県では23日に緊急事態宣言を解除しました。
たまたまその日は祭日の定休日で、昼飲みの予約を入れていました。
午後のまだ明るい時間から、馴染みのお店で静かにワインと料理をいただきました。
はじめに、ブルゴーニュの白ワイン「ペルナン・ベルジュレス」、それにアルゼンチンのシャルドネ「マイケ」を飲み比べつつ、料理と合わせました。新たなワイン産地として期待が高まる、アルゼンチン・パタゴニア地方のテロワールが表現された面白い1本でした。
次に合わせたのは、こちらもパタゴニア地方の赤ワイン「チャクラ」。
それと優れた造り手(クリストフ・シュヴォー)によるプルゴーニュの「ヴォーヌ・ロマネ」です。
さすがにブルゴーニュの銘醸ワインだけあって、緻密かつ、哲学的な風味、大地と深い森の「陰」の雰囲気が存分。
対してパタゴニアのピノ・ノワールは明るく開放的で「陽」のワインです。華やかな果実味が美味しい。さすがサッシカイアが手掛けるだけあります。
そして最後の飲み比べは、オーストラリアの変態ネッビオーロ「デントン」と、ブルーノ・ジャコーザによるピエモンテの銘酒「ネッビオーロ・ダルバ」です。
どちらも表現力に秀でた秀逸なワインですが、デントンが早飲みOKなのに対して、ジャコーザはまだ先がある感じです。
ごちそうさまでした。