店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

徒然~海

2022-12-23 11:44:24 | 忘備録

2009年の上映から13年振りとなるアバターの続編を観てきました。

アバター2は更なる続編への布石と思われますが、これはこれで相変わらず目が離せない展開です。

今回は海が舞台の中心。どことなく地球の南方の島々の営みを匂わせます。

 

以前、もうかなり前、海が舞台の中心となるSF映画に「アビス」というものがありました。

地球人と異星人のファーストコンタクトがテーマ。

シャンパンにも同じ名を冠するものがあるんです。

シャンパーニュにとって最も優れた熟成環境とは?それこそが「アビス」の始まりでした。理論的には温度が 15度以下で安定しており、充分な湿度がある事。過度な振動や日照が無い。ガスが抜けることなく、過度に圧力が加わる事の無い状態。これこそがシャンパーニュにとってストレスフリーな状態であると言えそうです。造り手の地下セラーはそのほとんどを実現していますが、唯一ガス圧だけはどうしようもないと考えられていた訳です。しかし、海中 60m ではボトル内の外に向かうガス圧と水圧がバランスし、均衡するので、それさえもクリアされるのです。もう 1 つ、奇才エルヴェ・ジェスタンが考えた事が土壌の特殊性でした。シャンパーニュの中でも白亜質石灰岩が強い畑を選びアビスのベースワインを造ります。この土壌は海の微生物の死骸(コッコリス)と牡蠣の貝殻を起源とする方解石結晶粒からなっており、矢石類(古代軟体動物の甲羅)の化石が含まれていることが特徴。海の土壌から生まれたワインを海の中で熟成させることはワインの精神的なストレスさえも減らす事になると考えたのだそう。

2021年9月から10ヶ月間ブルターニュの海底で熟成させたものです。たった10ヵ月ですが、ボトルはかなり経年変化しています。コルクを押さえている針金が腐食していますね。

新年会で味わう予定♪

どんな味わいでしょう楽しみ~

     +     +     +

迷い犬が飛び込んできました!

このご時世に珍しい事。

どこかで大事に飼われていた様子だが、手入れが行き届かず、毛並みはボサボサで毛玉が出来ている始末。

しかし、性格は温厚でとても人懐こい。

元の飼い主を探しています。

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たかがオイル、されどオリーブオイル

2022-12-15 15:25:14 | ワイン日記

オイルに拘ってます。

最近の気候変動だったり戦争による混乱で、農産物の生産、加工そして流通が混乱を来しているようです。

毎年楽しみにしている「初搾りオリーブオイル」。今頃になると航空便で届くんですが、今年は注文すら受け付けてくれませんでした。生産はしているようですが、物流費が高騰していて、代わりの船便で数か月後に届くとのこと。それじゃ初搾りの意味がないし(笑)。

気を取り直して、普通に流通しているオリーブオイルの上物を取り寄せてみました。

とりあえず、味をみないと語れません。

焼きたてのパンに浸して食してみると...

ボーノ!

次に馴染みの江戸前寿司と合わせると...

ボーノ、ボーノ!!加えてブラーヴォ♪

江戸前寿司は素の生魚を扱うのではなく、醤油で漬けたり、昆布で締めたりと職人が一手間加えたおすしで、保存性も高め、魚本来の旨味を引き出す、江戸時代より続く伝統技法「漬け」で握ります。

そのため、小皿に醤油を差して食べる必要がありません。そのままストレートに食します。

私はネタの上に数滴オイルを垂らして食べるのが好きで、純粋な江戸前でなくても、小皿の醤油にオイルを加えて食べるのを良しとしています。

上質なオリーブオイルが持つハーブや柑橘を思わせる香りが、ネタの旨味と絶妙にマッチ。

日本酒は言わずもがな、アルザスの白ワイン、リグーリアの潮の香りを感じさせるピガート種のワイン、バスク地方の白、海のワインと云われるアルバリーニョ種の白等と合わせると舌が痺れるほど感動します。

はじめて試すオリーブオイル。

口福な時間が約束されます。

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旬の頃

2022-12-09 15:43:58 | ワイン日記

露地ものの野菜に旬があるように、パンにも旬があると思ってます。

気温と湿度の高い季節のパンは芳ばしい香りに欠けるし、食感も張りがなく、繊細な小麦の風味があまり感じられません。

逆に、秋が深まって来ると途端にパンは美味しくなります。

同じレシピで焼いたパンも別物に変身。

あらら、これってこんなに美味しかったっけ!?って自分の腕が上がったと錯覚(笑)。

食欲の季節と相まって、捏ねて焼くそばから消費してしまいます。

春~夏は週に二斤の食パンでも余るんですが、秋~冬になるとさらに一斤が必要になり、ハード系のシンプルなパンも同時に焼いています。

冬野菜の旬たけなわの菜園。

ちりめん白菜は干し桜エビで下味を付けて炒めると最高。

炒める際に必要なのが太白胡麻油です。

仕上がりの芳ばしさが堪りません。

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ダースモール似?

2022-12-04 13:43:26 | 徒然

生後10か月になったアイラ君。

見知らぬ人や動物に敏感に反応するようになり、それが例えTV画面でも、時に唸ったり吠えたりします。

見慣れ、聴き慣れた人や動物だったりするとその限りではなく、大喜びの(嬉ションもしたりして)アクション。

もっと社会性を身に着けないといけませんね。

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