力がこの菜園の唯一のポリシー。

鎌は大事な道具のひとつ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルーチェ

2020-08-10 17:17:13 | ワイン日記

ルーチェの2017年産が25周年記念ボトルで登場しました。

このワインの1stヴィンテージは1993年、

ボトルに書かれているのは、創業者ヴィットリオ・フレスコバルディ氏の言葉『畑、日々の仕事、大地、太陽、そして時や四季が奏でる歌声。そのすべてが刻まれた記憶がこのワインに詰まっている』。

私のお店のオープンが、ちょうどこのワインがリリースされた頃と重なりますから、ワインに傾ける情熱に対して、同じ時間を歩んできました。

思い出深いワインです。

1993年ヴィンテージは遠い昔に既に飲み干してしまいました。残念、何本か取っておくんでした(笑)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする